@llnightnippon.com 第3回 2002.4/15-1 2  3  4  5  6 
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ダイヤルはそのまま。
ボリュームはフルで。Gacktのオールナイトニッポンcom。
(時報)
ああ。。。光一くん帰っちゃった。なんかさみしいね。ほんと。
で、この時間から剛くんが来てたら面白いんだけどね、はい、こんにちはみたいな。
楽しいんだけどね。いないんだよねえ。。。。
まあいつか、剛くんがこの番組に来てくれることを、心から祈っていよう。

そんなわけで沢山のメールとFAX,来ています。

こうしようみんな。あの。。。今ね、メールとね、FAXがね、たくさん来てるんだけど。
パンクぎりぎりのところをこう、行ったりきたりしてるんだよね。
中途半端すぎるそれって。みんな一気にメール送ってきて・・、
もう!FAXも!でパンクさせる!
そしたらみんな、もっとリラックスしてラジオ聞けると思う。そうしよう。あと5分以内にパンクさせること。


じゃあ、メール。岩手県15歳野球バカ。
「こないだのGacktさんのドカンの話で、
大人にはくだらないことでも自分にとっては大事なことがある、っていうので、
ぼくらの年代は腰パンとかだと思うんです。くだらないかもしれないけど、なんか、大事なんですよね」

まあ、ぼくもね、腰パンっていうものはやったことがなくって、まあこう、最近ね、
だいぶ学ランっていうのが減っちゃって、ブレザーの学校が多くなったり
私服が多くなったりしてると思うんだよね。でね、ぼくいつも思うんだけど、
たとえば、あの。。。その時代その時代でね、若い子たちが何かをやる、
それに対して大人が「なんだあれは?」と。「なにやってんだ?」と。

で、
ういうことを言うのってあんまりナンセンスだと思うんだよね。
確かにむかつくこともあるかもしれないし、ちょっと道が外れてるなと思うことが
あるかもしれないけど、
ぼくの基本的な考え方は、何でもやれと。
ぼくが気になるのは言葉遣いだけで。
それ以外だったら、なにやってもいい、っていうのが、ぼくはね、いつも思ってること。

たとえばね、ちょっと前までコギャルって呼ばれる人たちが非常に世の中にいて、
それを忌み嫌うひとたちもたくさんいたと思う。
確かにね、見た目気持ち悪い子も多い。これもまた事実。

でもね、文化なんだよねこれって。若い子たちの新しい子たちのオリジナルのものであって、
あの。。。一時期ね。この日
本のコギャルってものを見に、海外でツアーが組まれたんだよね。
コギャル見ようツアーみたいな。じゃあ、いままでの日本に、それだけのたとえば魅力、
海外の人がほんとに見たいと思うだけの魅力のある文化があったかといったら、ないでしょ。
それを若い子たちが作ってきてるっていう事実がやっぱりあるわけで、
実際にぼくらも、やっぱり若いころ、やんちゃしてたわけで。
で、自分たちには自分たちのポリシーがあったわけで。


で、それを大人が”お前らはなんにも分かってないっ”
とかっていうような言葉を言われるとね、何かこう、くるわけじゃない、頭に。
で、嫌だな、ああいう大人にはなりたくないなと思ってた、
自分たちの世代が、いい大人になって、今度若い子たちを見たときに、
何やってんだおま前らっ!ていうようなことをいうのって、すごいカッコ悪いっていうか、
悲しいっていうか。
彼らは彼ら。僕らは僕ら。

それなりの、それぞれの、何ているんだろう、文化を背負って生きてきてるわけだから、
いいじゃん認め合えばって。うん。で、もし自分に害があるようなことであるなら、
その時はやっちゃえばいいんだから。うん。


それ以外は認め合って生きていけばいいじゃない。
何がいいとか、何が悪いとか。そんな物事にさ、いいも悪いもないんだし、
そんなのは後でね、何十年たった後で、
死にそうなおじいちゃんおばあちゃんが言ってればいいんだから。

