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第40回 2003.2/3
25:00〜2700
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−2−

ダイヤルはそのまま、ボリュームはフルで。
Gacktのオールナイトニッポンcom。

え〜。Gacktのオールナイトニッポンcom、
もうそろそろね、合宿の、季節に、はいるわけで。うん。
あのね、思い返せば、え〜何年前だ?3年前。沖縄合宿に初めてはいったときに。
まあもうこれは酷い酷い状態で。え〜まあからだもね、ぼろぼろで。
とにかくからだも治さなきゃいけないっていうので、
まあ、今でこそ笑える思い出がいっぱいあるんだけどね。

え〜。。。まあそのね、1日のメニュー、みたいのをこう、書いてあるわけ。
僕メニューってやつと、メンバーメニュー、それぞれ全部違うのね?
なぜかというと、あの、フルで、要は機材が置いてある部屋、
録音ができる部屋をフルで全員が活用するために時間を全部ずらしてあるわけ。
六交代制みたいになってるの。


で、睡眠時間がね、睡眠時間はそれぞれに割り当てられた時間が
人によって全然違ってさ。ぼく短かったのね。
ぼくだいたいね、朝の6時から朝の9時、10時くらいまでが
ぼくの睡眠時間
に割り当てられた時間割だったんだけど、
どうみてもね、その時間割を見ると。。。。
なんの合宿に来てる人なんだろう?みたいな感じだったの。

朝10時起床。12時まで、トレーニング。走り込み。浜辺でみたいな。
で12時から夕方の4時まで、曲作り。で4時から6時まで。。。
走り込みふふふ。。。
2回やってんだよね。で、走りこみ終了後、食事。。。うん。
で食事終了後、曲作り。スタジオ1、スタジオ2、スタジオ3ってこう
移動の順番が書いてあるわけ。それね、
3ヶ月やったのね。ずっと、毎日。。。。。

笑ったね、自分で。その、起きて、まあ曲作り。。。からだを治す目的でやってたんだけど、
す〜ごいね、仙人のような生活してるなって、自分で途中で思い始めて。
女の子がね、いないんだよ?
ほんとに。あのね、ものっすごい田舎でやってたから。
ほんっといないのね、女の子が。で、朝。。。。走って、走り込みをするんだけどさ、
浜辺で走りこみをしてるときに、たまに女の子がね、こう、
団体で遊びにきてたりとかするじゃない?わ〜〜とかって。。。。。

なんかね、妙にどきどきしててね。ふっふっふっ。。。
いや陰からのぞいてないから!でもね、あの、犬の散歩も兼ねてて。
犬も一緒に行ってたから、毎朝。。。。で、走って、スパーリングやって、
で、そのあとで、えっと遠泳?泳ぐんだけどね。
毎日毎日少しずつ、少しずつ、距離を延ばしていったのね。


で。。。なんかね。。。。ほんとにいろんな思い出があってさ。
ぼく、その海で溺れたのね。うん。初めてね、初めてというか久しぶりに、
ここ何年ぶりぐらいに、だめだっていう言葉を自分で、言った瞬間だったの。
ああ。。。だめだ。。。。それはね、何時間泳いだかわかんないんだけどね、
島から島に泳いで渡ろうっていう話になって。ふふふふっ。。。。ふふっ。。。

まあね、あの、見えてる島だったから、
あの島に必ず泳いで渡るくらいのレベルにはなってる!っていうことを、
うちのキーボードの人間とね、言ってたわけさ。
で毎日毎日、こう、行っては、途中ふたりで、きょうはこのぐらいにしとこう、みたいな。
で、次はもうちょっと行った感じがあるみたいな、
で、きょうはこのぐらいにしとこう。。。って言ってて。


その日の朝に、起きて、ふたりでぱっと目があったときに、
でさ、いつになったらあそこ行くわけ?
みたいな話を、お互いなんか急に喧嘩口調で話し始めて。
で、いや、だったら、きょう、行こうよって。
でもね外はね、結構風がふわあ〜〜っと吹いてたの。危ないなと思ったんだけど。
でふたりでね、浜辺でずうっと向こうの遠い島をずっと見つめながら、行くか?。。。とかって。
なにやってる人なんだろうとか思ったんだけどね。
あとから考えると。ふたりでね、ばっと服脱いで、はいって、があぁぁっと泳ぎ始めて。

