Gacktの素敵な仲間たち

今週は大人帝国の逆襲。声優の古谷徹さんを迎えて、
少年の心を忘れつつある日本の若者について考える。Ｇａｃｋｔのオールナイトニッポンｃｏｍ。
大人帝国の逆襲。子供心を忘れた日本について考える。Ｇａｃｋｔのオールナイトニッポンｃｏｍ。
ゲストの方が目の前にいらっしゃいます。みなさん、脱ぎましょう。

え～、それではさっそく紹介しましょう。聖闘士星矢、セーラームーンのタキシード仮面、
え～、そして機動戦士ガンダムのアムロの声でおなじみ、声優の古谷徹さんどぇっす。

Ｆ：ん？Ｇａｃｋｔ。。。Ｇａｃｋｔ？！
Ｇ：ふっ。
Ｆ：不思議と知ってるような名前だな。そう、知っている。
ぼくはあなたを知っている。
Ｇ：いや。。。
Ｆ：こんばんは。
Ｇ：なんか恥ずかしいね。
Ｆ：そうですか。

Ｇ：すごいうれしいですね。
Ｆ：よろしくお願いします。
Ｇ：お願いします。なんかいいですね。

Ｆ：え？なんか浸ってますね。いつもこうなんですか？
Ｇ：いやね、もうね、寝不足ってこともあって。テンションが上がるかなと思ったら。
もう眠りに落ちるかなと思っちゃった、今。

Ｆ：ははは。。
Ｇ：すごいなやっぱり。
Ｆ：そうだそうだ、さっそく。Ｇａｃｋｔさんにおみやげあるんですよ。ガンダム好きだって聞いたんで、
あのこれ、パソコンのゲームソフトなんですけど。

Ｇ：なんですかこれ。
Ｆ：ガンダムネットワークオペレーションっていって、訳してＧＮＯっていうんですけど。
Ｇ：すごいですね、これ。Ｍａｃ対応ですか？
Ｆ：これウィンドウズなんですけど、
Ｇ：ウィンドウズ買わなきゃ。

Ｆ：ウィンドウズ持ってないんですか？Ｍａｃなんだ、ごめんなさいね。
Ｇ：え、ウィンドウズこんなの出てるんだ。
Ｆ：そうですよ、この４月１日に発売になって、もう売りきれちゃってて、
店頭では手に入らないですよ、これ。

Ｇ：ほんとうですか
Ｆ：ええ。で日本中のガンダム好きな人たちが、そのソフトで、
同時に３０００人までかな、ひとつのサーバーで。いまサーバーがふたつ稼動しているんですけど。

Ｇ：へえ。。。
Ｆ：チャットしながら、自分は館長になるんですよ。連邦軍だとミディアの艦長になって。
Ｇ：はいはいはい。
Ｆ：それで、モビルスーツをだいたい３体から４体もって。
Ｇ：はい。

Ｆ：で、実際の戦闘は、もう、パソコンがやってくれるんですよ。
ただ、最初の設定だけね、このモビルスーツは攻撃重視だとか、
こっちは防衛重視だとかっていうののを決めて。
あとはリアルタイムにアクセスしてるジオンサイドのプレーヤーたちと戦いあって、
でチームも持てて。みんなで協力して戦ったりして、ランキングとか出るんですよ。

Ｇ：はあ。
Ｆ：ぼくも参加してるんですけど、お互いチャットしながらやるんですよ。面白いですよ。
Ｇ：ははは。
Ｆ：忙しくてもできるの。だから、ほっといても、オフラインにしといても、勝手にやっててくれるんですよ。

Ｇ：はあ。。
Ｆ：戦っててくれるわけ。だからたまにチェックして、自分がランクがどのくらいまで行ったかなあとか。
Ｇ：はあ。。
Ｆ：ぜひやってみてください。

Ｇ：はい。。。。あの。。。いまこうやって話してて。。。
いま説明受けてたでしょう？途中から、なにいってるか全然わかんなくなっちゃって。
まるでホワイトベースの中みたいだと思って。すごいなと思って。

Ｆ：ははは。。。ぼくのこの地声ってアムロの声じゃないじゃないですか。
Ｇ：いえ、でもね、やっぱりね声の成分ってはいってるでしょ。
で。。。途中の力はいるとことか、一瞬一瞬のふっ。。ふって、こうくると、はあ。。。

Ｆ：アムロっぽいですか？
Ｇ：うん。。。やっぱりこう。。。どきどきするというか。
Ｆ：ほう。
Ｇ：なんかこう。。。成熟したアムロ。
Ｆ：そうかそうか。大人になったアムロ。
Ｇ：そうそう逆シャアの。
Ｆ：あれ２９歳でしたもんね。アムロ。

Ｇ：そのアムロが目の前にいてしゃべってるみたいな。なんかすてきだなあ。。。
いやああ。どうしよう！とりあえずきょうはガンダムを通して、
日本のいま、そして将来を考えていこう、きょうはガンダムファンの集い。というわけではなくて。。。
古谷さんと大人の子供心について考えていこう、っていう、まあそういうわけで。

