G I H 会 報 
  No.95    2014年3月15日発行

第102回研究会の報告    第102回研究会は、2月15日(土)岐阜県立図書館研修室1で行った。最初に「岐阜の産業遺産」のパネルづくりについて稲生勝会員より報告していただき、 次に「岐阜の産業遺産」のDVDづくりについて大田博行会員より報告いただいた。今回の参加者は6名であった。 1.「岐阜の産業遺産」のパネル展示について              提案者 稲生 勝 会員 提案事項:パネル展示について提案 目的 @ 一般市民に産業遺産について理解を深めてもらい、関心を持ってもらう。 A 一般市民に産業遺産の保存の意義を理解してもらう。 B 小学生や中学生にも産業遺産に関心を持ってもらい、郷土の歴史や機械の仕組み、技術と社会の連関などの理解につなげてもらう。 時期 7月〜8月 3番目の目的からいって、7月ぐらいが適当と思われる。小学生や中学生の中に産業遺産を自由研究の課題としてもらいたい。 そういう子が一人でも出れば成功。 パネルの内容 高橋提案のとおり。 1枚目 あいさつ、および、産業遺産とはどういうものかの説明。 2枚目から5〜6枚目;写真+説明 高橋提案では、分野ごと。ほかに地域ごとという手もある。 地域ごとにした場合;西濃、岐阜市、中濃、東濃、飛騨か? メリット;小中学生が自由研究でいきやすい。 デメリット:産業遺産の所在に偏りがある。 写真は大きく、きれいなもの⇒写真屋さん?(予算は?) 写真以外は、手作りで。岐阜大教室を借りて。 チラシ(「自由研究おたすけシート」) パネルごとか産業遺産ごとかチラシを置き、「ご自由にお持ちください。自由研究おたすけシート」とする。 チラシの内容は、産業遺産の名称、所在、アクセス、簡単な説明 +岐阜産業遺産調査研究会の紹介。 説明は、パネルの写真に付けた説明と同文でもよいのでは。 スケジュール 2月研究会で、方向性の決定 展示内容は高橋提案で  4月〜6月で作成 まずは、4月19日(土)午後2時から岐阜大学地11教室で作業します。 7月 展示 なお、マスコミにも連絡する。 【質疑討論】 (1)図書館で企画展が長期に出来るので参加してもよい。 (2)八百津や長良川水力発電所の歴史を書く。 (3)小中学生にわかる説明を書くことが大切である。 (4)地域ごとがよい。街おこしにも使ってもらう。地域で展示する。観光センターと共同で。産業遺産にまつわる経済効果を±両面から検討する。 例えば、揖斐川鉄橋が出来て、日本の鉄橋はどう変わったか、など。 (5)宣伝を考える。小学生あたりは7、8月に来る。対象を絞ったらよい。新聞社・小中学校へ案内。企画書を教育委員会へ送る。 広報・咲楽等に載せてもらう。 (6)A4写真を写真屋さんで4枚+説明文+チラシ を作る。 (7)A3で一覧表(岐阜県全体) を作る。 2.「岐阜の産業遺産」のDVDづくりについて              提案者 大田 博行 会員   前回の研究会で確認した産業遺産を中心に、ホームページ等に掲載してあるものをプロジェクターで投映しながら、写真の状況や保存の状況などを 意見交換した。その結果は以下の通りであった。 【意見交換】 (1) 連絡先、移設先等を書く。 (2)絵や写真、文書等も産業遺産と考える。 (3)写真はすべて、より鮮明なものを採用したい。 (4)写真がないものは、いつ撤去されたかを書く。 (5)多治見の根本の連房は明治33年、これ以降多数あるが、第2段階で取り上げたい。 (6)DVDは1枚30分×会員数を作る。
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