1時間、半?かな、2時間かな、1時間半か2時間くらいたって、
1時間半くらいだ、経ったところぐらいで、あまりにも波が高くて、
もうね、そばにいることを確認するので精一杯だったの。

こう、
バアーン!バアーン!っていう波に、自分のからだがこう、わかるかな、
上下にこう、なんていうの、
漂流してる感じ?
あの、相手のキーボードね、ヨウヘイって奴だったんだけど、
ヨウヘーーーイ!!みたいな、そんな感じだったのね。

もうね凄かったの、その光景が。覚えてるんだけど。
あのね、自分、ぼくとヨウヘイが二人で隣にいるはずなのに、
波がぶわあんってこう、なんていうの、ウェイブしてるわけじゃない?
がーんとウェイブしてるときに、見えなくなるわけ。
で波と波が自分たちの間に一個はいると、
波の向こうっかわに行っちゃうから、見えないのね完全に。
もうね、向こうに行った瞬間に、ヨーウヘーイ!!とかって叫んでるの。

で、途中で、海ではぐれちゃったのね。もうね。。。
初めて、はぐれるってこんなに怖いんだと思っちゃって。す〜ごい怖くて。
で、はぐれて、ずっと海の上で、ヨウヘーイ!ヨウヘーイ!って叫んでるんだけど、
向こうからは返事がこないわけ。で、いろんな悪いことをイメージしちゃうじゃない?


で、これは。。。。危ないと。でも、あいつと約束したから、
そこでね、す〜ごいいろんな決断に、こう駆られたのね。
あの、
帰るべきか、行くべきか。で、約束したからあいつは絶対行ってるんじゃないか。
。。。で、でも、
もし死んでたらどうしようみたいな。溺れてたらどうしよう。
どうしよう、どうしたらいいんだ
みたいな。もうね、わけ、わかんなくなってて。

でも、あいつは死ぬわけない、あいつは死なない。
必ず行ってるはずだから、向こうで落ち合うことができるって言って、
そこから泳いで、辿りついたわけ、その島に。。。。。
でも、
もちろんいないわけ。こ〜れはやばいと思って、すぐに折り返して。

。。。折り返したの!

ふふっす〜ぐに折り返したの。す〜ぐに折り返してぐわあってものすごい。
。。。いやいや携帯なんてないからさ、電話なんてないよ、そーんなんないよ、
島だもんだって!で、無人島。無人島っていっても、
一応人はいるとは言ってるんだけど、もちろんいないのね。
来るとは聞いてたんだけど、もちろんいなくって、ぼくがついたところはいなくって。

で、まあすぐ折り返して、で海、泳いでってさ。
でね、その島と、え〜と自分たちが泳ぎ始めた島のあいだ、
ちょうど真ん中くらいで、力尽き果てちゃって。
でね、もう手が動かないのね。で手が動かなくって、
くらげにはたぶん、ものっすごい数さされてると思うの。
でからだは痛いし冷えてるし、疲労はもうピークにきてて、波は高くて、
泳いでも泳いでも、もうね、要は、どっちの島にも行けないわけ。


全然関係ないとこに流されて行ってるのわかるのね。
で。。。どうしたらいいんだろうって思ってる間に、
どんどん自分が流されてるのを見たときに、こう、ずっと今まではさ、
自分のお腹は水中に向いてるわけだよね、泳いでるから。
けど、
ああ、疲れたと思って、ぱっと空見たら太陽が、まあ、夕暮れでさ、
もうそろそろ沈み始めようとしてるわけ。もうそろそろ時間だぁ。。。みたいな。
もうね。。。だめだぁみたいなね?で、そのすっごい波が高い中でそんなことやってたから、
どばって波に飲みこまれちゃって。がばがばがばがばってこう水中に落ちてったのね。

ですっごい水飲みながら、くら〜いこう、どんどんどんどん暗くなってくわけ。
こ〜んなんで死ぬのか、みたいなこと、ずっと考えてて。
あ〜なんか、はかない人生だったなみたいなことずっと思っててさ、


