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第21回 2002.9/2
25:00〜2700 ALL
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−3−

ニッポン放送LFRをキーステーションに全国36局ネットで生放送。
Gacktのオールナイトニッポンcom。

ほんとうはきょうは、横浜の居酒屋からお送りしている、Gacktのオールナイトニッポンcom。
え〜それではメール。ラジオネーム
たばぞう。名古屋市中村区。2回目。

「ヨーグルトワイパー!まだ、ライブの興奮が冷めやらぬ、たばぞうからのリポートです。
いや、しかしライブ最高。Gacktさんのファンはとてもフレンドリーで、いいひとたちばかりでした。
正直Gacktさんに2週間後にやれって言われなかったら、恥ずかしいからいいやって、
ライブの楽しさを知らないまま、中学を卒業していたでしょう。

この2週間いろいろ大変でした。一緒にやる仲間ができるというハプニング。
恐怖の一弦の連続切れ。金欠で経費が底をつく。ローンもしました。
1日7〜8時間の練習。時間のなさから襲われる悪夢。
しかしライブで1曲歌い終わったあと、観客の方からの拍手ですべてぶっとびました。


そのときぼくは歌う気持ち良さを知りました。
こんな体験の扉を開いてくれたGacktさん、ありがとうございました。
3週間後ぐらいにぼくたちのオリジナルCD、送ります。
番組でかけてください。
(爆笑)
さい、最後にひとこと。合言葉は死にものぐるい。
では、勝利の栄光をきみに。by シャア」

あのね、ちょっと言っていい?。。。
調子乗りすぎ!

まあね、でもよくやったよ。ほんと。あのね、これスタッフでね、
あの、このラジオが終わってから、先々週かな、に、このたばぞうと電話がつながって、
まあ、ライブを、歌をやりたいみたいなことを言ってて。
じゃあ26日に、ライブやれってぼく決めたのね、勝手に。

で、名古屋駅の前で、ストリートライブやれって。もういきなり言ったの。中途半端だったから。
で、約束したからには、やるんだよっていう話をしてたのね。
で、その電話の受け答えを聞いてたスタッフは、
Gacktさんどう思いますか、やると思いますか、やらないと思いますかって話で。


スタッフはやらないって言ってたの

でもね、ぼくね彼は絶対やると思ってたの。
それはなぜかっていうと、彼は、これだけ大きな約束をしてて、
これ全国区でみんな知ってることじゃない、
これだけの大きな約束をしてて、約束破るってことは、
これからずっと嘘をつき続けなきゃいけない人生
送らなきゃいけないわけでしょ。

それってね、すごい恐怖だと思うのね。
その自分の中で、多くの人たちが聞いてる約束をしてしまったっていう
プレッシャーも絶対あるだろうし。それはたぶん、彼の中で絶対あったと思うの。
で、もうひとつは、これやり終えたら、どういうものが待ってるんだろう
っていうすごい期待が大きかったと思うのね、自分に対する。


で、実際に、あの。ぼくのファンの子たち。
すっごい数のたばぞうの写真が送られてきたの。メールに。
ぼくねこれ台湾で、このときいたのね。台湾にいて、台湾で仕事が終わって、
で、撮影から帰ってきてメールを開いたら、
メールが異常に重いの。

なんなんだろうと思って。そしたら
ぜ〜んぶ、たばぞうの写真なの。
すごかったの、びっくりした。で、たばぞうくんは見事やりましたよっていうメールが、
ものすごい数送られてきてて。え〜すごい嬉しかったの。



これはね岐阜県。岐阜県だよ。

「たばぞうくんライブ、行ってきました。最初ツインタワー前かと思って待っていたら、
噴水前だったので、表から裏へ駅の中を集団で猛ダッシュしました。
え〜手製の画用紙の看板と名札をつけ、メンバーは3人組、たばぞう、しばぞう、たっつん。
3人とアコギで、くずのムーンライト、福山の桜坂、19の足跡の3曲。
20分って長いなと言いながら、時間があまったのでムーンライトをもう1回。
そしてアンコールを受け足跡に再度チャレンジ。Gacktさんの曲は?ときくと、
まだできません、無理っすと。大変一生懸命さの伝わる、初々しい路上デビューでした。

