Gackt熱＠ll.ｎｉｇｈｔｎｉｐｐｏｎ.ｃｏｍ

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いっそこのまま、しゃべりつづけてみようか。。。へば、へば、ヘバ。。。。
Gacktのオールナイトニッポンcom。
マヨネーズをかけるのはやめよう。オールナイトニッポンcom。

え～きょうまでに届いたメールをどんどん紹介していきましょう。

愛媛県、違うよ愛知県だよ、みほこ。

「７日無事に卒業しました。先週の放送でお礼参りの話をされていましたが、
いまでもまだあるらしいですよ。わたしの学校ではなかったのですが、
他の学校ではあったそうです。なんでも、身長１６２センチしかないけれど、
筋肉質の男の先生が不良６人に囲まれたらしいです。
ここまで聞いたら、先生がぼこぼこにされたと思うかもしれませんが、
結果は逆に、不良６人がぼこぼこにされたそうです。
１対６でなぜだろうと思ったら、その先生は少林寺の達人だったらしいです。
やられた６人は予想外に結果にびっくりしたでしょうね」

うん。。。。。びっくりするよね、ふふふふ！
あのね、１対６って、よっぽどじゃないと勝てないよ！
ほんとに。相当強いんだよ！ね？
こ～れはね、強いよ！え？強い。。。先生。。。いました？

ああ。。。強い先生。強い先生いたね。めちゃくちゃ怖い先生いてさ。
もう、んもう、それはそれは怖い先生だったよ。変な先生でさ、
あの。。。。体操部の先生だったんだけど。こ～の人ね、ほんとにね、
あの、ぼくの、体育の教師のイメージっていうのは完全にそこで植えつけられた、のね。
サンダル、女物、カツカツいわせて。下は、細めの、え～と、トレパンみたいなパンツ、
ストライプが１本はいってるやつ。で上はトレーナー、で胸が少し開いてる。

で、片手にバインダー？そうそう片手にバインダー持って、いつも煽ぎながらくるわけ。
で、え～と、眼鏡はグラデーションのはいったサングラス、
で頭はパンチパーマ。。。ちょっと伸びた感じ。
でも身長はこの人と同じで１６０センチぐらいしかなかったの。
。。。あのね。。。まあなめてたんだよね！
ぼくの連れが、まあ呼び出されて、でぼくも、呼び出されて。

ぼくの真横で、ぼくのその連れっていうのは大きかったんだよ、背がね？
その連れを、あの、体操部だったんだけど、ぼくの連れは。
でその体操部のやつが、呼んで来てくれって言われてぼくも呼びにいったわけ。
でぼくも一緒に行ったんだよね、一緒に来てくれっていわれて。
で一緒に行ったら、ぼくの真横で、おお、ありがとうな、って言った瞬間に、
パッってこう、胸ぐらもってさ、おまえなんで休んだんだ、みたいなことを、
一言ぽろっと言ったら、片手でだよ？
片手で人を、ぐお～～っとこう、持ち上げるわけさ。

持ち上げて、でそのまま、普通に残りの余ってる方の手で、なんの違和感もなく、
まるでサンドバッグを殴ってるかのように、普通に殴ってるんだよ。
ぼくね、初めて震えたよ。ぶわ～って。なんやこの人みたいな。
もうね、すっごい怖くて。人が片手で持ちあがるんだみたいなさ。
しかも自分よりもおっきい人だよ。もうね、先生が生徒を殴ってる間、
ぼくはね無意識に殴ってる数、数えてたからね。
１、２、３、４ みたいな。
動けずに。怖かったね！この人もよくお礼参りに会ってた人なんだけど。

あの。。。。。この人もね、負けたことない、人だったね。
まあ、変わってる人だったよ。いつもグラウンドの鉄棒でぐるぐるまわってからね。
ぐるぐるぐるぐる意味もなくずうっとまわっててさ、
終りました～っていうと、みんな走ってってね？
終りました～ってみんなそこに並ぶと、わざと、みんなが整列してる中に、
くるくるまわりながら着地しにくるんだよ、向かって。まあちょっと怖い人だったね。