Ｆ：大義名分としては。。
Ｇ：まあ一応。でも多分ぼくガンダムの話しかしないから。。。

Ｆ：だってぼくこれ。。。そうそう、ぼくＨＰやってるんですけど、
掲示板にいきなり、ぼくがこの情報流す前に、Ｇａｃｋｔさんの先週のＯＡかなんか聞いて
「来週出るんですね」ってファンの方が書きこみがあって。

Ｇ：で古谷さんそれに対して返したでしょ。返事を。
Ｆ：返した、レスを。

Ｇ：で、その返した子がぼくに、メッセージを伝えてきてる。古
谷さんはこんなふうに言ってました。よろしくって言ってました、みたいな。

Ｆ：なんてこった。そうなんだ。。。
Ｇ：すごい時代になったなあと思って。

Ｆ：そうですよね。いろんなＧａｃｋｔさん、
ぼくの真似とかできるからぜひやってもらってくださいとか書いてあって。

Ｇ：いや。。。ぼくね、ぼくほんと、できるってわけじゃなくて。その。。
ぼくガンダム好きで。というかもともとガンダム全然知らなくて。
で、たまたま友達にテレビ版のビデオを借りて見たら、はまっちゃって。
でそれから友達に、そのテレビ版のビデオ、テレビ版を押さえてる人に電話して、
とにかくガンダム全部見たいと。

Ｆ：はあ、そうなんだ？

Ｇ：で、ビデオ貸して欲しいっていって、友達に電話して借りまくって。
ずうっと見つづけて。そうしたら次第にセリフ覚えるようになっちゃって。

Ｆ：うんうんうん。

Ｇ：で、トイレの中とか行くでしょ？
そうすると、おもむろにこう、セリフをぼそぼそつぶやいてる自分がいて。

Ｆ：トイレでですか？

Ｇ：で。。。そうしたら、そのうちほら、会話するようになるでしょう？
Ｆ：え？ひとりで？

Ｇ：ひとりしかいないからトイレの中って。だからあの。。。
たとえば。。。まあドズルとシャア、とかそういうセリフをひとりでこう。。。
思い出しながらしゃべるようになったら、いつのまにか、できる人はなんとなくできるみたいな。

Ｆ：ああ。。。

Ｇ：で、できない人はいまだにまったくできないっていう状態で。
Ｆ：じゃあ、何も見なくても覚えちゃってるんですか？たとえばふたりの会話のセリフとか。
Ｇ：セリフに関しては。
Ｆ：うわあ。すごい。
Ｇ：ほんと。でもテレビ版と映画版ってまた違うでしょう？
Ｆ：違います、微妙に。

Ｇ：で,ぼくはずっと最初映画版をずうっと見てて、映画版がはいってて、
それからテレビ版見ちゃったから、けっこう、まざってるんですけど。

Ｆ：なるほどね。ぼくの中でもまざってます、そういうのは。

Ｇ：で最近、５．１チャンの新しいＤＶＤであれを見て、
また微妙にイントネーションが違ったりしてるでしょう？

Ｆ：あれだって。。２０年たった。。。おじさんおばさんになった声優がやってますからね。

Ｇ：それがまた混ざってて。。。どれが正しいセリフだったかなって、
そういうふうな感じで、いま思い出してる。ぼく、さっきもずっとセリフ聞いてて。

Ｆ：へえ。。。

Ｇ：ぼくね、アイポットっていうの、持ってるんですよ。
Ｆ：ああ、なんかさっき構成の方がおっしゃってましたね。
Ｇ：ええ、Ｍａｃ専用のＭＰＣなんですけど。
その中にガンダムのセリフ全部はいってるんですよね。
Ｆ：それ。。。抜き出して自分で作ったんですか？
Ｇ：ええまあ、ＣＤもあるんですけど、そういう。。。テレビ版から落としたりして。全部入れて。

Ｆ：好きなシーンばっかりとか？
Ｇ：いやもう全部。
Ｆ：全部？
Ｇ：全部。で、たまに聞いて「嗚呼、いいなあ」って思いながら。
Ｆ：なんか受験勉強みたいですね、それ。
Ｇ：ぼくのＭＰＣの中で変で。曲ってほとんどはいってなくて。

Ｆ：ミュージシャンですよね？
Ｇ：一応。
Ｆ：ふふふ。ガンダムのセリフばっか聞いてるんですか？
Ｇ：ガンダムのセリフばっか聞いてて。でもね、人生の教訓になること結構多くって。
Ｆ：そうですかねえ。。

Ｇ：あの、自分にこう問い掛けてくるときとか、たまにあったりして。
こう、自分でなかなか、できないときってあるでしょ、物事が、うまく。
くっそおとかって、こう自分でいきりたってて。なんでできないんだろうって思うと、
すぐにふっと「坊やだからさ」とかもう、ぽろっともう。

Ｆ：ははは。自分で答えちゃうのそれ？
Ｇ：自問自答してるみたいな。
Ｆ：で、ぽっと出てくるのがみんなガンダムのセリフなんだ。
Ｇ：そう。
Ｆ：おかしい。それは相当おぼえてないと無理だな。すごいっすね。
Ｇ：ＣＭのあとは。。。楽しみに。。。
Ｆ：ははは。
Ｇ：よくわかんないな。
（ＣＭ）