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ニッポン放送「 秋元康の自分の時間」
2001.12/17(月)放送PM 9:00〜9:30

(この番組の内容は素晴らしかったですよ〜!)


(外出中で録音出来なかったため、レポート用紙にメモしながら聴いた内容なので正確ではないですが・・)

最初はプロモ映像へのこだわりについてのお話。

G: コンサートの予算をメイキングひとつにかけるわけじゃないですか。
気合が入るというか・・・


A: 普通、3日徹夜って言うとスタッフのチーフからクレームがつくでしょ?
それがやり遂げられるってところが凄い!


G: 降りてきた映像のイメージがはっきりとある訳じゃないですか。
でも出来た映像がイメージと違っても、いいものであれば、それでいいんですけど。


A:映画とか凄く好きでしょ?スプラッター以外なら何でも好きなんですよね?

G: 映像の美しさもそうだけど、ストーリーに引っ掛かるものがあれば・・。
ここ最近観た映画での一番はBROTHERですね。
初めてたけしさんの映画で一番感動したって言うか。
役者さん達のお互いのせりふのやりとりが・・少ないセリフで成り立ってるあたりが、
フランス的だな・・と。でも分かりやすい点も沢山あって用意した上で「どう思う?」って・・。


A: 僕は「キッズ・リターンズ」が一番好き。たけしさんの映画って、
説明しすぎない、でも突き放さない。個人個人がどう思うか?
セリフが少ないと難しいはずなのに上手いよね。
僕が思うにアーティストはわがままでなければいけないと思うんだよね。

(ここでひとつふたつのアーティストこだわりわがままエピソード)
結局は信用出来るスタッフと仕事が出来るか、出来ないかだよね。

G: 僕の場合、かなりわがままだから・・。始まると何も見えなくなるんですよ。
でも、僕の頭の中には映像が見えていて絶対面白くなるって思うから。


A: そう言う意味のカリスマ性あるよね。キレるでしょう?

G: うん。ちょっと・・直さなきゃいけないかな?とか思うんですけど・・
このままでもいいかな?とか。


A: このままでいいんじゃないですか?
それはさ。自分との勝負と言うか結果つまらなかったら、どうしようもないけど。


G:「あいつはキレるけど面白いものを作る」って・・

A: そう言うクリエイティブな所がなかったら辛い。
才能が勝ってるか・・そう言う事じゃないかな。わがままでいいんじゃないの?


G: キレて後悔すること多い・・あばれるから・・。
譜面台投げて「ふざけんな〜」とか始まっちゃって。

A: それがなきゃね。俺はキレたいんだけど、出来ないの。
譜面倒しても、片付けやすいように・・とか考えながらキレると言うか・・。
キレるのにもパワーがいるよね。皆、自分に出来ない事を人に託すんですよ。
マラソンにしても、走ってる姿を観て達成感を味わうみたいに・・。
ピリピリと詰めている姿が美しく見える・・ストイックな自分の世界を築くのは大変だよね。



A: シルバーが似合う男っていいね〜。あれが嫌味じゃない。
シルバーのジャラジャラがマイクに入らないように、
腕から外して、律儀にきちんと並べて・・、それが自然なかんじ。
スターには大きく分けて二通りいるよね。
その時間だけスターを演じる、カメラの前でだけスターな人と・・、
24時間スターの人。
彼の場合、部屋でひとりで居る時もスターなんですよ。


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レポby tulip