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Gackt出演イベントレポ★2003.10.2
 

ジョン・レノンスーパーライブに行ってきました!

レポ by kalmia

あれは忘れもしない・・・1980年12月8日。
学校帰りの車のラジオから飛び込んできた信じられない悲報。
「John Lennon ニューヨークで凶弾に倒れ還らぬ人に・・」
Starting Over・・・第二の人生がスタートしたばかりの突然の悲報・・
とても寒い冬の日の出来事だった。
 


そして何年の月日がながれたのだろう・・・。
私は「神威楽斗」という人間に導かれ、
再びJohn Lennonという人間の
足跡にこれから触れようとしていた。
 
2003年10月2日 埼玉スーパーアリー
 
会場では既に場内に設置されたワイドビジョンでJohnの
これまでの
足跡がJohnの曲と共に上映されていた。
その中にはもちろん
プライベートでのJohnやYokoさんや幼いショーン君の姿もあった。

とても微笑ましい映像・・・。私の問いかけに
「ほとんどJohnLennon知らないんだよね〜」
という楽友の返事(汗)彼女はついて来れるだろうか?
 
ステージはまるで神殿を思い起こさせるような白い柱が6本、
(Marsのライブセットを思い出してしまった・・・)
真ん中の柱の間にビジョンが設置されていて、あとの2つは会場の
左右に設置。
 
いよいよライブが始まった。
サングラスに白のニット帽(うん?何処かで
見た光景・・・?)の
ISSAを含め何名かが一緒にステージに
出てきてそれからも
ステージチェンジの時間(5〜10分)を挟み
それぞれのアーティストが2曲づつJohnの曲を熱唱。
 
そして中盤、内田裕也氏が登場・・・
『皆さんになぜJohn LennonとYokoさんが付き合いだしたのか?
という
一つのテーマについて考えてもらいたいと思います。
途中でつまらなく
なった人はすぐトイレにいって顔を洗ってください!よろしく!』と。
ある雑誌に掲載されたJohn Lennonという人について書かれた記事を
延々と朗読されました。

JohnとYokoさんの出会い、お互いがお互いにとって
どんな存在になっていったのか?
政治的圧力を受けながらも
反戦運動を唱え続けた日々。
「戦争になったら兵隊全員、ズボンをおろして戦ってみなよ!
どんなにくだらないことかわかるだろ?」と。
とても考えさせられる
長い長い朗読でした。
背筋がピンッとなった瞬間でした。渇を入れられた感じで。
 
そして暗闇の中・・どこからともなく口笛が・・・一体誰?
その口笛が奏でる曲は「Imagine」でした。
暗闇の中一点のスポットライト、薄暗いスポットライトの元には
椅子に座ったモッ君が・・・。
「想像しなさい・・天国なんてないんだと・・」
モッ君の言葉で「Imagine」の詩の朗読が続きます・・・。
朗読が終わり
ふっ・・と舞台のソデを見つめるモッ君。
まるで存在しない誰かを探すかの様に・・・。
そしてステージライトが落ち、また暗闇に包まれます。
 
何人かのアーティストが続きその中で私の心を奪った曲・・Mother
歌っていたアーティストの方は残念ながらよく存じ上げませんが、
すごく「叫び」を感じました。
「Mother」ってこんなに深い曲だった?と
幼い頃聴いた感じとはまた
別の感じを受けました。
ちょっとショックでした。その歌詞の根底にある
ものを知ってしまった今、
Johnの叫びが痛いくらい胸に突き刺さり・・・。
 
そしていよいよ楽斗さんの登場です。
「皆、元気か〜?疲れてないか〜?」って楽斗さん?
今の言葉そっくり君に
返します(笑)
「皆、いい顔してるね〜?」
「あっ・・ギターだ。。。」
「今日僕が歌うこの・・」
ファン:「がっくん〜!」
「ハイハイ・・聴け!」
「今日僕が歌う・・」
男ファン:「がっく〜ん」←野太い声
「わかったっつ〜の!!!」
 
まあいつものお約束のこんなやりとりがありまして
「愛は感じること・・感じることが愛・・・」
 「感じてください・・Love・・」
 
サングラスなしのなんとなくナチュラルな感じの楽斗さん。
優しい眼差し・・・ちょっと黒髪になった?瞳も黒く見えました。
「今、裸にしたい男たち」の楽さんがフラッシュッバックしたような。
椅子に座ってアコースティックギターでしっとりと歌い始めました。
「Love is real・・・」と歌ったところで  すぐに     
わ〜〜〜っとざわめきが起こりました、あまりにも素敵すぎて・・・。
「Love is real Real is love 〜Love is feeling Feeling love〜」
ずっと聴いていたかった・・・。
楽斗さんの「Love
心の底まで染み渡りました・・・。
誰のものでもない・・「楽斗さんの歌うLove」
声もよく出て心地よく響き渡っていました。
 
終わった・・と思ったらいきなりアップテンポに・・次は何?
んと同じ「Love」ロックバージョンで!
「行くぞ〜〜〜!」とハイテンションの楽斗さん。
ロックバージョンなので思わずChaChaさんの姿を探しましたが
やはりJobはお休みでした〜(残念)
最後はファンとの「お〜!」「お〜!」「お〜!」といつもの掛け合い
完全に「Love」by Gackt.C といった
楽斗さんのオリジナルLoveに
なっていましたね。
何を歌っても楽斗色の染めてしまうのですね〜♪
その瞬間、埼玉スーパーアリーナはGacktワールド一色でした。
また会おうな〜!」と一言残しステージを後にされました。
 
最後は全員そろって3曲歌われました。
「Instant Karma!」「Imagine」「Give peace a chance」

Yokoさんも「I Love You〜!愛してま〜す!」と叫びながら、
本当に年齢を感じさせないかわいい人です。。。

Imagine」そして最後の「Give peace a chance」は
私も一緒にピースサイン
を両手に掲げそして合唱しました。
楽斗さんも最初は歌詞カードを見ながら
歌っていました。
ステージ真ん中に導かれた楽斗さん、ハグをかわしながら

まるで母と息子の様な感じ。
きっと楽斗さんにショーン君やジュリアン君の姿を重ねていたのかも・・・。
楽斗さんもとっても楽しそうで
見ているこちらも幸せな気分でした。。。

皆さんステージから去られても拍手は鳴り止まず、
今夜のこのライブ
が私たち一人一人に
Johnの「Love and Peace」の精神が
しっかりと
刻み込まれたと確信出来た瞬間でもありました。
 
時代が変わってもこうしてJohnの思想がYokoさんを通して受け継がれていること。
そして、Yokoさんを通して私たちが少しでもお手伝いできた事、
とても意味の
あるイベントだったのではないでしょうか?
 
楽斗さん・・・素敵な夜に導いてくださって感謝いたします。
ありがとうございました。Love is you ♪
 
            2003年 10月2日 Kalmia.C