HOME FURACHI男レポTOP 第7回 2003.5/17
21:30〜2200
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FURACHIになって既成概念を捨てて新しい発見を。
GacktのFURACHIな男たち。

歴史はFURACHI男によって作られたかもしれない。
GacktのFURACHIな男たち。FURACHI男はFURACHIな男たちの略称です。
え〜さて今夜も、FURACHIなリスナーと話をしてみようかな。

え〜東京都レイナ、27歳。司法浪人。

「わたしは弁護士をめざしている27歳のレイナです。
毎年受かるのは受験者の中でわずか3%ほどと言われていて、
1回で合格するひとはほとんどいません。
わたしもいままでの受験では合格することができず、
約4年間司法浪人としてがんばってきました。
年齢制限がないので、何回でもチャンレジすることができるのですが、
早く合格して帰国子女としての語学力を生かして弁護士の仕事をしてみたいです。
そこでGacktさんに相談です。
弁護士の最初の試験は3時間半の長丁場で、集中力が勝負なんです。
試験前の集中力、そしてそれを持続させるにはどうしたらいいのでしょうか」


う〜ん。。。それでは話をしてみましょう。

レイナちゃん27歳司法浪人。。。。もじもじ?

R:もしもし。

G:ふふ。。。うふふって。初めましてかな?

R:初めまして。

G:初めまして。ちなみに司法試験っていうのは
どんな試験があるのか説明してくれないかな?

R:最初に択一試験っていうのがありまして、それは択一のマークシートの。
それは3時間半のやつですねl。そのあと夏に論文試験っていう、
小論文を書くっていうのがありまして、それが6教科で。
そのあとに最後に口述試験といいまして、口頭試問です。答えるんですね。


G:なるほどね。具体的に、どれくらいの人が毎年、弁護士になっているのかな。。。

R:去年とかですと1000人ちょっとですね。だいたい。

G:なるほどね。
実際でもその1000人の中の弁護士で
使える人っていうのはほとんどいないもんねぇ。


R:うふふ。。。。

G:現実的な話いうと。

R:そうですね。

G:いやあ、まあね。。。
現実は厳しいよ、ほ〜んとに。
いやだってね、ぼくいつも思うの。
こういうね、司法試験受かってる弁護士になる人たちいっぱいいるけど、
世の中で弁護士としてほんとに腕がいい、力になれる人たちって、
異常に少ないなって、思うんだよね日本って。

ぼくね、裁判好きじゃないんだけど、いやだけどほんとにね、結構何回か裁判起こしてて。

R:ありましたね。はい。

G:そのたんびに、いろんなほら、弁護士の先生とかと話をするでしょう?
でね、話をしてるときに、このひと。。頭悪いなあっ!って思うこともね、
ものすごいあったのね。要はね、
使えないって思った瞬間。
使えないって思った瞬間って、
そのひとは急に先生じゃなくなるわけ。

すっごいショックなんだよね、そういうときって。
でも、中には、やっぱり凄いなこの人はって思う人もいて。
そういう先生にめぐりあうことは、ほんとに確率的に少ないんだよね。
そういう人が増えてほしいなあって。

R:受験の期間が長いっていうのもたぶん、原因のひとつだと思うんですけど。
あの、人と接する時間がだんだん減ってきて、
一般常識とか世間とかから離れた生活をしてますんで。
なかなかこう、人の苦労がわからなかったりとかするのような。


G:なるほどね。どんな弁護士になりたいと思ってるの?

R:渉外弁護士っていうのがありまして、
あの、外国の会社との交渉をしたりですとか、
日本の会社が外国に進出をするときに、
お手伝いをするようなことができたらと思ってるんですけど。


G:なるほどね。ぼくね思うんだけど、レイナちゃん、そういう仕事をしてみたい。
。。その仕事の上になにを求めてるわけ?
たとえばその渉外弁護士したい。。それがしたいから、弁護士なろうとしてるの?
それともその上でなにかしたい、目的があるのかな?
要は自分のビジョンが見えてるのかな?

R:渉外弁護士の事務所にして相談に乗ったり、
おいしいコーヒーでも出しながら、なごやかな雰囲気で
相談にのってあげられたらいいなあっていうのはありますね。


G:実際にさ、弁護士事務所、行ったことある?

R:ないです。

G:いっぺん行ってみたほうがいいよ?

あの、ぼくね、いつも思うんだけど、弁護士になる人たちって、
たぶん実際にほんとうに弁護交渉の世界の現場を知らない人たち、
多いんじゃないかなあって、思うんだよね。
だからビジョンが見えないような気がするの。

実際ほんとうにレイナちゃんが自分のやりたいことなのかどうかを確認することも含めて?
いっぺん行ってみたほうがいいんじゃないかな。
たぶんそれで傷ついて、もっとやろうって思うかもしれないし。
このひとみたいになりたいと思うきっかけができるかもしれないし。


やめようと思うかもしれないし。もっと具体的にビジョンを、
レイナちゃん自身が、ほんとに弁護士を、
いわゆるほんとうに先生を言われる立場になって、
やっている絵が自分の頭の中でもっとクリアに見えないと、うん、
きっといまやってる勉強って、
試験のための、勉強であって、

レイナちゃん自身の未来の、
明確に見えてるビジョンのための
勉強じゃないような気がするんだよね。

だからそういう、自分の、
明確に見える未来のビジョンのための勉強になった場合、
たぶんもっと勉強の効率も上がるだろうし、
集中するしないっていう話にしても、全然自分の気にしないところで
当たり前に集中できるようになると思うんだよね。うん。

