GacktのFURACHIなオトコたち★ラジオレポ

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FURACHIになって既成概念を捨てて新しい発見を。
GacktのFURACHIなオトコたち。

水槽の中で、がんばってます！
GacktのFURACHIなオトコたち。ＣＭ見た？
凄いでしょう？ガーン！みたいな。どうだ~みたいな。

それではテレフラタイム！
今夜のテレフラのお相手は、三重県なつみちゃん１９歳、
看護師をめざす専門学校生。まずはメールを読んでみましょう。

「わたしは看護師をめざしている専門学校生です。
Gacktさんにどうしても相談したいことあります。
実は、学校の課題でオムツ体験レポートを書くことになったのです。
このレポート、老年看護という授業に関連し、生徒とオムツを装着し、
実際に排尿し、オムツをつかうことがどれだけ大変かをレポートにまとめるものです。
看護に生かすための授業なのですが、正直言ってやりたくありません。
確かにこういう体験をすることはとても貴重なことだと思います。
しかし自分の中で割り切れず、どうしても体験せずにいい方法はないかと考えています。
どうしたらこのレポートを前向きな姿勢で受けることができますか。
Gacktさんの考えをお聞かせください」

Ｇ：もりもり？

Ｎ：もりもり。

Ｇ：もりもり、元気いいね？

Ｎ：は~い、元気です。

Ｇ：なつみちゃん、この老年看護という授業の一環で、オムツをつける。
なんでこの授業に対してのふんぎりがつかないわけ？

Ｎ：実際にこう、つけてることってすごい苦痛だと思うんですよね。
で、こう体験できるってほんとうに貴重なことだと思ってるんですけど、
自分がいざ体験しようということになると、どうしても抵抗してしまうところがあって。

Ｇ：それはどこで、どういうふうにするのかな？

Ｎ：学校にある実習室のベッドで、生徒全員がベッドに寝て、
それでオムツに排尿するんですよ。

Ｇ：。。。すごい授業だね！

Ｎ：そうですね。みんな一斉に。

Ｇ：じゃあ、誰かが見ていてその前でやるわけじゃなくて、
みんな寝て、みんな一斉にするんだ。

Ｎ：そうです。

Ｇ：。。。これってさ、男子も女子も一緒？

Ｎ：女子だけなんですよ。女の子だけで。

Ｇ：これって、ちょくちょくする授業なのかな？

Ｎ：いえもう、これ一回きりだと聞いています。

Ｇ：このほかに、こう、びっくりする授業とか、ある？

Ｎ：体験する授業が多いんですけど、この前は、
老人さんの体験をするっていうので、関節ごとにプロジェクターじゃないんですけど
動きにくくなるようになるものを。

Ｇ：わかるわかる。

Ｎ：わかりますか？

Ｇ：あの、５０歳の筋肉がこの程度だとか、
７０歳はこうだとか言って、からだじゅうに巻きつけてやるんだよね。

Ｎ：はい、そうです。

Ｇ：ぼくがね、ぼくがいつも、ツアー前になるとベストで、
一番重いベストで何キロだったかな、１０キロ。で、脚に４キロ４キロ。
そのうえに（不明）とか巻きつけて、２０キロ以上背負って生活するんだよね。
それを病院の先生に言ったら、６０歳とか７０歳はこういうものを感じて、
いつも生きてるんだみたいなことを言われてさ。

Ｎ：ああ、そうですか。

Ｇ：まあ、ぼくはトレーニングなんだけど、
実際には関節とかに動きにくいものをいっぱいはめてやるでしょう？
凄いな~って、思ったんだけど。ぼくはその話を一番最初に聞いたときっていうのは、
そうかおじいさんっていうのは２０キロのベストを背負ってるのか、
って全然勘違いしててさ。全然話変わってたんだよね、凄いな~とかって思った。

Ｎ：ほんとですね、あの、わたしも祖母と、おばあちゃんと一緒に住んでるんですけど、
すごく気持ちがわかって。いい体験になったなって思いました。

Ｇ：そうだよね、それはそうだよね。まあ、話は戻って、さっきのオムツの話だよね。
これさ、プレイの一環だと思えばいいんじゃない？まあ、それが一番いいでしょう。

Ｎ：思ってもない衝撃的な答えです。

Ｇ：そうかな？ぼくね、いつも思うんだ。
どんなに苦しいことも、どんなにつらいことも、絶対ね、
そこに面白さがあるんだよね。ああ、これはなんとかプレイだ、
みたいな、ことを思えば、まあアリかな、って。

Ｎ：自分でいうのもなんなんですけど、凄いうぶうぶなんですけど、
それくらい気合いれてこうしたほうがいいんでしょうかね。

Ｇ：なつみちゃんはね、全然まだやわらかい方だと思うよ。
ぼくの友達がいる劇団の話をちょっと聞いたんだけどね、
この劇団は、はいってね、まずなにをするかというと、赤ちゃんプレイをやるんだって。

