■NHK紅白にモノ申ーす!■ by Gackt 女性自身 2001.1/22号より抜粋 辞退をするのは嫌だったから、やってみて、 いい意味で壊せるものを壊したいと思ったし、NHK側に無理を言って、 自分のステージをこんな風にやりたいって言って、主張して呑んでもらったんだよね。 スクリーンやステージの作り方とか。 そういうのを若いアーティストもどんどん言っていいんじゃないかと思う。 一番印象に残ったのは、お客さんだね。 会場全てが年配者だっていうのにはビックリしたね。 もっと色んな世代の人がいてもいいのになぁって思ったよ。 2階の片隅にいる10代のコたちが、立って踊りたいのに周りの目を気にして、 モジモジしてるって感じに見えた。 紅白って、テレビが放送するエンタテイメントのトップだと思う。 日本って、アジアを代表する国でしょう?トップを走って。 この番組って、世界中に流れるわけじゃない。 他のアジア諸国は日本を目指してる。 古いものが悪いっていうんじゃないけど、 今の日本を象徴する古いものと新しいものの共存をうまくやっていかないと。 それをしなきゃ若いアーティストがどんどん出なくなる危険があると思う。 ただの年末を締めくくる行事だけじゃなくて、 自分たちがアジアのトップを走る日本という国でやってる 自覚がないと危険だと思うよ。 問題を感じたのは、出演者に緊張感が足りないような気がしたこと。 「紅白だから」ってかんじでね。出演者にそう思われたらダメだと思うよ。 北島さんとか、凄いパワーあるんだよね。 自分がここにいる責任感を感じるし、引っ張っていこうとする力を感じる。 それに伴う人っていなきゃいけないはずなのに、少ない気がした。 僕らが本当に持っている実力を見せてほしかったね。 ------------------------------------------------------------------ 〜Gacktメッセージ〜 夢は見るものじゃない 夢はかなえるもの とにかく走れるところまで 走るっ 神威楽斗 |