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ただ「脱いで」はだめだよ。自分からまず脱がない
6/15 ZeppTokyo に参戦しました レポ by イリヤ


ZeppTokyoよりただいま帰還いたしました。(正確には3時間前)
今回のファンクラブツアー、なんというか、ほんとうに"参戦"という感じでして。
もう、闘いです。いかに楽斗が視界にはいる環境を維持するか。
満員電車というのは、嘘ではありませんでした。

こぶしもたいがいにしましょう。。。見えないのです!

楽斗さんはお元気でした。少なくともステージ上での支障はまったく感じませんでした。
歌によっては、高音が少しきつそうでしたが、かすれるというほどではありません。
バラードではたっぷりと、聞かせてくれました。
でも、彼のステージをたくさん見てる人の意見は、また違うかもしれない。

上手で一回、
最前の人に投げキッスを。下手では握手をしてました。
とてもエレガントな動きでした。

ステージの流れは、大阪、福岡と同じだと思います。
トークの内容を覚えている限り。あ〜、
ものすごく記憶がとぎれとぎれだ。というのは、
トークの最中に10人くらい倒れて、そのたびにトークが中断するので。
楽斗さんが
「スタッフ!」というと、
袖からセキュリティーが現れて、倒れた人を軽々と担ぎ上げていきます。
楽斗さんもサングラスを少しあげて、心配そうに見守っています。
近くの人が倒れると、楽斗さんがそばにきてくれて、ちょっとラッキーな気分。。。
(あ。ごめんなさい)

しんちゃんが
「きょうはみなさん非常にテンションが高い。
Youさんは、この3日間の休みの間に40時間寝たらしい。
茶々さんも体調があまりよくないらしい。
でもみんなテンションが高い!高すぎる!楽斗さんがステージ前に
『きょうを生きる。明日のことはきょうを精一杯やってから考える』
といっていたのが印象的だった」
楽斗さん「なんかほっぺたが痛いんだけど、誰かたたかなかった?痛いんだけど」

。。このへんよくわからないのですが。


楽斗さん
「いま、ものすごく気持ちいいんだ。。。分けてあげたいくらいだよ。
すごく気持ちいい。楽屋で気を失ってたんだけどね」

確かにトークの始まりのころ、登場のときは、まだ、はあはあと大きく息をついていました。
その
「気持ちいい」という言い方がものすごく真に迫っていて、ちょっと怖かったです。

客席から
「がんばって」という声がとぶと「がんばってます」
「元気出して」
といわれると「元気です」などと答えています。
「愛してる」といわれたときには「ごめんなさい。もう一回いってもらえますか?」(笑)
もう一度
「愛してる〜」との声に「ああ、ぼくも愛してるよ」と。

沖縄は暑い、との話に
「北海道は寒いよ」と前の方で誰かがいうと
「なんだともう一度いってみろ!あがってこい!」みたいにふざけて啖呵切ってました。

ライブ会場が満員電車並みだということから、ここが電車だったらすごいね、と。
で、
みんな一斉に同じ方向を見ている電車というのもすごいと、しんちゃん。
楽斗さんは、
「で、ぼくが車掌で、出発進行っていうんだけど、
みんながこっち見てるから恥ずかしくていえない、みたいな」

会場
「出発進行って言って!」と大騒ぎとなりましたが、「勘弁して」とそれはありませんでした。


質問その1
「ライブのアクシデントで、笑ってしまったようなものはありますか?」

う〜ん。。。。としばらく考えて、Rebirthのラストで空に還るという設定で、
アリーナの天井近くまで吊り上げられたとき。
ワイヤーが上の方で一本になっているため、
観客の退場が終わるまで、上でくるくるまわっていたそうです。
また、MARSの瞬間移動については、
「ぼくは双子だからあれができるんだ
(ちなみにデビット・カッパーフィールドは三つ子だと言っていました)
」(笑)
そして、双子の兄弟が舞台にいる間、アリーナの外周を走って移動していたのだと。
で、客席の後ろから会場にはいり、走って中央のステージにあがったのだそうです。
ただ、舞台衣装のままで会場を走りぬけると、さすがにばれてしまうということで、
なんとトレパン(脇に線のはいったやつ)をはかされた。なのに、
会場にはいったとたん、まわりから
「あ、ガクト」「あ、ガクト」「ガクト」ガクトガクト。。。
という感じでばれてしまい、恥ずかしかったそうです。
それと、MARSのDVDで、瞬間移動して中央のステージに現れたあとも、
ステージよりも前の客席のひとはなかなか気づかず
、気づいた人が前のひとの肩をたたいて教えてあげるのが、
ずうっと前の席の方まで伝わっていくのが面白いといっていました。



