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第 8回 2002.5/20
25:00〜27:00
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−5−

いっそこのまま、しゃべりつづけてみようか。。。ヘバ!へば!へば!。。。
Gacktのオールナイトニッポンcom。

ケミストリーの二人。お疲れさま。
え〜、これは誰かな。奈良県、えりちゃん。

「わたしの一番思い出深いキスは、車の窓越しにしたキスです。
別れが淋しくて、思わずしてしまいました。そのときはすごくよかったけど、
後日、窓に自分の口紅のあとがあり、恥ずかしさより空しさがありました。
以後、グロス利用になりました」


確かにね、この窓越しのキスってね、あの、映画の中でこう、
たまに、たま〜にむかしのね、古い映画で、出るんだよね。すごくいい感じ。
ぼくもね、いまはもうさすがにね、こういう思い出ってなかなかないんだけど。
むか〜しね。。。。
むか〜しあったね。ぼく新幹線だったんだけど。

新幹線に乗ってね、まあ、行かなきゃいけないときに、
違うな、彼女が行かなきゃいけないときだったのかな、こう、彼女がすわってて、
ぼくずうっと見てて、でもあの、新幹線ってさ、こう、タイミング逃すじゃない?

あの、なんていうの、プルルルルルって鳴ったときに、ずっとドアのところに立ってる人と、
そうじゃなくてスタスタ中に入ってシートに座る人っているじゃない?
そのときはね、あの、じゃあもう行かなきゃって言って、
彼女、ああじゃあってすたすた入っちゃったんだよね。


けど、
新幹線出ないんだよ。で、ちょうどぼくもホームに立ってて、
そのホーム側の席だったんだよね。で、窓寄りの方でね。
で、ずっと、
なんか妙に恥ずかしいだよね。声も聞こえないし。
で、なんかこう、こう。。。右に左に頭を傾けてるときに、窓の向こうからさ、
手を「こっちにきて」みたいな感じで手をおいでおいでするわけ。

で、なにをいってるかわかんないから、顔を近づけて、「なに?なに?」っていうと、
すうっと窓にキスしようとしてる顔を見て、出来るわけないじゃない?
なのに、思わずキスしてるんだよね、窓に向かって。
でもね
それがすごいね、切なくって。
普通にキスするよりも全然せつないなあっていうのを、
そのときね。。思ったね。。。キスした瞬間、そのあとはね、直後か、
その直後はめちゃくちゃ恥ずかしかったんだよ。

まわりにも、まあ、いっぱい見てたっていうのもあったし、
あのキスしたあとに、なんか妙にまた照れくさくなっちゃって。
でも、なんかこう、なんていったらいいかな、
つながってるなあっていうのを感じた瞬間だったんだよね。。。
遠距離恋愛やってる人たちね?一度窓越しのキス
、これね。。いいよ?
うん。。。あの。。。。
するべきだと思うね?これはね、遠距離恋愛してるひと。。。が、
与えられた特権みたいなものだと思う
なあ。
ちょっとトライしてみてほしいなあ、気持ちがこう、昂ぶったときには。



次。広島県福山市きみこちゃん。

「え〜、わたしは。。。ないです。いや、ほんとにチュウなんてもってのほかです。
異性と手をつないだことも、遠足くらいで。味とかってあるんですか?
チュウするときは、息止めるんですか?教えてください。お願いします」

きみこちゃんの声が聞いてみたい。


うん。。。あのね。。。ぼくね、
ファーストキス早かったのね。

K:はい、もしもし。

G:ヨブセヨ。こんばんは。は〜い。

K:緊張します。

G:ごめん、間違えた!

K:はい、大丈夫です!

G:きみこちゃん、元気?きみこちゃんは。。。
キッチュはしたことないわけだ。そうか。手をつないだことは。

K:遠足。。。くらいで。

G:なるほどね。でも、別にね、キスに限ったことじゃなくてさ、
こう隣にいる自分の好きな人と手がなにげに触れてる感触とかって気持ちいいんだよね。

K:は、そうなんですか。

G:そんなことないかな。そうか、気持ちいいんだよ、すごく。
なんかこう、
小指と小指が少し触れてる。。。天使の距離だ。。
いいなあ。。。こういう思いをね、大人になっていくとね、忘れる人多いんだよ、ほんとに。
おもむろにね、クラブに行けば女の子がいると思う人もいるしね。だめ!
あの。。こういう純粋な気持ち、いまね、きみこちゃんが持ってるような純粋な気持ちをね、
ずっとなくしちゃいけないんだよ、いつまでたっても。
キスしたことないんだよね?したいと思う?

K:ちょっと。

G:ああ。。。ちょっとね。。。なるほどね。。。うん。。。。緊張するかなあ。。。

K:はい。もう電話とか、かかってくると思ってなかったんで。

G:ああ。そうじゃなくて、キスする人と。

K:うふふ。。。一応、たぶん。

G:そうか、なるほどね。。。まあね、ぼくもね、ぼくね、
一番最初にしたキスはね、緊張全然してなかったんだよなあ。
ぼく
初めて好きだと思った相手にキスしたのはね、6歳?5歳か6歳のときだったのね。
すーごいきれいな女の人でね、先生だったんだけど、なんてきれいな人なんだろうなあ、
キスしたいなあってずっと思ってて。で、ちゅってしたときに、
キスっていいなああああって思ってたんだよね。

K:いいですね。

G:いいんだよ。。でもね、その当時ぼく6歳でしょ。その先生はね、24くらいでしょ。
かなわぬ恋なんだよね。。。どうがんばっても。これってつらいんだよ。
早く大人になりた〜いとかってずっと思ってたんだよね。。。
いやあ。。。こういう、なんていうのかな、まだキスしてないって言ったじゃない?
これからね、キスしたいなと思う相手が出てくると思うの。
でもそのときね、こうやったらいいのかな、ああやったらいいのかな、
とか、こんなふうにしたほうがいいのかな、いましたほうがいいのかなとかね、うん。。。
そういうこと考えずに、
ああ、したいな、って思ったら、ちゅって軽く
してみればいいんだよ。

K:いや、そんなあ。。。

G:
なに照れてんだ!?だめだよ、照れちゃ。
もうほんと、あ、したいって思ったら、チュ。相手もきっとびっくりするだろうけど、
たぶん相手もきっとびっくりして、たとえば「どうした?」っていわれたら
「いや、したかったから」ってそういう素直に言えば、全然オッケーだから。


K:そういうもんですかね?

G:そういうもんです!がんばってね。
素敵なキスが、できるように、祈ってる。じゃあ、またね。

え〜、このあとも、みんなからのメール、FAX、葉書。。。紹介します。
(CM)
 
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レポ作成 イリヤ  編集 tulip@管理人