Ｎ：え？

Ｇ：赤ちゃんプレイっていう言い方は変だけど、劇団員全員が、オトコと女混ざってるんだよ？
全員裸になって、上から下まですっぽんぽんになって、そしてみんな赤ちゃんになるんだって。
で、床の上でえ~ん、って言いながら、普通におしっこしたりするんだって。
ほんとにするんだって、みんな。そこで恥ずかしいとか思ってるレベルでは、
その役になりきれるレベルではない、っていう、凄いわかりやすいところだったんだけど。
ぼくその話聞いてね、すごいなあって。

Ｎ：凄いですね。

Ｇ：でね、実際にそれやったらどうなの？って話を聞いたんだよね。
ぼくはまわりが気になるんじゃないの？って話をしたんだけど、実際にやり始めたら、
自分も赤ちゃんだから、なにもそんなの見えない、もう集中なんだって。
気づいたら終わってたって。プレイ！うん、
だからね、なつみちゃんは、このオムツをはめて、体験するんじゃないんだよ。
おじいちゃんの気持ちをわかりましょう、じゃないんだよね。
おばあちゃんの気持ちをわかりましょうではなくて、おばあちゃんになるんだよ。
動けなくなった、トイレに行くこともできないおばあちゃんになるんだよ。
その瞬間。そうしたら、そこでしか排尿できないわけでしょう？
体験しようっていう気持ちでは体験にならない、はっきり言って。
むしろ気持ちをわかりたいとか、体験をほんとの意味でやりたい、
感じたいっていうのであれば、完全に自分の気持ちをそこまで持っていかないと、
それにならないよね。

Ｎ：ほんとうにそうですよね。

Ｇ：実際にそれをいやだと思っているのか、
それとももう、いやだという感覚もないのか、それはわからない。
なってみないとわからないし、それはやってみないとわからない。
自分がそこになりきって、ほんとうにはいって、自分の心がその姿をイメージして、
そしてもうどうしようもない状況を、受け入れてる自分の気持ちでやってみたときに、
その気持ちがわかるんじゃないのかなって、ぼくは思うんだけどね。

Ｎ：ああ！ほんとうにそのとおりだと思いました。

Ｇ：まあ、抵抗はあるかもしれないけど、一度役にはいってしまったときには、
抵抗なんていう言葉はね、関係ないから。それは完全にはいってない、
アマチュアだよね。アマチュアは帰れ！そういうことだよね。
なつみちゃんがそこでアマチュアなのか、ほんとうに専門学校にはいって、
自分の目指すものが本物なのかを問われてるときだよね。
だから、まわりの友達でいやだって言ってる子達がいるんだったら、
帰れアマチュア！ってこの一言。消えろアマチュア！
そのあとで、壇上の前に立ってね、耳をかきあげながらね、
「聞きなさ~い」って言いながら。。。

Ｎ：金八先生。。。。。（笑）

Ｇ：ふふふふ。。。。言いながら、みんなにね、自分がそれになりきる、
まああの、そこにはいりこめる役者だね、ひとりでの。
完全ななつみちゃんは看護師という役者であり、そして、
看護師になるまでの道のりの中には、いろんな役者がいるわけさ。
その役者ひとりひとりになった時に初めて、
その人たちの立場や気持ちがわかるようになってくるってことなんじゃないのかな。
まあでも、オムツ体験ができるっていうのは、
ぼくはうらやましいなと思うけどね。

Ｎ：ああそうですか。

Ｇ：だって、みんなできないもんね。
お金とられるところに行って、おむつ体験をやる人もいるんだよ？

Ｎ：。。。。

Ｇ：凄くない？

Ｎ：。。。。はい。はい。

Ｇ：しかもね、なつみちゃんは、それをひとりではなくて、クラス何人いる？

Ｎ：32人です。

Ｇ：32人、同時にするんだよ？しかも、32人同時に排尿するんだよ？
これって凄いことなんだよ。わかる？
この瞬間っていうのは、例えばぼくが横浜アリーナで
１万５０００人のみんなが同時に跳ぶ瞬間が、例えば世界にどのタイミングで、
どれだけの可能性があるかと数えたとき、ないでしょう？
でも同じ教室に32人が、おむつをつけて、同時に排尿するっていう、
これは奇跡なんだよ！この瞬間に、なつみちゃんは立ち会うわけさ。
しかもその中で、本気でね、自分がその役にはいりきっている、
これはまさしく、その星に生まれた女だよね。

Ｎ：はい。

Ｇ：かっこいいよねほんとね。ここまで言うと。

Ｎ：勇気が出てきました。

Ｇ：がんばってください。

Ｎ：Gacktさんあの、ありがとうございました。

は~い。素敵なおむつの体験をしたなつみちゃん、クセにならないように。

FURACHIになって既成概念を捨てて新しい発見を。
GacktのFURACHIなオトコたち。
（ＣＭ）

FURACHIになって既成概念を捨てて新しい発見を。
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