GacktのFURACHIな男たち★ラジオレポ

－1-

人生に迷ったとき、大きな決断に迫られているとき、
あと少し力が必要なとき、ぼくがそっと背中を押してあげるよ。

今夜はFURACHIなオトコと、FURACHIな夜を過ごそうよ。
Gacktの、FURACHIなオトコたち。

自分のからだを熟知している男、
日本代表、Mr.FURACHIO、Gacktどぇす。

まあいかに自分のからだを知るか、
不可能を可能にすることに命を懸けるぼく、Gackt。
常に挑み続ける、現在挑戦中の課題は！。。。これはね、しゃちほこ！
あの、寝そべって、足で、自分の、目を隠す！

。。。そう前にまわしてね、あれがどうしてもやりたい！
。。。。マトリックスみた人わかると思うんだけど、１の方ね。
最後キアヌ・リーブスがパン！ってこう足あげるじゃない、片足。
ぼくはあれを垂直で上げたいの、片足。パン！
上から物が降ってきたときに、足を上にパン！って上げて、
「危ないよ？」って、やりたいんだよね。なかなかいかなくてさ？
で、いまあの逆立ちもがんばって練習してるんだけど、
ようやく逆立ちが、足を開いた状態で、
完全に立てるようになったんだよね。

でぼくは、逆立ちした状態で、１８０度超えたいの。
そうそう、矢印になりたいわけ！
で、その状態で、くるくる回りたいの！
なんかさ、やれたら、世界レベルに達するような気がしてさ。
体操選手でもいないでしょう、そういうことやってる人。。。。

まあそんなわけで、今夜もみんなからのFURACHIOメール、読んでみましょう。

神奈川県、チューソン、高１。

「ぼくにはひとつ上の兄がいます。
このあいだ、ＰＲＩＤＥに影響された兄が、突然、肩にワンパン入れてきました。
ぼくはむかっときましたが、ぐっとこらえて、
「てめえのパンチなんか効くか！」と言いました。
兄は調子にのって２発３発４発と殴ってきたので、
ぼくも腹が立ち、肩を思いっきり殴ると兄も本気になり、
もう１発ぼくの肩にパンチを入れてきました。
ぼくはぶち切れ、「てめえいい加減にしろ、こら！」というと、
兄は「。。。来いよ」と言ってファイティングポーズをとりました。
ぼくはからだの大きい兄に殴りかかれず、「ば～か死ね！」としか言えず、
その場を去りました。部屋から出ると、自分を情けなく思いながら物に当たりました。
こんなぼくはどうすれば、兄に挑んでいける男になれますか」

チューソン、ボブ・チャンチン知ってるか？
。。ロシアンフックをマスターしろ！これはね～ぼくもいま練習中なんだよ！
いまね、うちに新しくスタッフではいったね、カズっていう男がいるんだけどね。
この前ね、あの、ワンパンずつ殴る、ゲーム知ってる？
一発殴って、一発殴られて、一発殴ってってずっと繰り返してくゲームあるんだけど。

それをね、やったんだよね。そのカズっていうのがね、
またす～ごいパンチャーで。。。ぼく初めて、素人で、
ロシアンフック打てるやつ見て、ロシアンフックはこ・こ・ま・で・凄いのか！
。。。びっくりした。うちのスタッフとそのカズっていうのがやってるのを見たときに、
音が違うんだよ。肩だよ、肩。殴った瞬間に。。。ボフゥッ！。。。信じられる？
この音。そのあとにうちのスタッフは、うぅあぁああああ！！って言って、
崩れ落ちたんだよ。肩だよ？ロシアンフック恐るべしみたいな。

で、カズっていうのはそんなに背が高くないわけさ、
でもこのロシアンフックを極めてる彼は、無敵だね！
あの１発のパンチは、ほ・ん・と重い！うん、このチューソンね、
身長なんか正直関係ないんだよ。
逆に言ったら、背が低い方が、インファイターになれる。

