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第38回 2003.1/20
25:00〜2700
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―2―

ダイヤルはそのまま、ボリュームはフルで。
Gacktのオールナイトニッポンcom。

にきびが痛いっ!ふふふ。。。痛いんだもん!
でもさ、こうやって久しぶりにできるとさ、つぶしたくならない?

なるよね?ふふふ。。。つぶさないほうがいいっていうのはわかってるんだけど、
こう、つぶしたくなるんだよね。なんでだろうね。。。。
痛いんだよね〜。。。。
いやあ。。。。何話そうかなあ。。。。はい?。。。ああ、なるほどね。


いやね、きょうもね、さっき。。。。オフィス、オフィスじゃないや会議室・・で
ラジオ始まるの待ってるときに、まあファンの子が漫画を送ってくれたんだよね。
まあ。。こう、いっぱい、いろんな漫画を送ってくれてるんだけど。

こう。。。漫画をね読もうとしたときに、作家の、ぼくの目の前にすわってる
ケイスケくんが、
Gacktさんってちなみに、どんな少女漫画好きなんですか?
っていうから、「う〜ん、BANANA FISHとか、スリーとか」
「誰ですか?」
。。。ふふふ。。。
じゃあ聞くなよみたいな。ふふふ。。。。。

え〜ぼくね、漫画読むの大好きなのね?うん、あの漫画も好きだし、
本読むのも好きだし。まあそもそも、うちにテレビがないっていうことが、
原因だと思うんだけど。
お風呂にね、こう、はいりながら本読むの、大好きで。
で、結構ね、
ぼくのお風呂の中には本がいっぱいはいってて。

ほんとに、いっぱい置いてあるわけ。とくにね、お風呂の中で勉強するのが大好きで。
書きはしないんだけど、
読むんだけどね。必ずね、ぼく参考書ふたつ買うの。
語学の本を読むのがぼく結構趣味で。で最近中国語とかにはまってたから、
必ずふたつ買うのね、同じ本を。なぜふたつ買うかというと、
お風呂の中用の1冊と持ち出す用の1冊を同じにしとくわけ。


で、お風呂用のやつっていうのはね、それはそれは、2ヶ月でくしゃくしゃになるわけ。
もうぺこぺこになるのね、たまに落としたりするわけさ。
こう、
うとうとして、ズボ〜ン!みたいな。
で、こう、あげたときにはページが開かないみたいな。
無理やりページ開けようとすると、変な開け方がするみたいな。
12ページがなぜか2枚あるみたいなね。
まあでも、小さいころからね、ずうっと本を読むのがす〜ごい好きで。




で最近ね、友達に、え〜といつかな、3日くらい前かな、
すごく仲のいい男の友達がいて、彼を家に、送って行ってるときに。
彼も凄く本を読むのが大好きだったらしくて、ちっさいころ。
で、その彼、話どんどんそれていくんだけど。。。。その彼がね、
朝6時くらいに家に送ってってるときかな。

ぼくは今を生き直してるような気がするっていうことを言ったの。
で、なんで?みたいな話をしたら。。。。。

大学を卒業してから、自分が友達なんてできると思ってなかった。
会社で付き合う人間はできたとしても、親友とか友達なんて呼べる人間が
できるとは思ってなかったし、作ろうとも思ってなかった。

でも、彼とあったのがちょうど2年くらい前かな?ぼくと会って、仲良くなってから、
いろんな友達と遊ぶようになって。彼はね、非常に成功してる人で、
まあ職種は全然違うんだけどね。でも若いんだよ、まだ。

で、こんなふうに自分が笑うとも思ってなかったし、
こんなふうに人とつきあうなんてのも思ってなかったし、
こんなね、徹夜して遊ぶなんてことも、想像もしてなかったし、
なにもかもが新鮮で、むかしを、自分の青春をもう一回過ごしてるようだ
って言ってたわけ。


で、
昔の自分が蘇ってきてるようで、昔のように本を読んでいる
っていうんだよね。でもこうやって言うわけ彼は。

でも本を読むと・・最近はすぐ寝てしまうんだ、眠りに落ちてしまう。
でも昔は、全然そんなことがなかったって思ってた。
でも最近こうやってぼくといて、なにかするたびに、
昔のことがフラッシュバックして甦ってくる。だからすごく不思議な気持ちになる。
そんなときに
過去の現実だった自分っていうのが見えてくる。

