@llnightnippon.com 第5回 2002.4/29-1 2  3  4  5  6 
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いっそ、ひたすらしゃべりつづけてみようか。。無理。
Gacktのオールナイトニッポンcom。

え〜。。。Gacktのオールナイトニッポンcom。
まあ、全国36局ネットでお送りしてるわけですが、まだ、先週のメール、
もうちょっと読んでみようかな?大阪府ひろみちゃん。

「先週Gacktさんが、ばかな不良はやめようってことで、かなり勉強していたんですね。
わたしは前に雑誌でGacktさんが1日に何時間もドラムの練習をしていたっていう記事を見ました。
Gacktさんはいったいどんな時間の使いかたをされていたのですか?すごい不思議でなりません」


え〜。ぼくはね、基本的に、楽器を弾くのが凄い好きで、
基本的にはドラム、ギター、ベース、まあ、弦楽器、管楽器、あと木管楽器、
一応なんでも。。。
ひとりでレコーディングできるじゃんってよく言われます。

え〜、でね、ドラムにハマってた頃、この頃ね、
ぼくに火をつけてくれたドラム少年がいたわけなんだけど。

当時ね、ドラムを凄い練習してて、自分よりうまいやつはいないだろうな、とか思ってたんだよね。
まあ、十。。。。どれくらいかな、十六歳くらいのころかな。

でね、その彼が、たまたま、その彼のライブを見に行った。。。違うな。。
十七くらいのときか、その彼がぼくのことを聞いて、ぼくの家に遊びにきてドラムを叩いたんだよね。
もうね。。。上手かったんだよねえ。で。。まあ、上手かったっていうよりかはね、
彼はパワードラムで、非常にこう、ツーバス、まあツーバスっていうのはね、
こうバスドラをふたつ並べてね、両足でこうドコドコドコドコとかさ、

こう、ブータタツカツカブータタツカツカとか、そういうリズムを足を使ってやれるように、
両足を使ってバスドラを叩く技術なんだけどね、非常にうまかった。
で、僕はそれをパッてみたときに、足は負けてる!って思ったんだよね。
それがすーごい悔しくて。彼が帰った日から、え〜、自分の中でこう、いろいろね、
スケジュール立てるわけ。まずね、ぼくの発想っていうのは単純で、

メトロノームをこう、カチカチカチっていうの、あれあるんだよね、
テンポ120、160、200、220っていうテンポがあるんだけど。
まず120から始めようって、120から。ティコ、ティコ、ティコ、ティコ。。。
これを毎日、2つずつ上げていこう。そうすれば、1ヶ月で60上がる。

つまり180のテンポまで行ける。ってことは、2ヶ月でどれくらい行くんだ?
240まで上がる。。。
世界一になれる!みたいな。。。すごい単純な発想だったんだけどね。

で、毎朝、朝5時から起きて、かかとをつけずに、錘をしょって、
え〜、何キロ走ったかな、10キロ、毎朝走って、で、夕方5時から家に帰ってきて、
ドラムセット4時間叩いて。そして、それが終わったら、また同じように10キロ走って。
って、これを2ヶ月やってたんだよね。
凄かった。うん。
自分でもね、こんなにお尻がちっさくなるか?って思うくらい、おしりがちっさくなって、
アキレス腱がね、刃物をピッてあてるとピチッてきれそうなくらい細くなって、

まあさすがに260まではいかなかったんだけどね、220、うん220くらいのテンポで、
バスドラをずっと踏めることができるようになってたんだよね。
1時間ダカダカダカダカダカダカダカダカダカ。。。。っていう、まあ非常にパワードラムだったんだけど、
こういうね、
シンプルな発想でみんな錘をしょって走ってくれれば。。。
すぐ出来るようになるから。頑張れ。



次。これきょうのメールかな?え〜、先週のメールかな?

「今月、日本へ留学にきたばかりのヤンといいます。
毎週オールナイトニッポンを聞いてます。わたしにも電話ください。現在日本語学校に通っています」

。。。。
ヤンの声を聞いてみたい!

ふふ。。。。これつながるのかな?これ、韓国帰ってるって言われたら淋しくない?
さあ。。。つながるかなあ?

J:あ、もしもし
G:
ヨブセヨ(訳すと、もしもし・・の意味)
J:あ、ほんとにうれしくて。頭の中が白くなりました。
G:ははは。。。
カムサハムニダ(訳すと、ありがとう。感謝します・・の意味)、元気?
J:はいありがとう。
G:いや、まだ何もやってないよ?これはチュン・ヤンっていうのかな?
J:チュン・ヨン。
G:日本にきたばかりなんだ。
J:今月3日に来ました。
G:そっか。日本語は?
J:勉強しています。
G:難しい?
J:難しくって漢字とかが。
G:ああ、最近韓国、漢字書かないんだよね。
J:そうです。
G:いやあ。。。素敵だね。
J:ありがとう。あ、Gacktさんにキムチ伝えたくて、
韓国で、おかあさんと一緒に作ったキムチ持ってきました。伝える方法が全然なくって、困っています。

G:ふふふ。。。
J:食べてもらいたいです。
G:キムチね、おいしいの?じゃあ、ちょっと食べてみようかな?
J:ああ。。。そうですか?よろしかったら、わたしツアーの初めての日の仙台に行くつもりだから、
あの日にスタッフに伝えてもいいでしょうか?

G:あの、じゃあ、
あんまり傷んでない、傷みかけのキムチを頂戴?
J:はい。

G:わかってる?
J:韓国でキムチについて研究してみました。
G:オッケー。じゃあ、そのキムチを食べてみるよ。
J:はい、ありがとう。
G:がんばってね。じゃあ、またね。
J:ありがとうございました。
G:とんでもない。




凄いね?ここまで話せるって。。。。やっぱりね、根性があるんだろうね。
こうやって飛びこんできて、言葉をしゃべれるようになる人って。

この前もね、目黒のね、目黒にある、ある焼肉屋に行って。
凄いきれいな言葉をしゃべる、まあ店員さんがいて。で、うれしかったのね、久しぶりに。
こんなきれいな日本語を聞くのって、どれくらいぶりだろうって思って店員さんと話してたら、
微妙に濁音の発音が「
それじゃあ、何々いたしますか?」っていうのを聞いた瞬間に、
あれ?と思って。で、
「海外から来た人?」って聞いたら、
「ええ、中国人です」「何年くらい日本にいるの」「10年くらいです」
「なんでそんなにきれいな日本語しゃべれるの」
っていうくらいの、すごいきれいな言葉。

もう、敬語も、普通の日本人には絶対しゃべれないんじゃないかっていうレベルでしゃべってたのね。
ああいうのって、
日本人が見習うべきところなんじゃないのかなって。
もうね
、あまりに嬉しくって。そこの焼肉屋、6時間。。。居続けちゃって。
ずっと梅酒飲んでた。うん。スタジオに行かずに、感動のあまりに、
え〜そのあと酔っ払って、ちょっとスタジオにいっちゃったんだけど。

まあ、CMのあともそんなわけで、まだまだメールとFAX読んでいきたいと思います。
抽選で1名の人に。。。なにプレゼントしよう?お知らせは、番組の最後で。

(CM)
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