HOME 第73回 2004.8/21
オンデマンド放送
。。 。。
24時間戦闘態勢。Gacktどぇっす。
うだるような暑さが続いていますがみなさん、
いかがお過ごしですか。


そんな洒落にならないような猛暑の中、
久しぶりに軍事訓練、してきました。
え〜、
久しぶりのこの軍事訓練、80人、
今回は参加して、大変でした!


それでもね、少ないほうだったからね。
一時はどうなるかと思ったんだけどね。
痛・か・っ・た!
跡、残ってるんだよ、ほら。ふっ、ね?いったいんだよね!

ぼくらが軍事訓練と呼んでいるのは、
大のオトコが集まって、改造した銃を持ち寄って
みんなで森の中で銃を撃ち合う、サバゲーなんだけどね。

今回はね、非常に楽しかったです。
あのね、chemistryの川畑くんも参加してて、
いやあ彼らのチームもね、体格のいい連中が集まっててさ。

うちはうちで、めちゃ気合はいってるしね。かなり楽しかったね〜。
当日も暑くてさ!暑かった!猛暑猛暑。倒れたやついっぱいいたよ。
途中でさ、脱落して、もうできません!みたいな。


で、前日が雨だったんだよ、でね、下がぬかるんでるんのね。
で、山が結構斜面が多くてさ。走ってるじゃない?
ウォーゴゥーガーガー言いながら、走って、
途中で少し下ってるところ、みんなね、滑り落ちるんだよ。

バタバタズボ。。。。でもさ、弾が飛んでくるから、
そんなこと関係なしにみんな、走ってるわけ。
楽しかったね!暑かったけど。

ぜひぜひ、今度は、この軍事訓練の様子、
ちょっと映像で撮ってみんなに見せようかななんて。
いやでも、びっくりするよ、ほんとに怖いよ?

GacktのFURACHIなオトコたち。
テレフラ!悩めるリスナーとFURACHIな電話相談どぇっす。
今夜のリスナーは栃木県のみほ、保育士。
まずはメールを読んでみましょう。栃木県25歳保育士みほ。


「初恋の相手が幼稚園の先生だったGacktさんに相談したいことがあります。
わたしは保育士として働いていて、
いま5歳児の年長クラスを受け持っています。
実は最近の子どもたち、とくにオトコの子たちには気合がたりません。
先日もさかあがりの練習で鉄棒を握る前から「できない」と泣き叫び、
「やる前からできないっていうんじゃないよ、
自分がさかあがりできる姿をおもいうかべてごらん?イメトレなんだよ」
ととても5歳児に言うとは思えないはっぱのかけかたをしてしまいました。
そのオトコの子に限らず、女の子のほうが精神的には強いのです。
せめて自分の教え子だけは気合のはいった
FURACHIOになってほしいと思っています。
FURACHIOの幼児教育についてアドバイスをください」

G:もりもり。

M:こんばんは、はじめまして。

G:こんばんは、みほちゃん元気?

M:はい元気です。

G:保育士になってどれくらいかな?

M:ことしで6年目です。

G:もうベテランの域にはいってきてるね。
幼稚園児は、何歳から行くんだったっけ?

M:幼稚園は3歳からなんですけど、保育園は0歳から預かってます。

G:へえ。。。子ども好きなんだね?

M:そうですね、好きです。

G:なるほどね。。。。
さっき言った、オトコの子たちに気合がない、それはどういうことかな?

M:さっきメールでも説明したんですけど、
鉄棒の練習のときとかに、あるオトコの子ができないって言って、
棒を持とうともしないんですね。やる前からできないって言うな、
っていう感じで、結構きつく言っちゃったんですけど。


G:なるほどね。最近のオトコの子たちっていうのは、遊ばないのかな、外で。

M:それが、オトコの子も女の子もそうなんですけど、
いまはクーラーが普及してるじゃないですか。
クーラーを知っちゃってるので、
暑いから外に出たくないという子も何人か出てきてて。

G:なめてるね!なめてるね!

M:なんで、外での遊びをあんまり知らないんですよね、いまの子は。

G:情けないね。

M:なんで、もうキレて。。。。

G:ああ、キレたわけだ。ませてるんだね?

M:結構ませてきてます。

G:なるほどね。。。。

M:で、彼氏いるの?とか。

G:彼氏いるのとか、聞かれるんだ?6歳児の子に?

