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Gackt氏出演 
ガンダムうぉーかーTVレポ


★色 oihcik感想  ★色 Gackt氏発言  ★TVの画面の動き
「ガンダムうぉーかー」TV視聴レポ!  by oihcik

突然なのですが、ガンダムうぉーかーというTV番組がありましたよね。
あれを観て痛く感動したのですが
(もちろんGacktさんの部分です)、
地方によって観ることのできなかった場所もあることを知り、
残念に思って、コツコツとレポを作りました。
(ほんの数分間のレポなのに随分かかりました...)



最初はね、そのぉ、ガンダムっていうもの、言葉を聞いたとき
「何だ?ガンダムって…」
ガン…ダム、それか、ガンダ…、なのか、よく分からない…でしょ?

(General Unilateral Neuro-link
Dispersive Autonomic Maneuver
の略なので、どちらでもないかと…)

でも、こう、周りはガンダムガンダムって言い始めて
僕はその言葉が大っ嫌いで、最初。
でー、すっごい僕、冷めた目で見てたんだよね。


ところが、18、19ぐらいになって、そのぉ、友達が…
僕その頃、丁度ビデオでよく色んな映画を見てたのね。
でー、なんか面白いのないかなって言ったときに、
「ガンダムあるよ」みたいなこと言われて。
「ガンダムって何だっけ?」みたいな…。

その友達が、「永久保存版」…マジックで書いてあって、
「ガンダム 1話」って、こう、書いてあったのね。
で、それを入れたら、いきなりCMから始まったわけ。
それ、テレビの録画をしてるやつだったんだよね。

「何だ、これは!?」と思って、
そしたらいきなり音楽が始まって、あっという間に30分が過ぎて、
見終わった後に何のことかさっぱり分かんなかったわけ。

※1話では、連邦軍のアムロ達が暮らすサイド7で
秘密裏に進められてきたモビルスーツの開発を、シャアの部隊に発見され、
攻撃されます。生き残った住民達は止む無くホワイトベースに乗り込み、
アムロは偶然ガンダムを発見しジオンのモビルスーツを撃破します。
このジオンの襲撃のためにアムロ達はにわかに戦争の中心に身を置くことになります。


で、1話だけだと気になるから友達に、
そのぉ、2話、3話っていうのを借りようと思って、
電話して続き持って来てくれっていう話をしたら、
「イヤ軽く40話はある」とか言われてさ。

もそのうち、こう、どんどんどんどん、見てるうちに
今まで見たアニメとは全然質感が違うものっていうのかな、
なんか面白いなって思うようになり始めて、
自分が、その、アニメの中の台詞を完全に覚えるようになってきて。

僕はね、ガンダムの、その、ガンプラにもはまらなかったし、
その、ガンダムシリーズの殆どのものにはまることはなかったんだけど、
ガンダムの、その、台詞にはまったんだよね。

※検索するとガンダムのファンサイトにテレビシリーズ全台詞集とか、あります

あのシャアの声やってる池田さん?とか、もうあり得ないと思ったけどね。
こう、あの声の、声とあの台詞のカッコ良さっていうか、
「君の父上が悪いのだよ」とか、「のだよ」って…、

「のだよ」って?
…みたいな…。

(そのシーンが流れる)
 
シャア『君の父上がいけないのだよ』

※これはシャアがジオン軍総帥の息子であるガルマ・ザビを罠にはめ、
結果として死に至らしめた時に言った台詞です


「なのだよ」ってそんな言い方する人いないでしょう。

そういうのがね、フッ、僕はかなり可笑しかったんだけどね。
あの、キャラクターに魂を吹き込むっていう人達の、
あの声優の人達の、その、プロ根性っていうか、
そこに感動を覚えるんだよね。


未だに…未だに観るよ、ガンダムは…。
家で一人でしょう?
で、煙草吸いな…僕ね、家で煙草しか吸わないのね。
他何もしないの。ボーっとしてるから。
煙草吸ってて、ほんとにこう、バーっと吸いながら、
「せっかく減った人口です」とかさ、(アニメの声を真似ています)

(そのシーンが流れる)

ギレン『せっかく減った人口です』

※これは、150万人もの国民を強制疎開させてソーラレイという最終兵器を使い、
連邦軍に勝利しようというギレンの作戦に対し、父デギンが、
そこまでして勝ってどうしようというのかとギレンに尋ねたときのギレンの答えです。
このあと、『これ以上増やさずに、優良な人種だけを残す。
それ以外に人類の永遠の平和は望めません。
そして、そのためにはザビ家独裁による人類のコントロールしかありません。』
という、デギンをしてヒットラーの二の舞と言わしめる言葉をギレンは続けます。


こう、なんか独り言喋ってんだよね、うん。
「今更使う意味があるのかのう」とか…(アニメの声を真似ています)

※これは多分デギンの台詞だと思うのですが…

イヤー、見られるとかなり恥ずかしいよね、ひ、一人ガンダムだよ。
 
(Gacktさんの大好きなシーンとして、
最終話の最後、シャアがキシリアを撃つ場面が流れている)