いまは、そのテスト受かるための、テスト勉強、みたいになっていて、
そこがもうゴールみたいな。目標地点、最終地点っぽい感じっていうのかな。
もちろんその先にあるっていうことはわかってるんだけど、
ここを通過したうえでのっていう感覚になっているんじゃないのかなって。。。
ぼくは聞いてると、そんな感じがするんだよね。

司法試験に受かることっていうのjは、自分のビジョンとして、
もちろん当然のこととしてっていう考え方に変わった場合、
たぶん司法試験に対する臨み方や勉強の仕方って
全然スタイルも変わると思うのね。
そうすれば、いまここに書いてあるその、集中のしかた?っていうことに対しても、
全く気にならなくなると思うんだけど。ぼくはそう思う。
まあ。。。4年間。。浪人してるっていうことは、きっと4年間、
いままでやってきたこと、なにか方法間違ってるよね?

R:そうかもしれないですね。


G:だよね。
それに早く気がつかないとだめだよね。

R:はい。なかなか変える勇気がもてないっていうのがあって。

G:もちろんそれもわかる。
怖いよね。変えるのって。
でやっぱりきっかけが必要だと思うのね。
それって。
じゃあきょうのがきっかけになったわけじゃない、大きな。
だったら、きっとできるよ。がんばってね。


R:はい。ありがとうございます。

G:大切なのは、結果を出すことだから。
それじゃあ、吉報を待ってるね!

R:はい。がんばります。

うん。。それではここで1曲。HYDEが6月4日に久しぶりに新曲を、
え〜、出す。。。だって!。。。。いや、聞いてないんだもん。
え〜今夜はその新曲、みんなに聞いてもらいましょう。HYDEで「HELLO」。
(HYDE「HELLO」)



FURACHIになって既成概念を捨てて新しい発見を。
GacktのFURACHIな男たち。


(CM)


FURACHIになって既成概念を捨てて新しい発見を。
GacktのFURACHIな男たち。


とにかく前に向かって歩くきみを応援したい、
GacktのFURACHIな男たち。


まあ
きょうは電話で話をした、レイナちゃん自身の立場、
考え方っていうのは、
いまの多くの学生の象徴のような気がするね。うん。
どういうふうに、なにをやっていけばいいのか、まだ目標があるだけ、
非常に素敵だとは思うんだけど、
大切なのは、結果だから。

もう結果を出すっていうことと、その結果に向かって、自分が行くにおいて、
自分がなにをやっていけばいいかっていうこと、
ぼくよく雑誌とかでね、音楽専誌とかでも話をしたりしているんだけども、

世の中、大半のおとうさんおかあさんは、必ずこういうよね。
勉強しなさい。勉強して、いい高校にはいりなさい。
いい大学にはいりなさい。
がんばって卒業しなさい。
卒業したら必ずいい会社にはいれるから
うん。

はいれません
。。。。うん。。。いい会社ってなんですか?
いい大学ってなんですか?いい高校ってなんですか?

そういうことやっても、結局ね、なんの答えも出ないし。。。。
結果なにも出ないと思うのね。

たとえ、まあ、給料がそこそこいい会社にはいったとしても、
自分はなにをやりたかったか、全く見えないと思う。流されるだけだと思う。


そうではなくて。
自分はこれこれこういうことをやりたい。
そのためにはこういう技術が必要。

この技術を取得するためには、こういう大学でこういう専攻をとらなければいけない。
その専攻をとるために、この大学にはいらなければいけない。
この大学にはいるためには、これこれこういう高校にはいらなければいけない。
こういう高校で、こんな、勉強をしなければならない、
だからいまがある!っていう考え方。

逆の考え方だよね、常に。逆から。
直線的で、一番短い、回り道をしなくていい状態なんだよね。
あの。。。本来ね、みんなが考えてる、これをやっとけば、
この資格をとっとけば、こういうふうにこれができるからもしれない、
こんな可能性が広がるかもしれない、っていう可能性だけを広げていっても、
可能性っていうのは広げるだけじゃだめなんだよ。
幅じゃないんだよ、可能性って。大切なのは深さなんだよ。

幅は狭くてもいいから、その可能性がほんとに可能になる深さが、
深さを手に入れるためのみんな、
努力っていうか
やらなきゃいけないことをやろうよっていう、話だよね。
そうすれば、きみが、ほんとに望んでるもの、
欲しいもの、
必ず手に入るから。

そんなわけで普通のお便りや相談以外にも番組では、
「これってFURACHIですか?」も募集しています。
メールアドレスは全部小文字で。。。Gacktのスペルはgackt。gackt。


葉書の宛先は。。。。まで。
それから電話でぼくに想いを伝えたい人は電話番号も書いて送ってください。
それからこの番組は、オンデマンドで、インターネットでも聞けるようになっています。
ニッポン放送のHPからとんできてください。

番組のHP、携帯電話のサイトもチェックしてみてください。
この番組が2倍も3倍も興味を持って聞けるようになる、そう思っています。
ということで、

悩んでるきみ、FURACHI男でいいなら、何かの役に立てるかも。
懐の深さと広さでは、負けないね。

それじゃあまた。

FURACHIな男が、きみを変えてみせよう。

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レポ作成 イリヤ  編集 tulip@管理人