HOME 第52回 2004.3/27
21:30〜2200
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人生に迷ったとき、大きな決断に迫られているとき、
あと少し力が必要なとき、ぼくがそっと背中を押してあげるよ。
今夜はFURACHIなオトコと、FURACHIな夜を過ごそうよ。
Gacktの、FURACHIなオトコたち。


いらっしゃい!店長のGacktどぇす。

え〜まあ知る人ぞ知る、たまに行くならこんな店もあっていいんじゃないか?

。。。
隠れ家的バー、ならぬ、隠れすぎバー。
Gacktプロデュースのバー、最近会員制でオープンになったわけですが、
なぜこの会員制のバーをオープンすることになったのか。

あのね、なかなかこう、
自分たちの気に入ったお店っていうのがなかったんだよね。
ゆっくりできるお店とか、で、行ってもほら、顔も指すわけじゃない?
。。。
「あ、Gackt」みたいな。。。。

じゃあどうするって話の中で、じゃあみんなでキッチン作ろうよ、みたいな。
みんなで食事できる空間を作ろうよって言ったことが始まりで、バーを作ったんだよね。
で、そこに行って、みんなでごはんを食べて、っていうことを2年くらいやってたのかな?


で、まあ今年にはいってね、
とにかくぼくのテーマである「ギフト」っていうテーマが、
今年1年のぼくのテーマで、ファンのみんなに
ぼくからいろいろ贈れるものとか届けられるものがあるんじゃないか、
それは音楽的な部分だったり作品の部分だけじゃなくって、
ほかにもあるんじゃないかってところで、
今までこうやって身内だけでしか使っていなかったバーを、
まず開放しようよって話になったんだよね。

でそれは、じゃ会員制で、って形にして、
まずはファンクラブにはいってる子たちに優先的に告知をして、
で、第一次募集を終わって、っていう状態かな、今は。。。。


まあね、暗いね!部屋の中は、真っ暗。
ぼくのね、プライベートなアドレスに、ファンの子たちが、
「行きました!」
Tamaly Bar(タマリバ)って言うんだけどね、
「Tamaly Barに行きました。部屋暗いです」みたいな。
最初ね、はいったときに暗くて見えないんだって。

けどね、しばらくいると目が慣れてくるんだよ。
まったりした空間だけどね、まあ、行ってみて?
審査に受かったらね、はははは。。。。
そうなんだよね、審査あるんだよね。
そんなわけでさっそく今夜もFURACHIなメール、読んでみましょう。

大阪府しいな14歳。

「Gacktさんわたしの相談聞いてください。
わたしのお母さんは毎日家事で疲れています。
その上この間お父さんの車が盗まれ大騒ぎし、
新車を買ってお金を使ってしまったので、節約生活続いています。
去年はパソコンにはまって楽しそうだったのですが、
いまはやる気も起こらずときめきがないそうです。
パソコンのほかにとくにこれという趣味はないので、
格安ツアーで旅行に連れて行ってあげようかと計画しているのですが、
「お金かかるからいいわ」というばかりです。
「最近楽しいことないわ、ため息つくことばっかり」。
お金がかからない楽しみ、与えてあげたいんです。
Gacktさん、なにかいい案ありますか?教えてください」


楽しむっていうのはね、
別にお金をかけて楽しむことだけがすべてではない。

例えば、ちっさいころ、子供のころだよね、ぼく友達とね、よくやってたのが、
「知らない町に行こう」

知らない町っていうとね、すごいなんか遠いところをイメージするじゃない?大人って。
でもね、じゃあ自分の近所、すべて把握してるか?してないでしょう。
ね、子供のころってさ、テリトリーがちっさいから、
なんとかそのテリトリーを全部網羅したいっていう気持ちの中にいたけれども、
そのテリトリーを網羅しないうちにどんどんどんどん成長して、
ちょっとお金持ってしまって海外なんか行ってしまうと、
自分の凄い近いところ見えなくなっちゃうんだよね。

それで、しいなちゃん、自転車ありますか?
しいなちゃんとおかあさん、ふたりで自転車に乗ります。
そして家の前出ます。曲がり角が出てきた場合、例えば三方向に、
直進、右、左、この場合ね、出てきたところで1回止まってジャンケンするの。
で、しいなちゃんがジャンケンで勝った場合右に曲がる。
あいこだったら場合直進、お母さん勝ったら左。ってやってくと、
自分たちの想像のつかないところ行くんだよ。

昔ね、ぼくと友達がよくやってたのが、目的を作ってやると、
結局そこしか行けなくなることが多いよね
って話になって、
やっぱりこういうのは、
目的地を作らずにこうやってやろうって、
凄いいろんなところに行くんだけどさ、全く帰れない。これがまた楽しい。
どうやって帰るんだったっけ?ってふたりで言いながら帰る。
運動にもなる。エクスサイズにもなる。
そして親子のコミュニケーションもとれる。
お金もかからない。

これほど素敵なことありますか?
大切なのね、人生において発見。そして好奇心をなくさないこと。
このこと凄い大切だね。まあ、やってください。


それではここで1曲。
「THE SIXTH DAY」ぼくのシングルコレクションから、Gacktで「Last Song」。
(Gackt「Last song」)



GacktのFURACHIなオトコたち、今夜の1曲目はぼくGacktで「Last Song」でした。

ここでぼくからのお知らせ。
全国アリーナツアー「THE SIXTH DAY・SEVENTH NIGHT」
4月29日からスタートするアリーナツアーのチケット、
明日3月28日朝10時から、一般発売されます。