昔も、いまと同じように、本を読んでたら同じように寝てたし、すごく美化された自分がいて。
でも、いまとそんなに変わってなくて、
いまのね、繰り返してる行為が、
なんかこう、心が。。。
リセットされた感じ?リスタートしたような感じなんだって。

だから本を読むのも楽しいし、映画を見るのも楽しいし、
車に乗るのも話をするのも、お酒を飲むのも楽しい。
いま、いまがぼくにとっての、青春でいまが一番楽しいときなんです、
みたいなことを、車の中で言われたわけ。
でも。。。。ぼくもよくよく考えてみると、
ほんの、2〜3年くらい前までは、
東京でね友達なんてほとんどいなくって。。。

うん、いつからかなあ、マダガスカルに行って、帰ってきてから、
結構自分の中でなにかこう。。。。
ぱーんって変わるものがあって。
もっともっと、自分の感情を前に出そう。もっともっと、笑いたいときは笑ってみよう、
もっと、怒った時は怒っていいんじゃないのかなあなんて思い始めて。
で、素直に、友達と。。。いいなと思った友達とは、一緒にごはん食べようかなんて、
普通のことが、ようやく普通にできるようになってきたのね。

それまでは全然、どうやって一緒にいたらいいかっていうのがよくわかんなくってさ。
気がついたらまわりに仲間が増えてて。
ぼく東京に来てから、もう10年近くなるんだけど、ほんとここ最近なんだよね、
なんかその感覚があるのが。凄いうれしくって。
彼が言ってる言葉が、
ぼくの気持ちをなんか言ってくれてるような気がしてて。


正直ね、その。。。昔によく戻りたいって言ってる人たちがいるんだけど。
思い出にしがみついててもなにも、やってこないでしょう?

でも、思い出や自分の
過去や記憶っていうのは未来につなげるものであって、
しがみつくものじゃないと思うんだよね。
必ず自分の未来に、なにか大きな役割を持っている、ものだと思うの。。。うん、
いまの。。。結構。。。後ろ向きな人たちって、あのころに戻りたいとか、
中学のときは楽しかった、高校のときはよかったっていう言葉を出すと思うんだけど。
戻ることは絶対できないんだよね。できないし、
で、戻ったところでほんとに楽しいかっていうと、またそれも別の話で。。。

なんでみんながそこに楽しいか、楽しさを求めるかっていうとさ、
みんな正三角形をそれぞれ持ってるんだよね?心の中に。
要は
、時間、お金、その2つを共有する仲間。
この3つの点が人それぞれの正三角形になってると思うの。
で例えば中学校や高校に行ってるころっていうのは、お金はない、ちょっとしかない、
けども時間もそれを共有する仲間もすごいたくさんいた、だから面積も凄く広かった。


でも社会人になったときに、お金はそのときよりもはいるようになった、
でも時間はまったくなくなって、で今度それを共有する仲間がいなくなって、
面積がす〜ごい狭まってしまったんだよね。

結局三角形のバランスが崩れてしまうとさ、
みんな、面積が大きかったころを探し始めて、面積が大きかったころを思い返して、
それが学生のときだったっていう子はすごく多いと思う。
でも大切なのは、自分たちが、これからいま持っている正三角形をあげていくことで、
バランスよくね?どれかひとつではなくて。

で、気がついたら、同じ大きさの正三角形持ってる
仲間がまわりにいて、っていう関係は絶対あると思うし。

過去にしがみついてると、ずっと自分の中の三角形の形が変わらない?うん。
要は、記憶に残ってるその形だけが意識としてあって、
でも、ほんとうに見なきゃいけないのは、いまの自分の三角形がどれくらいで、
でこれからこの三角形をきれいな正三角形にして、
そして少しずつ大きくしていくためにはなにが必要でっていうことを、
見つめなおすことが、たぶん、これからみんなの未来につながることだとぼくは思う。


うん、ぼくも、もちろん広がってってるし。
ぼくは、その車の中で自分の友達を話をしたときに、
自分の三角形と彼の持ってる三角形の大きさが、ぴたってこうはまるのを感じたときに。
。。。うん。。。。。。この三角形をずっと忘れないで、意識して見ていて、
このことが、きっと。。。。まあ、きっと彼もわかってるんだろうなあなんていうのを、
朝、家に帰る道のりでずっと思っていたことだったんだけど。

まあ、忘れるんでもなくて消すんでもなくて、
過去の出来事や思い出は、これからの未来をつなげる。。。。
うん、アイテムとして、大切にとっといて欲しい。


Gacktのオールナイトニッポンcom。
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レポ作成 イリヤ  編集 tulip@管理人