そうでしょう?いま、いまを生きている、その「生」を感じてね、生きている若い子たちや、
もちろん年をとってもそれを感じて生きている人たちは、
別にさ、いいとか悪いとかっていうくだらない観点でものを見ずに、
好きか嫌いか、自分たちはいいと思ってやっている、好きと思ってやっている、
だったらそれでいいんじゃないのって、もっと自信もってやってけばいいと思うし。


あんまりね、くだらないことにね、いちいちみんな。。。。

くだらないことでいちいち議論しない。


うん。どうでもいいことに、みんなね。。こう。。。なんていうのかな、
ワイドショー的な、あの。。。あの人がね、とかこの人がね、とか。
そんなどうでもいいことなんだよ。自分がどうかっていうことだけをしっかり持っていれば。

なんら問題はないと。いまワイドショーで思い出したけどね。
聞いて?!ぼく結婚したことになってんだよ?凄くない?

友達からさ、このまえ電話かかってきて、
「Gackt、結婚したことになってんだって?おめでとう」
「ああ、ありがとう。な、何が?」みたいな。
「何がおめでとうなの?」っていうことを言ったら
「いや、結婚してるんだって?」「誰が?」「Gacktが」「誰と?」
「なんかえ〜と、サロン?マニキュア?マニキュアの人と」「なんじゃそりゃあ」みたいな。

凄い話だなあって。で最近ワイドショーで、
僕は結婚したけど籍はいれてない、
何じゃそれみたいな。びっくりした、もう!そんなことをね、
そんなありもしないことまで、作ってしまうくだらない人も世の中にはいるわけで。

で、しかもそれをね、テレビを見てね、聞いた人たちはなんていうのかな、
全てがほんとだとみんな思っちゃうわけじゃない。それもぼく危険だと思うの。

そのテレビでいうことが全部が全部ほんとだと思ってしまう、そのこと自体も危険だと思うし。
もちろん結婚してないし。する気もないし。っていうか紹介しろよ、みたいな。ほんとに。
紹介してからその話しろよみたいなさ。彼女もいないのに、結婚できないじゃんみたいなさ。

そういうの凄い感じるね。
昔からずっと思ってることだけど、みんなね、テレビに振りまわされすぎてるなって思う。

僕のね、プライベートなアドレスの方にも、いっぱいまあ、メールが送られてきたわけで、
初めメール読んだときに、いろんなメールが来たわけ。

あの。。。ぼくが系統で分けたんだけど、

悲痛系、泣き叫び系、あと祝福系
と分けたんだけどね。

最初はね、祝福系がいっぱいきたんだよね。
あの
「Gacktさんご結婚おめでとうございます」それがね、ものすごい数来て。
誰と結婚したんだ?っていうのメール打ちながらずうっと思ってて、
みんなに「誰と結婚したのか教えてほしい」みたいな。それぼくのことなんだけどね。

で、もう、そのメールが凄い、しつこくって、
途中から「
いや、だからしてないって」というメールを返すようにしたんだけど。
あの、突っ込んでる感じだよね。「いや、だから」みたいな。うん。


次は泣き叫ぶ系。
「信じられない。わたしを置いて」って
「おまえは誰だ?」みたいなさ。何いってんだみたいなさ。
こっちも困ってるのにさらに困らせるか?みたいなメールもきたりね。

うん。。。まあ。。。世の中には変わった人がいっぱいいるから、
その、テレビの世界にもきっと変わった人がいて、ありもしないことをね、
ほんとのように言う人たちも実際にいてね、それは困ったもんだと思う。

もう、救い様がないとしか言えないから。
ぼくも救いたくないし。
ぼくも救われないしみたいな。もう。。。みんな救われないみたいなさ。
そんなどうでもいいことに振りまわされないで、もっとみんな見なきゃいけないことを。。。
見ようね。そんなわけで、いまのぼくの、ぼくの心境だよ、ほんとに。嵐で「ナイスな心意気」

え〜。嵐で「ナイスな心意気」。
みんなにナイスな心意気な生活、
スタイルを持って生きていってほしいよね
、ほんとに。

CMのあとはchemistryのスパークリングケミカル。メールの方、もうそろそろパンクしたよ!
(CM)&ケミ



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