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第43回 2003.2/24
25:00〜2700
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−2−

ダイヤルはそのまま、ボリュームはフルで。
Gacktのオールナイトニッポンcom。


最近ね、その。。。。

っていう言葉をね、たまに思いかえすことがあってさ。
昔はね、あんまり使われるの好きじゃなかったんだよね。
いい意味で使ってる人が少なくてさ。

でもここ最近、ほんとに人って縁があるんだなあっていうことを思うことがあって。
例えばね。。。。
きのうぼく、HYDEと久しぶりに飲んだわけ。
で、ぼくのが仕事早く終わって、で、HYDEがスタジオまだあるからって言ってて。


で、だったら、ぼく友達と一緒に飲んでるから、終わったらおいでよって言って。
友達と一緒に飲んでたんだよね。で、みんなで。。。まあ楽しく。。。
おかしく。。飲んでて。でもその友達、飲んでる友達がさ、
昔からの友達かっていうと、全然そんな昔からの友達っていうわけじゃなくって。

。。まあある一人の友達は、
2年前にぼくがマダガスカルから帰って来た直後に会って、仕事でね、
でなんか息があって、それから仕事以外でも。。。。
一緒に、ご飯食べるようになって。


で、気がついたらもう、正月から、年明けから一番いる人になってるんだよね。
そんなに一緒にいると思わなくってさ。
1回一緒にスノボに行ったこともあってさ、群馬に、年明け。

で、スノボに行って、帰って来て、じゃあみんなお疲れさまバイバーイって言って、
帰ってその3時間後ぐらいにまた同じレストランで会ってるみたいな。
それくらい仲良くて。「はれ?」みたいな。「なにやってんの」みたいなさ。

で。。。。またほかの友達っていうのも、たまたま友達の誕生日パーティのときに、
それはねコンピューターグラフィック、デザイナーなんだけどね。
ファイナルファンタジーとかをやってる人たちで、で彼らとも仲良くなって。。。。。

で、そのあとにね、そう。。。3人くらいで飲んでて、4人か、4人で飲んでて。
で2時間くらいたってからHYDEが来たんだよね。でみんなに紹介して。
で、みんなと、飲むようになってさ。でそのあとでお店を替えようって言って、
また違うところに友達がひとりいてさ、それもぼくつい最近知りあった、
うんまあ、知り合いっていうか友達っていうかまだあんまりよくわかんなかったんだけど。


ぼくは凄く興味を持ってたから、その彼に対してね。。。。
で、会いに行ったんだよね。で、HYDEに紹介してさ。
なになにさんっていうんだ。。。っていったら、実は、HYDEとつながってて。。。
(ぐぅ)。。誰のおなか?。。。え〜。。凄いね、なんか、
人と縁があるんだなって思った瞬間だったのね。世界って狭いなあって。

昔さ、例えば自分たちが音楽をやり始めてさ、ああ、例えば学校を卒業して、
それから社会に出て、今までたくさんいた仲間が、その当時が、
このラジオ聞いてる子たちもそうだと思うんだけど、


ずうっとこの仲間で一緒にいたいと思う仲間がいたりとか、
きっと一生過ごせるんだろうな、時間を共に過ごすんだろうなあと思う仲間が、
いまいっぱいいたりとかね?もしくは過去にそういう人たちがいたりとか。。。。。

ぼくも、うん。。。どれくらいのころかな、学校卒業したあたりぐらいんときは、
そう思う人たちっていっぱいいたんだよね。けどね。。。ほんとに、
自分たちの夢を信じて追いかけていったり、
自分がやろうとしていることをやっていったり、で気がつくと。。。。。。。


どんどんこう、仲間がいなくなってって、で、ついてこれない仲間もいるんだよね。
もしくはそこに留まりたいって思う仲間もいるし。。。。
でどんどんどんどん孤独になってくような気もするの。
特に、自分がこれだと思うものを、追いかけたり追求しようとすればするほど、
すごくしんどいことやつらいことっていっぱいあるような気がするし。

で、やっぱりさ、その当時はよくわからなかったことだったんだけど、
みんなね、楽しいこと、やってたいんだよね、しんどいことよりも。
だから、しんどいことやつらいことやってる仲間と一緒にいるよりかは、
楽しい連中と一緒にいたほうがいいって、
楽な方楽な方みんな選ぶわけ。

そうすると、一生懸命やってるってことは、それだけしんどいし、
つらい時間も多いから、どんどんこう、いなくなっていったりするんだよね。
で、淋しいなあっていうことを、何回もこう感じるわけじゃない。

けどね、人って。。。それはほんとにしょうがないことだと思うんだ。
階段を上がるって行為は。。。。自分の足。。。うん。。
誰かに上げてもらったりとか、誰かに助けてもらったりっていうんじゃなくて、
一番最初のきっかけや、その足を動かすのは
やっぱり自分自身なんだよね。