え～。。。それでは、はい？ああこれ。千葉県ペコ１５歳、中学３年生。

「ぼくはあさって、中学を卒業します。
そしてこの卒業式で、なにか凄いことをやろうと思います。
中学の３年間はどっちかというとヤンキーグループにはいっていて、
やんちゃをしていたんですが、とにかく陸上がぼくの青春でした。
そこで有終の美を飾るべく、これをやればかっこよく卒業できるような方法を
Gacktさんに聞きたいです。一応ぼくの中では、ひとつアイデアがあるのですが。
Gackt流を伝授してもらえるなら、と思っています」

ペコの声が、聞いてみたい！もりもり。

Ｐ：もしもし。

Ｇ：ふふふふ。。。なんでそんなおどおどしてるんだ、オマエ。

Ｐ：ふふ。

Ｇ：ペコ１5歳。中学３年生。え～もう卒業。

Ｐ：はいあさってです。

Ｇ：あさって、どきどきしてる？

Ｐ：あんまり実感ないですね。

Ｇ：そうか。そんなもんだよね。お礼参りは考えてる？

Ｐ：考えてないですね。

Ｇ：考えてないだろうね。基本的にね、卒業するときにお礼参りをするやつらって
ほんとうに頭の悪いやつらだからね。え～。。。
卒業式で凄いことをやるってどんなことをやろうとしているの。

Ｐ：あの、自分、小学校３年生から６年生くらいまで
空手やってたんですよ。で、あの。。。

Ｇ：壇上でお礼参りだ！

Ｐ：そう、壇上に上って、卒業証書もらうじゃないですか。
で両手のばしてもらうと見せかけて、
手刀みたいな。。。。手刀入れちゃおうかなみたいな。

Ｇ：ああ、その卒業証書を？

Ｐ：卒業証書に手刀を。

Ｇ：ああ、入れようって。冷めるだろうな！みんな引くな、間違いなく！
いやあそれは間違いなく引・く・だろうな。それはなんのためにやろうと思ってるわけ？

Ｐ：なんていうんだろう、卒業式を荒らすとかそういうわけじゃなくて、
あの。。またこれからなんか成長して、中学校の友達と会って、
あああんなことあって面白かったねみたいな。

Ｇ：それが手刀なんだ。なるほどね。そうか～。。。
それはアイデア的には、あとで思い返すと笑えるかもしれないけど、
その卒業式は盛りあがるか盛りあがらないかっていうと、盛りあがらないと思うな。
ちょっと冷めるかもしんないな。もう少し、アイデア練った方がいいよ。
例えば、壇上に上がると見せかけて、バク宙して降りて、
また上がると見せかけてバク宙して降りるみたいな。何回もくりかえすみたいなさ。

Ｐ：いいすね。

Ｇ：そのままバク宙しながら、体育館出ていくっていう。。。
こ～れはかなり受けると思うよ？そこまでできないか？

Ｐ：練習します。

Ｇ：はははは。。。。あ！バク宙できなくてもいいよ。
壇上にあがると見せかけて、そのまま
でんぐり返しで、ずっとドアまでこう、バックしていく。
で、バックしていって、出なくていいよ。バックしていって、鉄の扉じゃない？
体育館の扉って、あの鉄の扉にぶつかるっていう。。。ガーンって。
で、普通の顔してもう１回壇上にあがって。

で、これ受け取ったら、全校生徒にありがとうございましたって。
ご静聴ありがとうございました、みたいなね。それくらいスマートな方がいいなあ。
それスマートなのかなぁ！ふふふ。まあでも、これくらいインパクトがあるほうが、
先生も、ほら、危害は加えられないし、先生もあいつな・に・やってんだみたいな。
たぶんね、口ぽかーん開けると思うの。生徒も最初ついてこれないと思う。