相手の内側にはいれるし、内側にはいってから相手を投げることもできる。
それに加え、ロシアンフックをマスターした日には。。。おまえは無敵だ！
。。。。怖くない。そんなロシアンフックをたぶんボディに１発入れたら、
きっとね。。。。その次の日からね、チューソンのおにいちゃんは、
敬語使ってくると思う。それぐらい、ロシアンフックは、偉大だ。。。がんばれ。

ということで。。。。GacktのFURACHIなオトコたち。
今夜の１曲目はぼくGacktで。。。。「rain」。
（Gackt「rain」）

GacktのFURACHIなオトコたち、
今夜の１曲目はぼくGacktで「rain」でした。

それでは続いてのFURACHIなメール。
これは。。。。アイミかな？１９歳。

「最近疑問に思っていることがあります。それは、協調性についてです。
わたしは小さいころから人と違うことが大好きでした。
いまでもひとりで行動したり、人にどう思われようと関係ないといった感じです。
しかし数日前友達に、「協調性がない」と言われました。
わたしは無理して人に合わせるのは疲れるので、
性格の合わない人とはあまり話しません。このことを母に相談すると、
「社会で生きていくには協調性が必要だよ。
人に合わせる努力をしなさい」と言われたので、
数日間自分を抑えて協調性のあるふりをしました。
しかしストレスがたまる一方で、確かに人に合わせて話をすることが大切だと思います。
誰にでも好かれるような人は素晴らしいと思います。
しかしほんとうの自分を殺してまで人に好かれようとは思わないし、
そんな労力は無駄だと思っています。
「Gacktさん、協調性っていったいなんですか？」

あの、日本人は、この協調性っていうのを、完全に、間違っている。
あの、誤解している。協調性っていうのは、自分を殺して、
相手の意見に対して、うんうんそうだよね、っていうことが協調性じゃないんだよ。

協調性っていうのは、自分の意見と、相手の意見をぶつからせて、
その上で、自分はこんな意見を持っている、相手はこんな意見を持っている、
ああ、人ってこんなに違う意見があるんだな、
じゃあこの意見をどうやってひとつにまとめていこうか、
どうやったらいいものを作っていこうか、っていうのが協調性なんだよ。
決して自分を殺すものじゃない。

あの、日本人の、とくに親だよね、よくあの、人に合わせるとか、
社会に生きていくためにはっていう言葉をよく使うけれども、
これ大きな間違い。

もちろんその、アイミがね、
どういうふうな態度でやっているかっていうのはわからないけれども、
まず自分があるっていうことが凄く大切なこと。

その上で、自分の本音を、相手に言ってあげる。
でその本音は、相手を傷つけるためのものではなくて、
ほんとに相手のことを思って言っていることであれば、間違いなくそれは相手に通じる。
うわべだけのつきあいはね、確かに人は増える。
でも、自分になにかあったとき、自分が困ったとき、苦しくなったとき、
間違いなくまわりは消えていくから。

それよりも、本音で、自分の思いを届けられる人。。。。
そのひとを、もしアイミが５人手にいれることができたとしたら。。。
アイミは勝ち組だね！協調性ってそういうものだからさ。

人って楽しいときは、正直誰とでも一緒にいられるんだよね。
でもほ～んとに苦しくなったときに、自分のそばに、
何人、人が残ってるだろうって考えて、
そういう人を作ろうって思う気合がないと、
やっぱりそういう仲間は現れない。
それをこう、しっかりね、胸に持って、
生きていくって大切なことだと思うんだけどなぁ。

まあ、そんなわけで、きみからのFURACHIなメール、略してフラチメ、
夜も朝も、待ってます。ぼくGacktに相談したいこと、疑問、質問送ってください。
メールアドレスは全部小文字で。。。Gacktのスペルはgackt。
葉書の宛先は。。。。。まで。

そしてFURACHIなオトコGacktに直接想いを伝えたい人は、
電話番号も忘れずに書いてください。このあとはカツラ？。。。
ああ、違う、カラオケのコツ。え～話しちゃおうカナ？

FURACHIになって既成概念を捨てて新しい発見を。
GacktのFURACHIなオトコたち。
（ＣＭ）