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第30回 2002.11/11
25:00〜2700
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−2−

ダイヤルはそのまま、ボリュームはフルで。
Gacktのオールナイトニッポンcom。
ア・バオア・クーと青葉区、似てるね。。。。。。Gacktのオールナイトニッポンcom。
なんやねんそれぇっ!。。。

え〜。。。。え〜いつだったっけ、おとといか?だよね、うん、
おととい、え〜、まああのいわゆる通称
第四特殊遊撃部隊の軍事演習がありました。

え〜っていうと変に思われるんで、え〜まあ、いわゆるサバイバルゲームっていうものを、やったのね。
久しぶりだった。う〜ん3ヶ月ぶりかな?え〜もうちょっと、行くかな?3〜4ヶ月ぶり?だよね。
え〜。。。。非常にね、楽しかったし、やっぱり毎回毎回やるたびに
こう考えされられるものだなと自分で、思ったんだけど。こう、どんどん人数増えていってるんだよね。

え〜、うちの部隊だけで、うちの部隊だけでいま70を越えたんだよね。
で、
外部隊合わせて今回90数名が、やったんだけど。まあ二手に分かれてね、
簡単にいうと戦争ごっこなんだけど。ごっこって付けるのはね、たぶん
やってる人間からするとね、非常に腹立たしい感じを受けるかもしれない。

あの、たぶんね、知らない人、やったことのないひとからすると、なにが大の大人がそんなね?
銃なんか振り回して。。。ばっかじゃないの?って思うかもしれない。ぼくも思ってた。


で、今回の、作家のケイスケくんもそうだったし、え〜まあ、新しい仲間も
すごいいっぱい参加したんだよね。で、バンドの、バンド連中も結構いっぱい来てて。
結構ね、有名なバンドの連中もたくさん来てたんだよね、ま、あえて名前は言わないんだけども。
なんか不思議な感じでさ。で。。。。なんていうのかな。。。。
いっつもいっつもやりながら浮かぶことっていうのは、これが本当だったら、即死だなあ、
これが本当だったら、もう終わってんだなあっていうのを考えるっていうのを、
やってる最中っていうのは、そんなこと考えてる余裕がないんだよね。

けどゲームが終わったあとに、休憩の最中に、結構みんな、初めてやった人たちも
何回もやってる人たちも、こう痛切に感じることだと思うんだよね。
ほ〜んとこれ、ほんとだったらシャレになんないな、とかっていうのを、何回も何回も、
ゲームやるから、そのたんびにこう、自分の、自分自身とこう問いかけてるみたいな感じで。
道徳的に、その。。。全然自分たちの国には関係ない外のお話みたいな感じで、
昔「デビル」っていう映画があったんだけどね、
その中で「これはおまえたちには関係のない、遠い国のお話だよ」っていうのを
ブラット・ピットが死ぬ間際に、こう、主人公に言う言葉があったんだけど。


ほんとうにね、例えば戦争は良くないよ、って、
それ道徳的に良くないのは誰もがわかってることだと思う。
でも、なんでよくないのかって本質的にわかってる人たちってたぶんすごい少ないんだと思うし。
で、わかんなくて当たり前だと思うんだよね。わかったら恐いし。。。。

けど、こういうね、ゲームをすると、たぶんゲームやってる連中はみんな、
ゲームやってる連中でね「戦争、応援しますか」って言われて、
応援する人間はたぶんいないと思う。
まずいないと思う。それは、自分たちがゲームだからまだ許せる。
ゲームだからやっちゃいけないと思うこともやってるけど、これがもし本当だったら、
って言われたときに、やってない人の想像力と、こういうゲームに参加して
やったことのある人たちの想像力とは全然違うと思う。たぶんね、胸痛い。苦しいし。

