G I H 会 報 
  No.101    2015年4月20日発行

第108回研究会の報告    第108回研究会は、2015年2月21日(土)に県図書館研修室1で行いました。最初に、大田さんより産業遺産の写真を デジタル化したDVD映像が紹介されました。次に橋さんから木曽長良背割堤ワークショップ最終回参加報告がありました。 最後に次回研究会とGIH結成20周年に向けて相談しました。その内容の概略は下記をご覧下さい。今回の研究会参加者は4名でした。 1. 産業遺産の写真をデジタル化したDVD映像の紹介        紹介者 大田 博行 会員 DVDに収録する写真のデジタル化が完了しました。DVDで紹介する岐阜の産業遺産は70件程です。 産業遺産はデジタル化した写真だけでなく、産業遺産のシステム・構造が理解し易い説明文を追加しました。 更に一部の産業遺産には動態映像(ビデオ)も追加して作成しました。 紹介されたDVDの映像を見て、デジタル化した産業遺産の写真の下に簡単な説明文を付けられるのは 産業遺産がより理解し易く大変良いのではとの感想がありました。 2.木曽長良背割堤ワークショップ最終回の参加報告            報告者 橋 伊佐夫 会員 (1) 背割堤ワークショップ開催経緯  第1次ワークショップは第1回2012/3/22に開催、吉里排水機など羽島の3排水機の保存展示などを要望した。 第1次ワークショップは10回開催された。第2次ワークショップは第1回2013/11/28開催、第2次ワークショップは2回開催された。 第3次ワークショップは2015/1/23に1回開催。第1次から第3次まで合計13回開催。 (2) ワークショップで話し合われたこと    第2次以前のワークショップ参加の内容概略は、GIH会報で紹介しているので省略し、今回1月23日(金)に 開催された第3次ワークショップの内容を紹介する。今回のワークショップは、3月21日(土)に開催計画の 「桜堤サブセンター開園イベント」について、参加者が楽しめるイベントにする目的で、 花づくり・治水の歴史紹介・その他の展示などで意見交換する会合だった。  今回の参加者は30名ほどで、A・B・C3グループに分かれて話し合った。Aグループは花壇デザイン・花壇への 花植えなど「花づくり」について、Bグループは羽島市の水害の歴史パネル展など「治水の歴史紹介」について、 Cグループは「その他」グライダー展示などについて、それぞれの考えや意見を出しあった。私はBグループに参加した。 Bグループは8名のメンバーで、治水の歴史展示内容を相談した。相談の結果、一つは治水の歴史的変化が分かる 江戸時代・明治時代・現代の3地図を展示。二点は旧吉里・小藪・桑原3排水機場が存在していた状況を写真で展示。 明治29年の洪水状況を示す水害地図も追加展示。三点はイベントには幼稚園児も参加予定なので川魚も10匹ほど 展示する。などの意見がまとまった。 (3) 桜堤サブセンター開園イベントの紹介  開催日:3月21日(土、祭日)午前10時より  場 所:羽島市桑原町小藪の木曽川右岸堤外(河川敷)  主 催:桜堤サブセンター開園イベント実行委員会  内 容:開園式・花壇づくり・治水の歴史パネル展・グライダー展示・その他 3.次回(第109回)研究会と20周年記念事業の検討  次回の研究会は2015年4月21日(第3土曜日)の予定でしたが、報告内容など決まりませんでした。 またGIH結成20周年となる今年、記念事業として祝賀会を実施してはと言う意見は以前からありましたが、 記念講演と祝賀会を6月に行ってはとの意見があり検討したが決まりませんでした。会場確保のこともあり、 毎年5月に実施している運営委員会を早め、3月に開催し、記念事業の内容や会場などを相談し決めることになりました。 4.2015年度運営委員会について  今年度の運営委員会は2015年3月14日(土)に岐阜大学で行いました。 内容は別紙第109回案内と20回総会・記念事業等について相談しました。 5.次回(第109回)研究会について  次回(第109回)研究会は2015年6月20日(土)にしました。会場は、岐阜市靭屋町38の「空穂屋」です。 内容は別紙第109回案内をご覧下さい。
                       return