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第41回 2003.2/10
25:00〜2700
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−7−

ジークジオン!ジークジオン!
ニッポン放送LFRをキーステーションに、全国36局ネットで生放送。
Gacktのオールナイトニッポンcom。

スタッフにはラブ、おすそわけしてあげてください、
Gacktのオールナイトニッポンcom。
きょうのテーマは「ハッピーのおすそわけ」。



え〜1枚目、広島県あい。

「ラジオを聞いてかなり驚いてしまいました。
Youさんを驚かす企画なのにわたしまで驚いてしまいました。
Youさんお誕生日おめでとうございます」


Y:
ありがとう〜。



G:え〜
あやこ、岡山県。

「留学していたころ、ひとりで通りを歩いていると、
アイリッシュフィドルを弾いているストリートミュージシャンがいました。
人通りも少なく立ち止まっている人はほかにいなかったのですが、
すごく綺麗な音色に、思わず聞き入ってしまいました。
1曲終えたところで勇気を出し、アイルランドから来てるの?
アイルランドの音楽が大好きなんだけど、と言ってみました。
違うけど、アイリッシュもできるよ、と彼は笑顔でわたしに1曲プレゼントしてくれました。
小さな町の裏通りでこの人はわたしだけのために弦を奏でているんだと思ったら、
ものすごくぜいたくな気持ちになりました。音楽で人の心を動かすのって、
凄く素敵だなとそう思いました。こんな瞬間って、町の中にころがっているんですね」


G:え〜ここにはきょう、
たくさんの最低のミュージシャンがお集まりになっています。
最高ね?こういうのある??:いいですね。

C:Youは女の子の前で弾いて歌って、したことあるんじゃないの?

G:っていうかみんなあるでしょう?

?:オレですらありますからね。オレ、ダンサーやっちゅうですけど。


G:いやこれは、普通だよ。音楽。。。えっ?。。。やるでしょう、やらないの?

C:オレはやったことあるけども。

G:いやこれはね、ごく普通にするよ。

?:披露宴とかね。

C:それまた話違う。


?:ちょっとずれましたけどね。


G:ぼくだって、これ、結構ね、
弾いてって言われて弾くのぼく好きじゃないから。
楽器があって、自然に弾いて、
ね?みたいな。。。。。チュ?

?:チュ?。。。。チュ?

G:ふふふふ。。。だってそういうのっていいじゃん。

音楽やってる人間って、人間だからさ、言葉でばあってこう、
なんていうんだろう、いや、きみのことがどうのこうのっていう説明するよりも、
自分の今の気持ちはこんな気持ちなんだ、できみのために、
この曲をプレゼントしたいんだっていうのが、大切じゃない?

?:すばらしく大切ですね。


C:たまに俺らにも歌ってくれるよな?


G:はははは。。。。いやこういうの、ぼくすごい大切だと思うの。

昔ね、よくYouとかと一緒にやってたことがあって。
焚き火をしてね、メンバーみんな集まって、でぼくは、あの。。。
音楽をやる人間は、即興でも自分の気持ちをその場で伝えられないといけないっていうのが、
ぼくが必ずやらなきゃいけない行為だと思ってたわけ。
それは、ドラマーであろうが、ボーカリストであろうが、
ピアニストであろうが関係ない、みたいな。
ボーカルじゃなくてもそうなんだっていうのが、ぼくの持論だったのね。
だから必ず焚き火をして、みんなで楽器弾くじゃない?
そうすると、あの、ひとりが、適当に雰囲気でコードをつける、
つけたコードで適当にガンガ、ガンガ、ガンガ、ガンガって弾くんだけど、
ひとりひとりがそのときの即興で、想いを歌ってくわけ。うん。
毎回やってたよ。しかもものすごい寒い円山公園とか。
焚き火していつ怒られるかわかんなかったけど、
いやほんとにね、ほんとよくやってた。十年前くらいの話だけどね。

Y:ラブソング大会だよね。

G:そう、ラブソング大会。


C:またやるか?


G:ああいいよ。全然いいよ。
ういうの大切なんだよほんとうに。
でもね、東京に来たら、焚き火できる場所がないんだよ。
ほんとに、ぼくいっつも探してるの、焚き火できる場所。
でもね、焚き火やっちゃいけないでしょう、東京って。

東京ってやっちゃいけないこと多くって。焚き火やっちゃいけないし。
夜中のプールにはいっちゃいけないし。ああそれ普通なんだ。
煙草?そうなんだよね、煙草吸っちゃいけないとか。


あとたぶんね、ギターなんか弾いちゃだめだと思うんだよね、夜中に。
あの、田舎の方とかだったらさぁ、全然オーケーだったりするわけ。
そういうのがね、こう、ミュージシャン育てたりするわけさ、
ちょっと酔ってていま舌回らないけど。まあそんなわけで。

あの。。。なんだろうね、あのいつも思うのが、ぼくらがやってるこうやってね、
きょうこういうどっきりをしたんだけど、あの。。。。
驚かせたいっていう気持ちもそうなんだけど、
驚いたあとに喜んだ顔がみたいっていうことから、
いつもこんなことを考えるわけ。

みんなが、これに対して、ほんとはきょうね、レコーディングあって、
終わったのってラジオの直前だったの、でみんなすーごい疲れてるのわかってたんだけど、
Youのために、みんな集まってくれたんだよね。
だからきょうこんなに人数が多いわけ。

くはそういう仲間にすごい感謝してるし、すっごいくだらないことなのかもしれないんだけど、
その自分にとって大切な人の誕生日をこうやって祝ってくれる、
仲間がそこにいるっていうことが、ぼくにとっての幸せだと思ってるし、
で、たぶんYouにとっても凄く幸せだと思うの。で、そういう仲間に出会えたこと?

で、その仲間とまだこうやって一緒にいられること?
でこれからも一緒にいようって思えること、自分たちが。

それがぼくにとっては些細だけれども、
もの凄く大きな、幸せだと、思う。うん、

Gacktのオールナイトニッポンcom、CMのあともまだまだ続きます。
 CM

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レポ作成 イリヤ  編集 tulip@管理人