で、自分の味方がバンバンバンバンやられていく、姿を見るのも耐えられないし。
まして自分が撃たれたときなんて、これで終わるんだっていう、あっけないんだよね、ほんとに。
人の命ってこんなにあっけなく終わっていいんだろうかって思うくらい、すごいあっけないもので。
で、やらなきゃやられるっていう状況が当たり前に存在してて。

別に憎いとも思ってもいない敵を、やらなきゃいけない、その理由がないんだよね。。。
やらなきゃいけない、ってそれがなんかこう、使命だから、
自分たちのやるべきことだからって言って。。。やろうとする?
それがなかったらたぶんできないと思うんだよね。なにか守るためにやってる、
みんなそう思いこんでやってると思うの、実際戦争やってる人たちは。うん。。。


まあ、今回やってて、改めて苦しいなあああっていうのを、思ってやってました。
でもね、そのゲームとしての内容は、やっぱ楽しいんだよ?興奮もするし。
絶対日常にはありえない、行為だと思うし。で、大の大人がね、こんな例えば成長した、
たとえば結婚してる人たちもいます、子供がいる人たちもいます、
そして奥さんがいる人たちもいます、そしてその奥さんも含めて一緒に、
90人が団体で参加できる遊びが、ほかにありますかって言われたら、絶対ないと思う!

どんな競技でもまずないだろうし。そして男とか女とか、
関係なくその中にはいれるっていうのも、ないだろうし。で知らない人とも、
これだけ心の距離を近づけて、同じ目的に向かってやれるっていうのも、ないだろうし。

まあぼくらは、その途中でね、こうバーベキューやったりとか、するんだけどさ。
ぼくあのバーベキューやってるときのみんなの顔みるのが大好きで。
ぼく、今回バーべキューやってるときもそうだったんだけど、食べるのとにかく、
たぶん一番遅かったと思うのね、食べ始めるのが。
でもみんなの、それぞれの、その鉄板のまわりに集まる人たちの顔みててさ、
初対面の人たちばっかりだと思う人もいるわけで、でも全然そんな、初対面初対面してなくてさ、
なんか同じ、クサい言い方をすると、同じ野を走った仲間じゃないみたいな、ところってどっかにあって。

、全然遠慮しないっていうのかな、自分たちと同じチームの人間には。みんないい顔しててさ。。。
なんかほんとに家族みたいだなあって、ずっと立って見てたの。
なんかね、ああいう光景を自分がその場にいて、見られることにすごく幸せを感じるし、
で、そうやって、見てるときに、結構寒かったんだよね。
そしたらさ、ふって横見ると、雪がふわあって降ってきて。
すっごいきれいな雪がこう、さあぁぁっって降ってきたのね!
あれ見たときに、なんかね自分の中で、なんか、
なんかわからないんだけどねものすごく感動してて。

うん。。。なんかあの、妙に頭ん中で戦場のメリークリスマス鳴ってたりとか。
すごいこうひとりで、はいってるんだよね、空みて。


でみんな見るとさ、みんなが、みんなのおはしが全部止まってさ、ふって外見て、
あ。。雪だ。。。。雪だ。。。あ、雪だ、雪だって、雪見たことない人たちみたいな言い方してるのね。
す〜ごいなんかね、うれしくってさ。。。。

こういう機会が、こんな機会が持てるなんてことを、十年前想像もしてなくてさ。
なんかすっごいうれしくて。。。。なんかこう、家族、ファミリーっていうのかな、
それを感じれる瞬間がここに存在してるっていうのが、すごくうれしい。
それは、この感覚ってね、あのライブのときに。。。こうステージでね、みんなの顔を見て、
でなんかみんなとこう話をしてるときの、こう、対峙してるときの、
あの感覚にすごく近いかもしれない。
やっと、会えたなあっていうときの瞬間とすごく近いかもしれない。
まあ、機会があったら、みんな、一度はやってみても、いいんじゃないでしょうか。


Gacktのオールナイトニッポンcom、CMのあとは、どんどんメール読んでいきます。
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レポ作成 イリヤ  編集 tulip@管理人