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FURACHI男 第5回(5月3日オンデマンド)レポ

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FURACHIになって既成概念を捨てて新しい発見を。
GacktのFURACHIな男たち。


GacktのFURACHIな男たち。略してFURACHI男!!!
テストに出るよ?今夜もさっそくFURACHIなリスナー略してフラチリ。。。
むちゃくちゃな略しかただね、これ。。。メール、紹介したいと思います。

大阪府ミルキー19歳。漫画家。

「わたしは去年夢をかなえることができました。
それは漫画家になるということです。

小学校のころから、漫画を描き始め、雑誌のコンテストなどに投稿したりしていたのですが、
去年の9月、ある出版社の編集部から、
投稿した原稿が、別冊に掲載されるという電話があり、
漫画家のプロとしてデビューすることができたんです。
しかし夢がかなったとはいえ、心配なことはあります。
それは漫画家としてやっていくにはとにかく読者の人気を得なければならないわけで、
そうすると内容は自分の表現したいことより、
どれだけ受けるかということを優先させなければいけません。
Gacktさんは音楽という作品を生み続けていますが、
そういう部分で葛藤はありませんか。
アーティストである以上、自分が描きたいものを描くことが一番なのでしょうか」

G:もりもり?

M:あ、はい!

G:ははは。。。

M:すいません。こんばんは。

G:こんばんは。

M:ミルキーです。

G:Gacktどぇす。夢はかなったんだね。

M:はい。

G:おめでとう。

M:ありがとうございます。

G:どんな漫画なの?

M:少女漫画の、べたべたなラブストーリーです。

G:ああそうなんだ。なんでそのラブストーリーだったわけ?
それが描きたいものだったの?

M:それが描きたいものでした。一応。はい。

G:なるほどね。19歳でデビューで、早いのかな、遅いのかな。

M:普通みたい、っていうか、多いらしいです、十代でデビューっていうのは。
運もあるらしいですけど


G:まあもちろんね。え〜。。。。いまどんな生活?

M:いまはもう、学校もやめて、フリーターで漫画描いて、家事手伝いしてみたいな。

G:うん。。。なるほどね。。。。さて問題の今後の不安。
なにをそんなに不安になってるわけ?

M:やっぱり、自分の描きたいものと、読者の人が求めてるものというか、
ラブストーリーだったら、この人とこの人が別れると、別れさしたいけど、
読者がそれをいやがるとか。そういう、媚じゃないですけど。
そういうのと、やっぱり描きたいのと違って、
でも自分の描きたいのは描くべきなんかなあという。

G:だってそれまだなにもやってないんだよね?

M:え?

G:なにもまだ始まってないよね。

M:まだ始まってないですけど、これから。

G:だよね。やってみたら?まず。うん、だってやる前に悩んだってしょうがないでしょう?
やって答えが出ることだっていっぱいあるし。で。。
その自分がやりたいことと、媚を売る、読者寄りになることって、
たぶんね、いま想像の中で一杯一杯になってるんだと思うよ?
先にまずやってみて、
で自分が思ったことってね、
あとね、気になることってね、きっと一杯出てくると思うの。

例えば読者からの反響で、いい反響もあるし、悪い反響ももちろんあるわけ、
反響ってね?人って100人いたら100通りの答えがあるからさ、
例えばそのうち、90人がいい答えだとしました。
けど、気になるのは絶対に10人の、いやな、不評なんだよね。
これってどういうことなの?これってよくない。こんな別れ方なんて、センスがないとか、
こういうどうでもいいようなことを、結構気にする人っていると思うの。
けど、ここに振り回されて、この10人に振り回されて物事すすめていくと、
どんどんどんどん視野が狭くなっていくわけさ。

自分の信じる道をとにかく貫いて、
結果を出すことをまずやるべきだと思うのね。
で、結果が出て行くなかで、自分のやってたことは絶対間違いじゃなかったと思うか、
それとも間違いだったと思ったか、それは結果が出てからわかることだと思うし、
結果が出てから判断すればいいんだよ。

別にそこから、やりなおしたって遅くないわけだからさ。
いまなんにもやってないうちから、読者のことを思って、とか。。。。
それは、考えるべきことではないし。
いまきみがやろうとしてることっていうのは、
ピースの抜けたパズルの絵をずっと眺めてるようなものだよね。


材料がそろってないにもかかわらず、この絵はいったいなんだろう、なんだろう、
どうしたらいいんだろうって思ってるのと一緒だよね。
でもきみは、いま目の前にさ、ピースの抜けたパズルを
ずっと見てる女の子が一人いました、その子になんて言う?