まあちょっと取りづらいとは思いますが、
詳しくはぼくのオフィシャルホームページを見てください。

http://www.dears.co.jp
まで。

それでは続いてのFURACHIメール。札幌市ともかず。

「ぼくはこの前とんでもない目に会いました。デパートに行ったときのことです。
突然ものすごい便意に見舞われたぼくは、冷や汗をかきながら人ごみをかきわけ、
ダッシュでトイレに駆け込みました。
間に合ったと言いながら、無事にふんばる行為が終了したとき、
いつものようにウォシュレットのボタンを押しました。
しかし勢いよく噴出したまではよかったのですが、
何分たってもウォシュレットが止まりません。
停止ボタンらしきものを押しても一向に止まる気配がありません。
完全に故障だと思いながら、ぼくは便座から立つことができず、
5分くらいおしりがふやけるまで受け止めていました。
これ以上おしりが耐えられなくなったので、即座に立ち上がり、
真剣白刃取りのようにウォシュレットを両手で押さえることにしました。
3分後、ようやく噴射が止まり、パニックから救われました。
しかし、おしりの感覚はなくなり、トイレの中は水浸し。
さらに
ウォシュレットでずぶぬれになり、さんざんな目に会いました」

甘いね!甘い。

ぼくはね、ともかずよりも、20年くらい前。すでに経験済み。


あのね、ぼくの友達にね、すごいお金持ちの子がいて、
家の中にサウナはあるわ、銭湯のようなお風呂はあるわ、
豪勢なお屋敷に住んでいるきんちゃんという友達がいました。
彼の部屋もまた広くてね。
あのね、部屋の中には本棚があって、漫画がもの凄い数あるの。
漫画をとったらその奥にさらに漫画、
で、さらにとるとまた漫画、みたいな。

なんだこの家?みたいな。で、ふたりで漫画読んでたんだよね。
で、ちょっとトイレに行きたくてさ、で、行ったんだよね。
ドア開けました。そうするとさ、洋式の便所。

当時ね、ほとんど和式だったんだよ。20年前なんて。
なのに、洋式のトイレがついていて、
しかも、なんかその洋式のトイレのまわりにいろんな装置がついてるわけ。
でこれね、字が書いてあるわけ、その横に。まず、止まるっていう字。水って書いてあったんだよ。
で、ぼくはね、水って書いてあったから、水ってなんだろうって、あ、流すボタンか、みたいな。
ああ。。。と思って、ぼくの中で水ってプチッって押したんだよね。


そしたら、
ウィーーーーーーーーーーンっていって、自分がこう見てると、
ちょうど便器の奥から棒が
ぴゅ〜〜〜ってのびてくるわけ。
凄いなと思ってさ!なんてシステムだ!と思うわけじゃない?
ぼくの想像、それまでの想像は、その棒が、中をぷわぁっと洗うものだと思ってたの。
なんて画期的なシステムだとぼくは感動してたわけさ。
そしたら、
ビーーーーーーン。。。ぼく、それ覗いてたのね、どうなるか。
で、
クォーーーーと音がするわけ。始まる始まると思った瞬間に、
自分に目がけて、ピューッ!と飛んできたんだよね。

ぼくは思わず右にばっとよけたら、そしたら水がビシューッって出るわけさ。
で天井に当たってるんだよ、水が。
どうしていいかわかんないから、ぼくは手を押さえながら、ドアに手が届かないんだよ。
ドアに手が届かなくって、ドアに手をのばそうとするとさ、水がもれるんだよ。
で、ドアが閉まったまま、
「きんちゃ〜ん!きんちゃ〜ん!水!!水!!」
きっとね、そのころ
きんちゃんはバビルU世読んでてね、夢中だったんだと思う。
ほんっとね、辛かった。まあそのあときんちゃんにはさんざん文句言ったんだけどね。

あのね、トイレに、最近ふたがあくでしょう、自動に。知ってる?
うち、そうなんだけど。
で、それつけた理由っていうのもね、
3年か4年くらい前に、埼玉行ったんだよね。
大宮のレストランは入ったんだけどさ、大宮のレストランにはいって
ドアをぴゅ〜っと閉めてさ、ドアにぱって向いた瞬間に、便座がぶあっと開くわけさ。

ぼくびっくりして、霊だと思ったんだよ。
うわぁっと思って、もう、ぼく叫んでさ、誰かが見てるんだと思って。きょろきょろして。
しばらくたったら、ふぅって閉まるじゃない?うおぅっ!って思って、
「このトイレ生きてる」。。。で、なんか横見るとさ、
なんか開くとか閉まるとかいうボタンがあって、
ぴっと押すと開くってボタンで開くんだよね。
けどさ、おしっこがしたかったんだよ。1枚目のふたは開くんだけど、
二つ目のふたは開かないわけさ。自分の手でぴゅっと開けてさ。


これ、意味あるのかなぁとかね。。。。

まあぼくはその大宮のレストランに行ったときは、大宮おそるべしと思ったけどね。
東京凄いと思ってたけど、大宮はもっと凄いと思ったからね。

CMのあとは保健の先生とベッドでテレフラ。

FURACHIになって既成概念を捨てて新しい発見を。
GacktのFURACHIなオトコたち。

(CM)



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