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何ちゃって対談DJ篇★パート2

「いつかGacktさんと対談したい!」などと言う大げさな夢を描くのが好きな tulip。
いきなりですが、勝手に妄想を膨らませて
”何ちゃって対談DJ篇”を作ってしまいました。

tulipシネマハウス  ゲスト Gacktさん

今回の映画は「あなたに降る夢」です。

tulip■ こんばんわ。tulipシネマハウスの時間です。
さて、今晩もやってきました。2回目の登場、Gacktさんです!

Gackt■ ハロ〜。

tulip■ あ、今回の登場はシンプルでしたね?あ、これは「ガンダムキャラの物まねですね?

Gackt■ チューちゃん、研究してるね。(笑)

tulip■そりゃそうですよ。Gacktさんが思ってる以上に研究してますよ?
では、最初の曲は、GacktでPapa lapped a pap lopped



tulip■ はい。今晩のtulipシネマハウス、ゲストは、豹柄のふんどしもお似合いのGacktさんです!

Gackt■ いきなり、そう来る?(笑)・・今日もよろしくね。前回の企画、面白かったよ。
久しぶりのラジオドラマ、僕のハートをわし掴みってかんじ。

tulip■ 大好評でしたからね。(笑)見てくださいよ〜。Gacktさん。
ゲストにGacktさんが来ることを予告したら・・・この手紙の山!

Gackt■ モリモリ・・。ありがたいよね。・・みんな、ありがとう。

tulip■今回、リスナーの皆さんに「Gacktさんに語ってほしいシネマ」
と言うことで募集したのですが。Gacktさん、選んでください。


Gackt■ ん。・・・え〜、じゃ、これにしようかな。・・ハガキ読みます。・・東京都のこここちゃん
「Gacktさんは宝くじには興味ありますか?私が以前観て感動した
「あなたに降る夢」て映画、ご覧になりました?
もし観てたら感想を聴かせてください。PS:愛してます」
・・え〜・・。こここちゃん、僕も愛してるよ。(エコー入り、低く太く渋めの声で)

(ここで、ゴソゴソと物音が)

Gackt■ チューちゃん!僕がいい感じでハガキ読んでるとき、何やってんの?

tulip■あ、すみません。リスナーの子からのプレゼントがいっぱい届いてて、
とりあえずその中からGacktさんの常備飲料を出そうかと・・。はい、どうぞ、ゆんちゃんからです。

Gackt■ (笑)ちゃんと本番前に準備はしておくように。・・でも、ありがとう。ゆずポンね。馬路村の。
(さっそく、キュキュキュっと飲み始める)ゆんちゃん、ありがとう。


tulip■ うわ〜。噂ではよく聞いてましたけど、本当にキュキュっと飲んじゃうんですね?美味しそうに!

Gackt■ チューちゃんも飲む?

tulip■ はい。
(勢いよく飲み始める)

tulip■  ・・・・・・・(絶句状態)

Gackt■ どうした?大丈夫?・・涙目になってるよ?

tulip■ あ、すみません。ちょ、ちょっと頭の中で”Gacktさんと間接キスだ〜”とか盛りあがって、
勢いよく飲んじゃったんですけど、これ、死にます。リスナーの皆さん、真似しないでください。

Gackt■ そんな事ないって。体にいいんだから。飲めるって。
・・・あとさ。別に間接キスじゃなくて、フレンテ・ケスくらい、いくらでも、してあげるよ?

tulip■ フレンテ・ケスですか?久しぶりに聴きましたね〜。嬉しいです。
私、Gacktさんの影響で馬路村のゆずポン、納豆でいつも頂いてるんですけど。
・・・ジュース感覚では、酸っぱすぎました。

Gackt■ そっかな〜。でも、よく飲んだよね。・・チューちゃん泣かせちゃって、ごめんね。
でもさ、これだけで終わちゃっていいの?本題は?


tulip■ あ、すみません。tulipシネマハウスへ、ようこそ,Gacktさん。
「あなたに降る夢」のお話してたんですよね?お願いします。


Gackt■ あのさ。この映画、おとぎ話みたいなんだけど実話なんだよね。
昼食に入ったレストランでチップを渡そうとするんだけど小銭がなくて・・、
宝くじが当たったら山分けにしようとウェイトレスに約束して・・、
その宝くじがその夜、当ちゃって・・。いくらだったかな?


tulip■ 400万ドル!ウェイトレスの子、えっと・・・
そうそうブリジッド・フォンダに200万ドル、ポンとあげちゃうんですよね。


Gackt■ そう!・・・いいよね。あの映画を見ていると、
自分が恥ずかしくなってくるんだよね。あまりにも、実直に生きる主人公の輝きがまぶしくて…。


tulip■ まぶしかったですよね。素朴な警察官にニコラス・ケイジ。
ウェイトレスはブリジッド・フォンダ。・・Gacktさんの大好きな役者が揃いました!


Gackt■ いいよね。この二人。大好きだよ。・・この二人のコーナーあります。

tulip■ あ!役者別に揃えてるGacktさんDVDコレクションですね?!