で、
もっと。。。。みんなにこういうこと、言うべきだったなあとか。
ファンの子たちに申しわけないなあとかね。
こういうコンサート、こんなこと、やったのになあとかさ。
とにかくものすごい数のことをいっぱい浮かべてるわけ、頭で。
で走馬灯のようにいろんな思い出も回り始めてて。
で光がどんどんこう、わあっと、もやもやもやもやってなってるときに。。。。。

これ結構ぼくインタビューでしゃべってたんだけど。

そのときにね。。。。。なんか、いろんな人に、
お別れの挨拶を言ってたの。
なんとか、ごめんな?みたいな。またな、とか。
この前きついこと言ったな、ごめんなとか、悪かったなとかって、
バイバイとか、もういろんな人に挨拶をしてるわけ。
そのときにね。。。ふとね。。。。ふとだよ?。。。。
いつエッチしたっけ?ってすっごい真面目に考えたのね。


でね、合宿中だったからもう
3ヶ月か4ヶ月もちろんしてなかったわけ。
そんときに。。。。
いいのかそれで?みたいなことをすっごい自問自答して。
で。。。。
違うだろ?それだめだろう?みたいな。
ものすごい自分にね、怒りを感じ始めてさ。
男として、するべきことをして、子孫を残す行為なわけじゃない?をしたうえで、
こうなるのならわかる!
い・い・の・か・・は!
みたいなことを、ものすごい自分との会話が始まって。
死ぬなら、してからだ、みたいな。

そしたら急に、ぶわああっともう1回水上に、水中から上に上がり始めて
ガッバーンって出たときに、ものすごい量の水を飲んでたことに気がついたの。
水面で、すごい水を吐いてるのね。
でそこで我に返って、なにやってんだオレは、みたいな。
で、ヨウヘイ!とかいいながらまた泳ぎはじめて、
もう途中であんなに動かないと思ってた腕が、ものすごい動くの。


で、がああっと泳いで、泳いで、泳いで、でもう、とにかく
顔をあげてることすら苦しかったから、水中をみて、で確認のためにたまに上見る、
っていう行為をずっと繰り返してて。で目もあんまり開けてらんないから、
もうゴーグルの中に水がはいってね、苦しいわけさ。

で。。。ずうっとこうばたばたばたばたやってって。。。
足がね、なにかに当たった感じがしたの、カンって。はっ!って気がついたときに、
足をそうっと伸ばすと、立てるわけさ!
そこに大地があるんだよっ!
ものすごい感動して、自分で。大地だあ〜!みたいな。
もうね、疲れきったからだと、疲労でいっっぱいなんだけど、
もうその、生きて帰ったことにす〜ごい嬉しくって、
うお〜〜〜
みたいな、叫んでるの。

けど、流されて、もうたぶんね、かなり流されたのね、数キロ流されてて。
で自分のスタッフがいる浜辺まで、今度走ってかなきゃいけないわけ。
けどもう岸壁がす〜ごかったから、その岸壁の、上にも上れなくて、
岸壁の間をずうっと走って、で途中で上って、で、浜辺に向かって走って。
もうへとへとで。で、スタッフがいて。「ヨウヘイは?!」って言ったら
「帰ってきてませんけど?」って言われた瞬間に、ふわあ〜って青ざめて。

で、救急隊呼びに言って。事情を説明して。
「船を出してくれ!」ってすっごいこっちは興奮して言ったら、
向こうは
「うん、わかった〜」とか言って。「ガソリン入れるから待ってろ」とか言われて。
すっごいゆっくりやってるの!で、そうこうやってるうちに3〜40分たっちゃって。

なんでこんなゆっくりしてんだろうって思ってて、
で警察も来始めて、そしたら別のスタッフから連絡はいって、発見しましたとかって。
あの、ぼくよりもさらに遠くに流されてたのね。
まあ、結局助かったんだけどね、ふたりとも。
でぼくはね、この、行為でひとつ、思ったことが、あるんだけど。。。。