M:そうですね、発音も「カレシ」とか。「カレシいるの?」とか
「やばくない」とか。。。そういう子が増えてきているんで、
ちょっとこれはどうかなと思って。

G::へえ。。。。なるほどね。じゃあ、なんて答えるわけ?

M:いるときは正直に「いるよ」って答えたりするんですけど、
いないときは「いないよ」っていうと、
いなくてさみしくないの?とか、言われたりもするので。


G:(笑)すごいね?じゃあもう告白されることもよくあるわけだ。

M:はい、何度か。プロポーズもあります。

G:結婚してください、ってやつ?かっこいいね!

M:そうですね。そういうところは結構強気なんですけど、
肝心のところで気合がないんで。


G:なるほどね。何組を担当しているわけ?

M:ブルークラスっていうクラスなんですけど。

G:すごいクラスだね!ブルークラスって。

M:そうなんですよ。結構ほかの保育園さんとか幼稚園って、
お花の名前だったり果物の名前だったり。


G:そうだよね、月組とかさ。ゆり組とかね。。。。ブルークラスって!

M:色なんですよ全部。

G:どこのクラスが一番高いわけ?
ランクはあるの?ブルークラスは二番目とかさ。

M:ブルークラスは一クラスしかなくて。
ピンククラスから始まって、グリーンクラスとオレンジクラス、
黄色はなぜかレモンクラスなんですよ。


G:きっと黄色っていいたかったんだけど、間違えて、レモン!みたいな。
いやでもね、子ども達に対して、教育っていうのはやっぱり難しいからね。
実際に6歳の子ども達でも思っている以上に大人だろうし、
思ってる以上に子どもだろうし。
武田鉄也ばりの怒り方しないとだめかもね。
気合入レロ〜みたいな。


M:勉強します。

G:ヤレバデキル!みたいなさ。

M:はい、勉強したいと思います。

G:実際、子ども達の教育って難しいなと実際いつも思うんだよね。
ぼくよくたまに言ってるんだけど、ぼくにも甥っ子がいてね。
運動神経悪いんだよね。
で、お姉ちゃんのほうはね、運動神経いいんだけどね。
弟くんのほうがね、非常に運動神経悪くてね。
で、こないだスケボー教えたんだよね。
スケボーってね、やっぱり危ないわけさ。
で、怪我もするんだけど、
まずそこに興味を持たせるところから始めなければならないわけ。

で、実際にやれやれって言っても絶対にやらないんだよね。
で、まず同じ目線になって
「これちょっとお兄ちゃんがやってみるから、見てて」ってまず見せるわけ。
そうするとみんな「お〜!かっこいい」とか言うんだよね。
「これはアメリカではXスポーツって言って、難しい危険なスポーツのひとつなんだよ。
これをいまの歳からやってたら、おまえたちは間違いなく
世界のトップレベルに立てると思うよ」みたいな話を始めて、
少しずつ興味を持たせるんだよね。

で、
簡単な技から、少しずつやらせて、できたら必ず褒める。
できないと、それはね、こういうふうにやったらいいんだよ、
っていいながら、上手な部分で煽って
上手な部分で褒めてあげるっていうことを、繰り返す。
で、
けなさない。できなくても、なんでおまえできないの、ばっかじゃないの?
っていうような言い方を絶対にしない。そうすると、興味持たなくなるから。

で、上手に上手に興味を持たせた上で、これができるようになったら、
お兄ちゃんがこういうことしてあげるよ、ってことをぽろっというと、
それが交換条件みたいになるから一生懸命がんばるんだよね。

最初は、やっぱり、できないものに対しての興味っていうのは
ないから全然面白くないからさ、やらないんだけど、
できるようになるとそのうちなにも言わなくても
勝手にやるようになるから、そうやって興味をもたせることが
一番大切なような気がするね。やれやれっていっても絶対にやらない。

でも触るなっていうと絶対触りたくなるからさ。
だからまずね、みほちゃんが、さかあがり、
みほちゃんがさかあがりできますっていうレベルじゃ絶対やらないと思うよ?
みほちゃんは、その鉄棒で大車輪くらいやらなきゃだめだね!

M:。。。。はい!