Gackt■ そう。ブリジッド・フォンダはメグ・ライアンの次に好きだからね。
・・で、この『あなたに降る夢』っていう日本語タイトルも凄くいいと思ったんだよね。
この”あなた”は主人公の周りに関わる全ての人たちのことで、みんなに夢を降らせているんじゃないかって。
・・・・でもね。そうしたのは、結局は意志の力だって気がするの。
何かを選択するのだって意志でしょう。人を引き付けるのも、輝かせる意志の力だと思うんだよね。
周りの人がどれだけ持ち上げても、そこに意志がなければ単なる人形でしかない訳でしょう。
だから・・・、人ひとりが生きるってことは、物語として凄く面白いと思うんだよね。

tulip■ そうですよね。選択・・って「意志の力ですよね」。
小さい頃から培ってきた価値観、その人の本質が出てきますよね?

Gackt■ いいこと言うね。・・特にお金がからむと出てくるみたいだね、本質。
・・高校のときだったんだけどね、宝くじがあたった友達がいたんだよ。
で・・そのいきさつが面白くてね。当たった友達は、別の宝くじ好きの友人に誘われて、
ついでに買っただけだったんだよ。でも、彼が当たった。そうしたら、2人の間で争いが起きたのね。
『お前があたったのは、俺が誘ったおかげだから半分よこせ』って。
もちろん当たった本人はそれを拒否して、そこで2人は絶縁になったわけ。
次に家族の間でお金の取り合いになったらしいの。
親が『今まであなたにいくらお金をかけたと思っているの』って言い出して。
そこで彼は、自分を育てるのにかかったお金を算出して(笑)、それを渡して親子の縁を切ったんだって。
・・・怖いよね。
 

tulip■ 怖いって言うか・・・哀しいお話ですよね。
そう言えば、この映画の中でも金の亡者いましたよね?警官の奥さん。

Gackt■ あ〜・・奥さんって、マシンガントークの・・。苦手なタイプ〜。

tulip■ 温厚で無欲なニコラス警官の奥さんが金の亡者ってところがまた面白かったですよ。
でも、私、あの女優さん好きですよ。ロージー・ペレスって言うんですけど。
私の大好きな「忘れられない人」って言う映画でも味のあるキャラなんです。

Gackt■ そうなんだ。・・・何かさ。・・たくさんのハプニングや山や谷があって、
人生というのはそれだけ大きく高貴な物語だって…思うよ。
自分の人生を純粋に見ればさ、きっと本や映画以上に感動できると思うよ。
面白い事がたくさん詰まってるからさ。・・・ちょっと語ちゃったね。いいよ。チューちゃん、面白いよ、今日は!
・・・喉がかわいちゃった。


tulip■ ゆずポンとミネラルウォーター、どっちいきますか?

Gackt■ ゆずポンにしたいところだけど、水にするよ。チューちゃん、ゆずポン飲んで。

tulip■ あ、Gacktさん、今の目、ちょっとサディスティックでしたよ。

Gackt■ そう?僕の中には、サドとマゾが共存してるからね。

tulip■ 1か100ですね?

Gackt■ (笑)ちょっと言葉の使い方、違うかも。

tulip■ 天使Gacktさんと悪魔Gacktさんですね?
・・で、Gacktさんは400万ドル当たったら、何に使いますか?

Gackt■ チューちゃんは?

tulip■ きれい事・・って言われるかもしれませんが、まず半分は親にあげちゃいます。
あとは、この映画のような使い方すると思うんですよ。
あぶく銭は、自分のために使うべきじゃない、って言うのが私の”意志、選択”ですね。

Gackt■ へぇ。

tulip■ よく福引とか当たる方なんですけど、全部、周りの人に今までもあげてました。
えっと・・ミッキーマウス目覚まし時計、CDラジカセ、カラーゲームボーイ。
全部、プレゼント。北野武さんが言ってましたよね。小運は周りに配る。大運だけ掴む・・。

Gackt■ そっか。チューちゃんは大運、狙いか。

tulip■ そうですよ。大運つかみました。私的にはこうしてGacktさんと話してる事自体が大運なんですよ。

Gackt■ ゲームボーイの小運を配ったおかげ?

tulip■ そうです!・・リスナーの皆さんも小運は配って、大運をつかみましょう。
・・で、Gacktさんは400万ドル当たったら、何に使います?


Gackt■ 400万ドルじゃ、何も出来ないからな。とりあえず映画貯金かな。

tulip■ わ〜、観たいですよ。Gacktさんの映画。あの・・チョイ役でいいので、
映画の端っこに出演させてください。演技の勉強、頑張りますから。


Gackt■ チューちゃんか。何やらせようかな。・・・脱げる?

tulip■ 何でも言ってくださいよ。何でもやりますから(笑)。
・・・Gacktさん、また是非是非、遊びに来てください。最後に恒例のGacktジプシーで、締めていただけますか?


Gackt■ え?また、いきなりだな〜。・・・・・いきます。
「あなたに降る大運・・・明日かも」
・・・最後の曲は、Gacktでdears。今日は、ありがとう。