ライブハウスツアーレポTOP

棺の中から出てきた吸血鬼。鬼気迫る表情
地獄の亡者の群れに、十字架を背負ったキリストがダイブ

6/22 青森クォーターシークレットライブ 
   んごパーティ参戦レポ  
by tulip篇


青森クォーターでの、シークレットライブを確信したのは、ANNでのヒント直後で、
翌日さっそくラウブハウスにTELして、現金書留を送りました。(チケット代)
そのあたりは、まだ前売りチケットもたっぷりあり、私は大きな声で、サイト内でも
「6/22は、青森だよ〜!」と叫びたかったのですが、
大騒ぎになってシークレットが中止になっては大変です。常連様、教えなくてごめんなさい。

必死にシクレを捜索中で、メールをくれた方には、こっそりお教えしてましたが・・。

でも、そうそう思い切れる方もいないまま、木曜日に・・。
そのあたりに、キエちゃんと知り合い、どうしても青森に行きたいと・・。
さっそくクォーターに問い合わせたら、
もう前売り券はないです。とのこと。
当日券は少し出るけど、
もうノイローゼになるほどのTELの嵐で、当日券も難しいのでは?との回答。
キエちゃんに、その事を伝え「無理しない方がいいよ?」と言うと、
「シークレット、二度と行けないかもしれないから、
チケット取れなくてもいいです。雰囲気だけでも」

「雰囲気だけのために、たった一人で東京から飛行機に乗って行くの?」
「行きます・・。よろしくお願いします・・。」とキエちゃん。凄いな〜。と、ちょっと感動。


6/22 私は前売り券があったけど、キエちゃんのためにAM9時、青森クォーター到着。

会場前には、20人くらいの人。
「え?これっぽっちしか居ないの?」
整理券配布開始。整理券は十分に余っている様子。整理券の引き換えは、10時とのこと。
それまで近くで時間をつぶし、10時整理券引き換え。

自分が予約していた前売り券もゲット。
5枚のチケットには、整理番号がふってあり、番号は、93番から、97番の5枚。
「え〜!!うそ!!最前列、無理だ」・・ちょっと、がっかり。

5時半。会場前に整理番号順に並び始めました。

私達の前に居た人数は・・50人くらいだったかな?
全体の人数は、200人くらいでした。



そして、6時半、会場内へ。
3列目くらいの真ん中をゲット。

地元の学生バンドが、2組演奏。かなり緊張している様子でした。
「頑張って〜!」会場のムードはなごやか・・。でも、実はこの時から異様なかんじ。
後ろから、ギュ〜〜ッかなりの圧力。もうすでに満員電車状態。


そして、40分後スモークが会場内にたち込め、
Noah のサウンドが体に響く音響で流れ出します。

「ギャ〜〜〜!!!!!」
このとき
「ガクト!!」と太い声。ちょっと緊張がほどけ、また凄い歓声。

そして、いよいよ出てきました。
まるで、棺の中から出てきた吸血鬼。鬼気迫る表情。
目は、こっちを見ているよで、4次元を見てるかんじ。両手で会場を煽ります。
(このレポを書いた時点では、まだ実際に吸血鬼のイメージが入っていることは知りませんでした)

「よく見つけたな〜!かかってこいよっ」
そして「Speed Master」

もう満員電車なんてもんじゃないです。
満員電車・・で事故発生。急カーブで右に左に急ブレーキ。
震度7の地震のよう
に、ファンの群れが、Gacktさんの動きに合わせて、動きます。
必死で足をふんばって堪えながらも、たてのり。
Gacktさんはどんどん前に出てくる・・・Gacktさんのお腹を、スタッフが押さえている状態。
手はファンをあおり続けます。
(もう、しょっぱなからダイブするつもり〜?)

そして「Lu:na」の間奏で、とうとう、
柵にGacktさんが登り、静かにダイブ。

まるで
地獄の亡者の群れに、十字架を背負ったキリストがダイブしたかんじ。
群れは、Gacktさんをもみくちゃに・・。
体中、顔、髪。もうぐちゃぐちゃ。将棋倒し。
私もあと10センチで頭に届きそうで届かない。
もう体の痛みなんてありません。トランス状態?!

セキュリティーにガバっと抱えられ、Gacktさんはステージへ。
ダイブしている間、JOBは一列になって、
演奏を続けながら、Gacktを凝視。(だったそうです)
こんな状態なのに!!まだGacktの手はファンをあおるあおる。
先日聞いた将棋倒しでのGacktさんの理性ある行動?
嘘じゃない?
どっちがホント?ってかんじ。
(どっちも本当のGacktさんなんだよね・・)

私は痛みより、前を取られちゃう〜!と前へ前へ。
やはり3列目以上の前は無理。Gacktさんは、ほとんど見えない状態。もみくちゃ。
「death wish」「ANOTHER WORLD」

どのあたりで、MCが入ってたのかは忘れましたが、
「ねぶたの絵のりんごジュースが美味しかった」と言ってました。
あと、「覚えた言葉は?」とかいう話しになり
「ヘヴァ」・・・これがかけ声に変わり「ヘヴァ」を連発してました。

シークレットライブは30分くらい?一瞬でした。でも、これが限界だったようにも思えます。
これ以上やったら、本当にケガ人が続出。倒れる人も出るでしょう。

命懸けでかかってくるファンには命懸けで応えてやる。
このライブは自分のわがままでやるライブだから、自分が気持ちいいのが先決。
気持ちいいだけかき回して、自分がイったらそれでいい。
もっと気持ちよくなりたい、ファンの欲求不満を残させたまま、
去ってゆくGackt・・・・みたいな。
(ぎゃはは)そんなかんじでした。

アンコールを10分ほど。
でも結局現れず・・。多分、その間にホテルに退散したのでしょう。

終った会場内の床は戦場後。
携帯、サンダル、くつ、ピアス、髪の毛の束?
前代未聞のライブの凄さをもの語っていました。




私たちは、居酒屋を打ち上げ会場にして大いに盛り上がり、12時の閉店とともに、2次会へ。
2次会はカラオケ。Gacktオンパレード。
AM2時過ぎ、イリヤちゃん、まーるちゃんは豪華ホテルへ。
ゆっか、私、キエちゃんはお勝手から入るドラ娘モードで、安旅館へ。
(笑)

こんな楽しいひとときって、そうそう何度もないでしょうね。
以上、ざざっと勢いあるうちにレポもどきを一気に書いてみました。 tulip@管理人

-