けど、後ろにぐーって、ずうっとバックしてって、たぶんみんな
口ぽかーんと開いてるけども、ガーンってぶつかって瞬間に、
みんなえ～っ！って思うと思うのね。そう、その瞬間に、まあ笑うか笑わないかは別として、
そこでペコは笑っちゃいけないわけさ。真面目な顔して、普通に歩いていく。
ね？壇上に向かって、普通に歩いていって、普通にまっすぐ歩いていくんだけれど、
階段上るときに一段ズレよう！ずるっ！みたいな。ガン！みたいな。

ひざぶつけよう。それやったら、たぶんなごむよ。なごんで、こう調子をとって、
先生にまず一言、ちっさい声で、時間とらせてすいません、みたいな。
で、後ろ向いて、みんなに「これぐらいのことやってみろ！」みたいな。ね？
これぐらいなアピールはいいね。そうしたらみんな、うお～って思うからさ。
あいつすっごいなあって。だってね、卒業証書を、手刀で割る。

これ確かにね、聞き耳はかっこよく聞こえると思ってるかもしれないけれども、
たぶんね、３年後くらいに聞くと、なんてカッコ悪いことしたんだろうって思うかもしれない。うん、
けど、でんぐり返しして体育館のはしからはしまで行って、さらにぶつかる。
こんなことね、日本でやったやつはいないよ。これできたら、たぶんね伝説になると思う。
あの先輩知ってる？って。卒業式のときにでんぐり返しして、
ドアまでぶつかったんだよ、みたいな。これはね、間違いなく伝説になる。
残るね。10年後２０年後、ほんとに残る話になると思うの。

で、自分が大人になってさ、その学校に帰ってきて、先生とかと話をしたときに、
やっぱりぜっっっったいに忘れられない？頭だいじょぶか、とかさ。
なんかそういうことを、笑い話として言ってもらえる？
なんかそういう感じのがいいんじゃないかな？

Ｐ：はい。

Ｇ：やれる？

Ｐ：がんばります。

Ｇ：おおっ！出たね。それちょっと誰かにビデオまわしてもらって？

Ｐ：はい。

Ｇ：ちょっと見たいな。見たい。これあれだよ、ほんとにやったら、
来週もいっかい電話つなごう。結果報告。あの。。。。ペコの中学３年間を締め括る、
やっぱりほら、不良はさぁ、ペコは自分はヤンキーの方のグループにはいっていてって
書いてあるじゃない。まあ仮に不良だとして。やっぱりそれなりに、やんちゃもして、
迷惑かけることもあって、先生のいうことをきかないこともありましたと。
でこのまま例えば先生を殴ってとか、証書を切ってとかってやったら、
それはただの、暴れん坊でしかないわけで。でもこんなときに、ヤンキーって。
。。茶目っ気があるのねみたいな。そういうアピールがあると、
ああ、こういうやつがいてよかったなって、先生思うんだよね。うん。
ただの不良じゃなかったなあって。やっぱそういうのって大切なような、気がするけどね。
ま、あのかっこいいやつはいっぱいいるけど、
卒業式にここまで面白いことできるやつは、いまのところ、ペコぐらいかな！
可能性はいま、ペコが握ってるから。

Ｐ：はい、わかりました。

Ｇ：結果報告を受けて、来週楽しみにしてるよ。がんばってね。
おめでとう。いやあ。。。。いろんな卒業式あるね。
まあでも、大抵ね卒業式って警察がくるよね、外に。ね？
最近どうなのかな、来るのかな。。。。来ないのかな。来るよね。
やっぱり、不良の子たちが暴れると、思うんだろうね。
でも最後のときぐらいさ、なんかこうかっこつけて、
もう充分かっこつけてきたんだから、いままで、ねえ、
最後ぐらいさ、みんなの心に残る面白いプレゼントをしようって思えるくらい、
器が大きいほうが、不良としてかっこいいよね。

森山なおたろうで「さくら」。
（曲）
ＣＭ