M:え?

G:この絵いったいなんだと思う?ってその女の子が言ってたら、
きみはなんて言う?簡単なことだよね、横にあるピース嵌めなよって。
嵌めたらわかるじゃないって。なんで途中でやめて止まってるのって、
いまのきみってそういう状態なんだよ。自分でどんどんピース嵌めてけばいい。
そしたら必ずそこに絵は見えるからさ。でしょう?

M:感動しました。

G:いやいや、感動しなくていいから。せっかくさ、自分の夢をかなえたんだから。
でもそれはスタートなわけじゃない?ここがゴールじゃないわけで。
とても素敵な夢だと思うし。ぼくも漫画大好きだしさ。
漫画から勇気を与えられるなんてこと、いっぱいあるわけ。ほんとに。
その可能性がね、いま目の前に光り輝いているわけさ。
それを
実現させるかどうかも、きみの行動力次第なんだよ。
きみが止まっちゃだめなんだよ。わかるかな?


M:わかります。

G:じゃあ、やれるよね?

M:はい、がんばります。Gacktさんもがんばってください。

G:がんばってるよ?

M:もっとがんばってください。

G:ありがとう。じゃあね。

M:ありがとうございました。
 

FURACHIになって既成概念を捨てて新しい発見を。
GacktのFURACHIな男たち。


FURACHIな男は寝ないでがんばる。GacktのFURACHIな男たち。
略してGacktのFURACHI男!


きょうは漫画家デビュー間近のミルキーと話をしたわけなんだけども。
まあ、ミルキーのようなね、その。。。悩みっていうのかな、
そういうスタンスにはまってしまう人たちっていうのはいっぱいいると思うんだけどね、
ほんとにきょう言ったこと、そのまんまだと思うんだ。
みんなね、立ち止まりすぎ!うん。。
3歩下がって。。。3歩下がる。
下がりっぱなしみたいな。そういう人多いよね。


ぶつかった瞬間は、もうとにかく、5歩進んで、振り返る。
しかも2秒。それくらいで。
ちらっちらっみたいな。それくらい行かないと。
で、進んで進んで進んで、きっと見えてくるものいっぱいあるから。

立ち止まっちゃだめだよ。

では最後にメールを1枚。みんなのこれってFURACHIなんですか?
紹介したいと思います。



ラジオネームあやの。金沢区、13歳。

「初めましてこんばんは。いきなりで悪いんですが、
FURACHIな男とはどういう意味ですか。気になってどうしようもないので教えてください。
ヤリチン野郎とは違うんですか?」

冒頭で言ってるじゃん!ふふっ
聞けよ!
FURACHIな男とは、ああ。。もう少しわかりやすく言ったほうがいいのかな。
まあ。。。世の中を少し斜めから見ている。そして世の中から少し斜めから見られている。
ここポイントかもしれないね。そうそうそう。
でもお互い斜めから見合ってるから直線!みたいな。
これオッケーみたいな。こういう人FURACHIな男って。
自分だけ斜めから見ている、これダメ。向こうから見られるだけ、これもダメ。
お互い見ている。これ大切。ということでみんなのFURACHI、待っています。

メールアドレスは全部小文字で。。。。。Gacktのスペルはgackt。
葉書のあて先は。。。。まで。え〜電話でぼくに想いを伝えたい人、
電話番号も書いて送ってきてください。この番組はオンデマンドで、
インターネットでも聞けます。ニッポン放送のホームページからとんできてください。
番組のホームページ、携帯電話のサイトもチェックしてください。
次回もFURACHIな男の宴にぜひ、参加してください。

FURACHIな男はなにも考えていないように見えて、なにも考えていない!
それじゃあまた、

FURACHIな男が、きみの人生をも、変えてみせる。

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レポ作成 イリヤ  編集 tulip@管理人