あのね、男はね、なにかをやるときにはね、絶対ねセックスしちゃいけない。
あのね、エッチはね、なにかし終わった後にね、したほうがいいと思う。

これはぼくはすっごい大切なことだと思うの。

なぜボクサーが、試合前にせっかちをしないか。
たぶんね、ぼくそれで初めてわかったことがあって、
たぶんね、ボクシングとかって、例えば試合するじゃない?殴られるようね。
普通だったら、普通だったら練習だったら絶対に、
こう、ノックアウトするようなパンチをもらいました。

ど、ずっっっとしてない状態のときは、例えば自分が子孫を残していないっていう、
自分の脳がその状態をキープしてるときに、倒れたときに、
その状態で終っていいのかっていうこう危機感っていうのを、絶対感じると思うのね?
だから、今まで自分がリミット、ここがリミットだと思ってた部分を絶対越えられるような気がするの。


まあ結婚したひとや、子供作ったりとか、
たとえば大切ななにかの前にセックスをしたりとかっていうことをやっちゃうと、
途中でなんか諦めがつくみたいなことを昔いわれたことがあって。。。。
諦め癖がつくとかね?だから大切な前にはしちゃいけない、みたいな。

試合の前にはしちゃいけない、ずっと言うじゃない?
意味がわかんなかったんだけど。ぼくね、正しいと思う、それ。
え〜これを聞いている、ボクサーのみんな。。。。。試合前には、するな。
CM




ニッポン放送LFRをキーステーションに全国36局ネットで生放送。
Gacktのオールナイトニッポンcom。

セクシージークジオン、復活の予感。Gacktのオールナイトニッポンcom。
このね、セクシージークジオンが復活する、
これはね、スタッフの欲求不満のバロメーターだから。
ただ単なる、ああ、最近、してないんだなあって。。
みんな、奥さんいるんでしょう?。。。あっ、みんな。。。うん、
その話題には触れないようにするよ。はっはっはっはっ。。。


え〜。。。きょうまでに届いたメール、どんどん紹介していきましょう。かよ、25歳看護師。

「以前の放送で、Gacktさんストッキングの話をされましたよね。
それを聞いて思い出しました、親友が話していたことを。
エッチをする予感のある日は黒いストッキングは履かない、ということでした。
なんで?とわたしが聞くと、服を脱がされていってストッキングだけになったら」
。。ふっ!
「江頭2:50みたいになるから
、だそうです。
なるほど〜と納得しつつ、そんな姿を想像したらおかしくて大爆笑しちゃいました。
Gacktさんはストッキングは嫌いだそうですが、
逆にストッキングを履く姿を見せてっていう人もいますよね。男の人っていろいろ」


ふふふ。。。なるほどね。ぼくは別にそういう理由じゃなかったんだけどね。ふふっ。
ぼくはほんとにあの、なんか、くるくる、たまってる、わかるかな、
お腹のところでくるくるたまる人いるじゃない?
あれを見たらもう、
なんか、あ〜あ、みたいなふうになってしまうっていうのもあるし。
ストッキングってね、すごい、できてるものだと思うの、ぼくは。
あの脚の部分ってね、すごい綺麗に見えるでしょう、脚が?
な〜んて綺麗に見えるんだろう、脚をなんて綺麗に見せるものなんだろうって思うんだけど、
やっぱりね、
物には、いい部分があれば、悪い部分があるんだなあ。

なんで、ストッキングって、あの下っ腹から、お尻の中腹にかけて、
こうセンターに線がはいってるんだろうって、こう縦にね?
。。。。あれ、イケテなくない?あの真ん中からぴゅーって
後ろまでぷーーーって続いてる。。。あの線が、ぼくはね、可笑しく見えるんだよね。

な、なんてったらいいかな。
おもちゃのおまけみたいな感覚ってわかるかな?
。。。違うんだなあ、なんて言ったらいいのかなあ。
あの、
スーツケースのジッパーみたいな。わかる?
ずうっとこう、1周できるジッパーあるじゃない、ああいう感じのイメージなんだよね、うん。
なんかね、ダメなんだよね?。。。。そんなわけで、ここで1曲。
どんなわけなんだろうな。ポルノグラフィティで「ウーシュ」。
(曲)
 CM
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レポ作成 イリヤ  編集 tulip@管理人