国鉄・JRの台車
貨車台車編(その2)
2-2 TR213系
TR41系台車は左右の側梁を枕梁で結合しているため、側梁が前後動を起こし、高速で蛇行動を起こす欠点がありました。
TR213はこれを解消するため、両側枠をつなぎ梁で結合し、大径心皿を採用し回転抵抗を増加させ、TR41の欠点であった蛇行動を抑え走行性能を改善しています。
台車形式 制輪子 製造
初年主な使用形式 記 事 TR213-1 合成 S42 ホキ2500、トキ25000 TR213-2 鋳鉄 S45 トキ25000 TR213-1を鋳鉄制輪子化 TR213A-1 合成 S48 タキ18810 TR213-1のまくらばね変更 TR213B-1 合成 S50 トキ25000、チキ7000 TR213-1のまくらばね強化 TR213C 合成 S54 ホキ10000 TR213Bのまくらばね、オイルダンパ変更、まくら梁・側枠強化 TR213C-1 合成 H8 TR213D 合成 S55 タム9800 TR213Cのまくらばね、オイルダンパ変更 TR213F 合成 H7 シキ810
TR213-2 トキ25000形式 | TR213B-1 トキ25000形式 |
TR213C ホキ10000形式 |