で、階段をステップ、一段上がると、いままで同じステップにいた人たちは、
一歩上がった自分に対して、ねたんだり、その足をひっぱろうとしたり、
急に、あいつは変わったみたいなことを言い始めたり、すると思うの。

でも、それを淋しいと思って、そこに留まる道を選んでしまったら、
もうきっと上がれなくなる。これからもどんどんどんどん、別れたりとか、
離れたりすることが多いから、つらいって、そのことに対してつらいと思うと、
まず上がれなくなる。その階段がね。

でも、そうやって階段を一歩一歩あがっていくと、確かにね、
いなくなる人っていうのはす〜ごい多いんだけどさ、同じステップでふっ、って横見ると、
横にさ、あっ、どうも、みたいな。そういう人がいるんだよね。
で、何してる人?みたいな感じで。で、ぼくはこういうことやってて。。
ああそうなんだ、ぼくもこんなふうな仕事やってて。

で、その自分のステップの同じ段にいる人たちっていうのは、
彼らもまた同じように、そうやってつらい思いや別れや、経験して
そこの場所に立ってるんだよね。だから、自分たちと同じように、同じ想いを持ってるし、
で、そういうときに得られる仲間っていうのは
すごく深くて。

要は、楽しいだけの時間を過ごしてきた仲間ではなくて、
自分たちがそれをわかってでも、つらいとか苦しいとかいうのをわかってでも
一生懸命クリアしてきて。孤独っていうものを、何度も味わってきて。

で、その上での、仲間っていうのは、すごく貴重で、大切で。
自分にとってかけがえのない宝物、みたいになると思うの。
いまね、ぼくには。。。。
ほんとに家族って呼べる人たちがいっぱいいて。


でもほんとここ最近なんだよね。ここ最近、ようやく。。。。
自分たち、お互いがなんかそういう認識をできるようになって。
でもほんの、2年前はお互い全然知らなくてさ。

でも、ぼくのその友達のノブオくんって子がいるんだけど。面白くてね。
仲良くなってから聞いたんだけど、実は仲良くなる前に。。。
ぼくに仕事を依頼してきたんだよね。でもその仕事を依頼してくる前に、
打ち合わせで、なんかぼくを起用するか起用しないかみたいな話になったんだって。
で、その直後に。。。飛行機に乗ったら、横にぼくが乗ってて、
で向かったホテルが、台湾だったんだけど、泊まったホテルがまったく一緒で、
で帰りの飛行機も一緒で。で、彼はそこですごくこう、縁を感じたみたいなこと言っててさ。


で、その半年後くらいにぼくら会ってるんだよね。
で、ぼく、その彼に会った時に、あ、ぼく絶対仲良くなるなって思ったわけ。
それは別に理由いわれるとね、よくわかんないんだけど、直感だったんだけどね。

。。。。すごくそういう出会いに感謝しているっていうのかな
でもね、じゃあこれからずっと一緒にいられるかっていうと、それはわからないんだよね。
。。。。一緒にいたいっていう気持ちもあるし、
共にステップ歩きたいっていう気持ちも凄く強くある。


けどそれは、個々がそれぞれに思うことであって、
もしかしたら、ぼくの方が、どっかのステップで停まることがあるかもしれない?
同じステップにずっといつづけることはできないから、
みんな、自分たちのペースでやっぱり階段を一歩一歩歩いて行って。

でも、横を見て、あ、なんかまだいるんだ、みたいな、
そういうこう、冗談いいあえる仲で最後までいけたらいいなっていつも思う。
でもぼくらは、いつもそういう仲間内でいってるんだけど、
誰も。。。。自分たちが停まるなんて思ってないし、停まろうとも思ってないし。


もしぼくらが十年後、同じようにこうやって、時間をすごすことができれば、
そのときはほんとうに、大切な家族を手に入れられるんじゃないかなって。
。。。夢を追いかけたり、つらいことがたくさんあって苦しんだり、
その中で、自分のなりたいものが目の前にあって、なかなか届かなかったり、
そんな状況の中でさ、たくさんの人と別れたり、
人が離れていくっていうのはすごくつらいことかもしれないけれども、
こういうことが起きるっていうことを知っていてもらいたいな。

たくさんの別れのあとにも、素敵なたくさんの出会いがあって。。。。
で、その出会いは。。。。うん、一生の宝になるかもしれないっていうことを
感じさせてくれる?ものすごく大きな出会いで。うん。。


Gacktのオールナイトニッポンcom、
CMのあとは、ちょっとだけセクシージークジオンの、公開反省会。
 CM
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レポ作成 イリヤ  編集 tulip@管理人