シャア『アルテンシアは脱出しろ』 
         
ハハハハハハ

セイラ(アルテンシア)『兄さんはどうするのです?』  
このセイラの声もすごい好きだね

シャア『ザビ家の人間はやはり許せぬと分かった』 
  
あり得ないよね、19歳だよ?これ、シャア。

  
 『そのケリは着ける』             
フッ、『ガルマ、君への手向けだ』って

セイラ『兄さん』
                  
言うんだよね。

シャア『おまえももう大人だろう。
戦争は忘れろ。いい女になるのだぞ。
アムロ君が呼んでいる』
セイラ『アムロが…?』
 
シャア『キシリア閣下は?』
ジオン兵『出航されるところであります』
シャア『ガルマ、私の手向けだ。
    姉上と仲良く暮らすがいい』

※これは、この戦争の最終決戦の戦場において、
味方と逸れてしまったセイラとモビルスーツを失ったシャアが偶然出会い、
言葉を交わすシーンです。この以前に、
シャアはセイラから両親の復讐に生きることを責められ、
自分はもうそのためだけに戦っているのではない、
もっと大きな目的を持ったということを告げ、
すでに復讐は眼中に無いような素振りを見せています。
しかしシャアはやはり、両親を暗殺したザビ家の最後の生き残りとなったキシリアが、
戦局の悪化を悟って一人密かに脱出を図っている事を知り、
キシリアを撃ちます。ここで亡き父ジオン・ズム・ダイクンの復讐をついに果たすのです

あの-、シャアっていう男の、この時点での生き方っていうのが、
一人の戦士として男として果たさなければいけない自分の
我みたいなのを突き通そうとしているその姿勢っていうのかな、
それって、なんて言うんだろう、
女の子にはちょっと理解し難いところなのかも知れないんだけども
自分の信念を貫き通そうとする男の姿でしょ、
僕は、その、男道なんじゃないのかなって。

きっとこのガンダムを見た世代の人達で、
このシャアの生き方に憧れた人達ってすごく多くいると思うの。

それはまさしく、その、アムロよりもね、
アムロよりもシャアに憧れた男性っていうのは非常に多いと思うんだ。
それは何故かと言うとやっぱりシャアが男道っていうものを間違いなく歩んでいるから…だよね。
それが僕はこのシーンが好きな理由って言うのかな。
 
―Gacktさんに、アムロ、シャア、ガルマ、カイの絵から、
街頭の女の子達が一番に選んだ人物を当てるというクイズが出題されます。


どうなんだろうねぇ、その、ガルマ・ザビはないんじゃないかなぁ。
カイ・シデンもないだろうなぁ。
あ、でも僕は意外とこのキャラクターの中では、
あの、カイが好きなキャラクターなんだよね。
いつも必ず世の中を斜めから見ているこの「馬鹿にした感」っていうのは、
非常に好きだけどね。

どうだろう? どうだろうなぁ、この写真を見て…この写真を見て、だと、
シャアなのかな、やっぱり。

―見事的中して、豪華賞品を手にするGacktさん。

ジオンのモビルスーツザクの武器の一つで、
斧の形をした「ヒートホーク」を
模ったエレキギター
がテーブルに置かれています。

機動戦士ガンダムエレキギターって書いてあるんだけど。
うわ、すごいね、これ。ウワーこれすごいね。
(ギターの形を見て感動しています)

―弦をはじいてみるGacktさん

「ビ〜ン」

うわ、すごいね、これ。

「ビーン、ビーン」
―ボタンを押してみます

「ズキューン」
何だ?そりゃ。

「ズキューン、ズキューン、ズキューン、ズキューン」
何の音かわかる?
(スタッフの方に話し掛けています)

これモノアイの音だよね。

※『モノアイの音』とは、ザクなどのモビルスーツのメインカメラが、
ガンダムの様に左右2つではなく、1つしかないことから
『モノアイ』と呼ばれていて、そのカメラのスイッチが入るとき(?)に鳴る効果音のことです


「ズキューン、ズキューン、ズキューン」
(この後、なんとも満足げな表情をします)

―スタッフの方に説明されてスイッチを回してボタンを押してみます

「ピリリリリ」

あっっ!? これニュータイプの音だ。

※『ニュータイプの音』とは、アムロら、ニュータイプの人間が
6th-senseで何かを認識したときに鳴る効果音です


「ピリリリリ」

これ、こう、
「ピリリリリ」
(音と同時にニュータイプが何かを認識したような動作をして見せます)
みたいなさ。

これでもギターとして使うよりホントこうやって使った方が絶対いいと思うんだよね。
(ヒートホークを振り下ろすGacktさん)
ねぇ。僕絶対こっちの方がいいと思うよ。
 
(このあと、映画『MOON CHILD』について、
この映画も男道を描いている、カップルで見て欲しい、
ということをおっしゃって、終わりました)