G:わかる?それくらいやって、最後は鉄棒から飛んで、
1回転くらいして立つ!そしたらオトコの子たちは、
絶対にかっこいいっていうから。すげえ!みたいな。
すげえよみほすげ〜みたいな。タメ口なんだけどね、5歳でも。
かっけ〜よ、みほ、かっけ〜ちょ〜かっけ〜みたいな。
やべえかも、かっけ〜みたいなさ、そういうこと言うかもしんない。

そしたら、やりかた知りたい?みたいに言って、少しずつ教えてあげる。
やっぱりこれが基本だろうね。
ぼくも実際にやっぱり甥っ子に鉄棒とか教えるとき、
ぼくの家はトランポリンがあるんだよね。
子ども達がたまにトランポリンやりたいっていうから教えてあげるんだけど、
やっぱり普通に跳ぶだけだと、全然興味を持たないわけ。

ぼくが目の前で1回転ひねりとか、半ひねりとか、
途中で伸身のバック宙とかをやったりするわけさ。
そういうの見ると、やっぱり子供ながらにかっこいい、みたいな、
すごい。。。って言ったあとで、やりたい?って話をして
「やりたい」「じゃあやりかた教えてあげるから」っていうので
基礎から上手に教えてあげないと、いきなりは絶対にできないし。
やっぱりね、
かっこいいもの見せられると、
絶対興味を持つからさ。
ちなみにぼくも鉄棒では大車輪くらいやるよ?

M:ほんとですか?

G:ほんとほんと。普通にぐるぐるまわるよ?

M:すごいですね。。。

G:いやそれは、たまたまぼくも同じように、やっぱり煽られたんだよね。
やっぱりできるやつに。かっこいいなあと思って、
やるようになって、できるようになったんだよ。
グライダーとかわかる?グライダーって鉄棒に足をかけて、
1回、なんていうのかな、足をかけて上から、
振り子を使って跳ぶよね。あの状態で1回バック宙を入れて着地とか。
それくらいは普通にやるよ、ぼく。それは練習したら絶対できるんだよ。
できないと思うとできないし、できると思うとできる。
それくらいやってあげると、子供たちには
、間違いなくみほちゃんはヒーローだよ。

M:がんばります。

G:なんだっけ、戦隊もののピンク色を着ている人だよね。
やっぱりああいうふうにならないとだめだろうね。

M:はい、わかりました。

G:あと、鼓笛隊?練習あるんでしょう?

M:そうですね、マーチングの練習をやってるんで。

G:だからマーチングの練習なんていうのはなおさらそう。
マーチングの練習をやらせたいんだったら、
マーチングの練習をやろうじゃなくて、まず一番最初に、
やる前にもの凄いかっこいい人に一度来てもらって、
同じ使ってる道具で、ぐわ〜っと演奏してもらうんだよ。
で、めちゃめちゃかっこいい感じでやってもらうわけ。
それはかっこいい人じゃないとだめなんだよ、おじさんじゃだめなんだよ。
かっこいい若い人で、この人みたいになりたいと思う人を探して、
必ずきてもらってみんなの前で演奏するの。
そしたら、全員とは言わないけれども、
そのうちの何人かは絶対に興味を持つわけだから。
そうやって興味を持てば、やるようになるから。
ま、ポイントは、興味の持たせ方。まあ、がんばってください。

M:ありがとうございました。

いやあ。。。子ども達っていうのはほんとに難しい生き物だからね。
なかなか思ったとおりに動いてくれないし、やめろっていってもやるし。

れはまたすごい難しい問題だなっていつも思う。

子ども達を教育する、親の立場にいる人たちって
ほんと大変だなと思うんだよね。
でも、一番大切なのは、子ども達に、どんなことを教えるかではなくて、
自分自身がどうやって成長していくか、
その姿をどうやって子ども達に見せられるかってことが大切なんだよ。


そういうことをどこまで見せてあげられるか、
それは親にしても先生にしても一緒だと思う。
まあそんなわけで、とにかく、自分自身が成長するってことを忘れずに。



それではここで、判断に悩むFURACHIをぼくがジャッジする
「これってFURACHIですか」メール読んでみましょう。


「わたしの両親はむかしもの凄いヤンキーでした」
東京都やよい高校1年生。

「この前のビーバップハイスクールを見て、浩志か徹、
どちらが本物のヤンキーか言い争いになり離婚すると言い出しました。
Gacktさん、
こんな両親はFURACHIですか?ちなみに離婚はしていません」

ふふふ。。。。すごいね!いやぁ。。。。。
素敵よ
ちなみにぼくの姉貴も超ヤンキーだったからね。
いや、す〜ごいヤンキーだったよ。昔は仲悪かったからね。
絶縁状態だったからね。そしてぼくも絶縁状態になったみたいな。

ははは。。。。まあいいんだけどさ。やっぱり同じ血なんだろうね。うん。。。。
だってね、15歳から家とびだしたからね、あの人はすごいね。
ほ・ん・とすごいと思うよ。いまは仲いいよ、すごい仲いいんだけどね。
この前ぼくの姉貴がね、酔っぱらっちゃってね!

