一定の強いリズムが、心臓の鼓動に聞こえる by イリヤ |
歌詞分析。。。どうしようかなあと思いつつ。。。歌詞カードを初めて見ました。 ジャケットの写真などをながめつつ、ふっとおもいついたイメージ。。。。 この曲ができたかもしれない時期のことなどを考慮しつつ。。。 みなさんが抽象的な世界を描いているなかで、やたらと異色かも。ちょっとブーイングがでるかも(笑)。 ちゅーさまのカレールーでマイルドにアレンジしてください。 ===================== 死にたいくらいに身体がつらい状況下。裸足のままで踊っているのは、 ベッドのうえの自分。枕元に心拍計。 その光が流れていく方向が、自分の行く先を示しているように見える。 銀色の木々は、医療器具。あるいは点滴バッグを下げているバーか。 熱のためにからだの感覚がうすれていく一方で、とぎすまされていく意識がある。 一瞬、苦痛からのがれるために、からだを捨てることを思い描く。 そして意識だけになった自分を思う。 しかし、そこはもうひとつのハコの中。希望はなかった。その無力感に気づく。 もう一度生きることを考える。 生きることへの執着を歌ってることになりますか? 曲全体を流れる一定の強いリズムが、心臓の鼓動のように聞こえる。 ここではそれは真紅の月。最後にその音がふっと消えるのは、 祈りが通じてハコ(躰)に戻ることができたせいなのか。 |