3〜40人くらい集まったのではないでしょうか。予想以上の人数に
たばぞうくんたちはいっぱいいっぱいという感じでした。
でも最後の方は歌い終えた満足感からか、妙にハイテンション。
今度はいつ?と聞かれると、たばぞうくんはもう、ありません。だって。
しばぞうくんは、それぞれソロであるかも、と言ってました。
う〜ん、欲を言えば、もっとボイトレ積んで、
ギターも弾きこんで再度チャレンジしてほしいという感じです。
でも2週間でほんとによくがんばったと思います。」

れってね、大きなきっかけだと思うんだよ、ほんとに。
あの、ぼくよくいうの。あの、たとえばさ、ライブハウスとかに行ったりとか、
ライブにまだ出ていない子たちだったりとかが、たまにぼくに、
どうやったらボーカルって上手になるんですか、とか、どうやって練習するんですか、
ステージに立つってどういう気持ちですか、人を前にして歌うってどういう想いですか。。。。
って聞くのね。人を前にしてどういう気持ちですかって聞いてどうすんの?
立てよ、いや、立てない。。ステージに立ったらどういう気持ちなんですか、ステージ立ちなよ。
いや、そんなステージ立てない。じゃあなんでステージ立てないのっていったら、
いや、そんなライブハウスとかコンサートとかもちろん開けないし。

なにいってんのって、
ステージなんて、路上にいっぱいあるじゃないって、
自分たちで、歌えばいいじゃない。
それで、ひとりでも、
誰かにひとりでも想いが届けば、
その人たちは全て、観客になるんでしょって、
それがステージじゃない?って。

なんでライブハウスとか、コンサートだとかっていう、ステージと客席っていうとこでしか、
そういうことをイメージできないのっていう話をするの。

あの、すぐにね、安直に、ライブハウスに出ないと、自分はだめだとか、
そういうことを思う人たちすごく多いと思うんだけど、
お金がないから、スタジオに行って練習できないとかっていう子たちって結構いたのね。

お金がなくったって、道端で歌えるじゃないって、しかも道端で歌って
多くの人たちが聞いてくれるんだよって、しかも、君を全然知らない人で、
でもきみが歌うことで、ひとりでも足をとめることができるんだったら、
その人にはきみの想いは届いたってことでしょって。
なんでそういう練習のしかたをしないの?って、ぼく必ず言うのね。

なんか、そういうものが、
そういうチャンスが世の中っていっぱい広がってるのに、
みんな、すごくこう、
凝り固まった既成概念だけで、
なにかをしようとする傾向があるとぼくは思う
し、
たとえば、たばぞうにしてもそうだけど、やったあとで得られること?

それって絶対やる前にはイメージできないことなんだよね。
こんなふうだろうなあとか、きっとこんな感じのもの得られるんだろうなあって
予測をするけど、それは全然予測にならないんだよね。
絶対にやらないと得られない。

それはやったものだけが得られる、すごく大きな宝なんだよね。
(スタッフの携帯の着信音)

あの、電話切っといて?
(タイミングいいな、すっごいいい話してたのにいま、とスタッフ)
あのね、まあ。。。。とにかくね、
みんなの気持ちの中にある、既成概念とか固定概念とかっていうのを
1回全部置いて、自分のまわりにあるチャンスっていうものを
もっと見つめなおして
いいと思うの。

チャンスってそういうものだからさ。うん。
凝り固まった状況では絶対に見えないと思う。
みんなのまわりには、無限の可能性が広がっているんだから。

そんなわけで、Gacktのオールナイトニッポンcom。
CMのあとは、先週、ふたりでしゃべりつくした、hydeの話どぇす。
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レポ作成 イリヤ  編集 tulip@管理人