。。。。。日本酒飲めないんだよね、うちの姉貴は。けど酒豪なわけさ。
初めて日本酒を飲んで、酔っぱらって
暴れてる姉貴っていうのをみたんだよね。すごかったね。
お店の冷酒、いったい何本あけたんだろうなあ。。。
500くらいの冷酒あるじゃない?お店のストック全部飲んじゃったからね。
いや、飲めるんだよね、けど飲まれちゃって。

もう飲めないもう飲めないっていいながら酔っぱらっちゃって。
「冷酒8本!」とか叫んでたからね。
いや、もう、やめたほうがいいよ、って言ってさ、
あげくのはてに、ぼくの部屋に集まったオトコ友達に絡み始めちゃって。


で、なんか大丈夫酔ってないから、全然大丈夫、
ほんと酔ってないから、っていいながら、
歩けないんだよ、歩けないにもかかわらず、
ぼくのまわりに集まったオトコ友達つかまえて
「六本木いこう、六本木。いまから六本木」って。

で、ぼくの家にはバーがあるわけさ、
その小さいんだけど、バーを作ってるんだけど。
うちの友達が「姉さんね、バーで飲みましょう、ここで飲みましょう」って言ったら、
「い・や・よ!なんでこんなとこで飲むの!」ってキレ始めちゃって。


で、六本木に行くのをやめさせて、なんとか寝たんだけどね。
次の日になって、起きてきて、ぼくの顔みるなり
「ごめんなさい!ほんと覚えてないの」とか言われてさ。
いや、いいよいいよ、ストレスも溜まってるだろうし、
ぼくは全然いいんだけどね、って。

「あのね、ガクちょっとみてほしいんだけど、これちょっとどう思う?」
って言って、袖と裾をまくったわけさ。。。。
どこで喧嘩してきたんだっていうくらい、あざが凄いの!

。。。。あのね、もういい年なんだから、そんなね、あざ作ってどうすんのって。
すごいよ、ほんとに。あのね、皮がね、異常なくらいむけてるわけ。
血が、凄い出てるの。でうちのスタッフに聞いたわけさ。

うちのスタッフに送ってってもらったの、家まで。
そしたら、うちのスタッフが、家のドアの前についたら、
姉さんが「なにしてんの、あんたこんなとこで」とかいきなり怒られて。
「邪魔よ!帰りなさい」とか言われて。


自分が送ってきたのにと思って、そのまま家の中に入れたんだって。
で、鍵がガチャガチャと閉まる音が聞こえたと思ったら、
家の中でガシャンガシャン!!ていう音が聞こえて、
ガンガンガン、ガンガンガン!ってのノックしたんだけど出てこなかったんだって。

で、つぎの日、ぼくが送ってったの覚えてます?
ってうちのスタッフが聞いたら、何にも覚えてないっていうんだよね。
いやあ。。。。たち悪い。


え〜、きょうのFURACHIO、
きょうのFURACHIO度はさんじゅうしごパーで。

このようにきみのまわりで判断が難しいFURACHIをどんどん送ってください。
そして引き続きFURACHIなGacktの観察日記やGacktの地獄系合宿地、
合宿候補地募集にもメール待ってます。
全ての宛先はメールアドレス全部小文字で。。。Gacktのスペルはgackt。

ハガキの宛先は。。。。まで。最後に番組からのお知らせどぇす。
この番組はインターネットでも聞けます。
番組のホームページと携帯電話のサイトもチェックしてください。
ま、遊びにきてよ。

今夜は最後まで聞いてくれてありがとう。
来週もこの時間に待ってます。


FURACHIなオトコがきみを変えてみせよう。

(終)

レポ作成 イリヤ &編集 tulip@管理人