質問その2
「女の子の服装、ズボンとスカート、どちらが好きか」

ぼくは、スカートの似合う女の子が好きだけれど、でもやっぱり
女の子は裸がいい、と。
「脱いで」と叫ぶ客席に「ただ"脱いで"はだめだよ。自分からまず脱がないと」
というと、しんちゃん
「だからといってみなさん脱がないでくださいね。
セキュリティの人の別のお仕事ができてしまいますから」
と会場を笑わせます。
「脱いで」と叫ぶ中に男性の声も混じっていて、
「男が脱いでっていうな!」と一喝(笑)

「白衣は?」
との問いに「白衣は苦手。いい思い出がない」と。
きのうも病院へ行ったのだけれど、「筋肉注射をします」と看護婦さんにいわれた。
なのに「静脈にしますね」とのこと。それがとても大きな
(25センチくらいの大きさを手でつくりました)注射で、色がついている。
で刺した瞬間、目ににおいがきた。
「くさっ!くさっ!」と思っていた。
帰るときに「きょうにおいがしますから、あまり口とかきかないでくださいね」といわれた。。。
それは「にんにく注射」だったのだ、と。
そういう感じで看護婦さんとはいつも行き違っている、と。。。


最後にメッセージ。

やはり今回のツアーは、
最初にシークレットありきで、でも少し大きな会場で
ということで、このような形のもの(Zeppツアー)も加わった
、とのこと。
自分がステージに立つ意味、というものを確認するつもりでやっている、と。
みんながライブが終わって、うれしそうな顔をしているのを見るのが、
自分はほんとうに好きだと。ほんとうにステージに立つのが好きなのだということを感じている。
秋からのホールツアー、それが終わったらまたみんながびっくりするようなものを届ける。
待っていてほしい、とのこと。。だったと思います。


印象としては「ホールツアーの予告編」という感じです。
さらに充実した演出で、魅せてくれるのだろうと期待させます。
Fragrance、確かにすごかったです。
マイクスタンドを愛撫するような。。。あの指先の動きには、さすがに会場も息をのみました。

以上イリヤの報告でした。




ライブ参戦数日後・・・・

終わった直後は、あ〜大変だった!もうちょっと落ちついて見たかった!
まあ、予告編って感じで、ホールが本番だな。。。みたいな感じだったんだけど。
 終わってしばらくたってみると。。。
直後にはなかった感慨のようなものが、心を満たしているのに気づきます。
 
今回はね。。。遠いとも近いとも感じませんでした。
歌っているときの彼は、トークのときとは別人のオーラをまとっていて、
すべての動きがながれるように美しい。なにか、別の世界にいるように思えるのです。あまりに見事で。
 
たまに、両腕を横にゆっくりと広げて、会場の視線をうけとめるような仕草をします。
ゆっくりと、広げて、恍惚とした表情をうかべる。
客席との握手、投げキッス、それらも激しいものではなくて、
あくまでゆっくりとした、動きの中で。
曲が流れているあいだは、我に返る瞬間というのはなくて、
表現しつづけているのだと思います。ステージの上の彼は別物に生まれ変わるのかも。
 
トークのときに「いま気持ちいいんだ。すごく気持ちいい。。。
みんなにもわけてあげたいよ」
というのが、非常に真に迫っており。
あ。。。トランスにはいっちゃってる。脳内物質出ちゃってるな、って思いました。
秋のホールツアーは一貫して意識喪失状態だな、と思いました。
 
これでこのままステージが終わっちゃうと、確かにわたしたちは淋しいかもしれない。
やっぱり彼は舞台の上のひとなのね、って感じてしまう。
だけど、このあとのトークで彼は、下界に降りてきてくれるんですね。
フィルムも楽しいです!「おお!」と思わせる映像の連続です。
これ、ローソンのビデオに入れて、みんなにも見て欲しいと切望します。
そんなわけで、歌が終わった後で、身近な楽斗さんを感じられるわけです。
 
彼の両方の面をいっぺんにみせてくれるわけで。
これは本人大変だろうけど。。。いい企画だなあと思いました。
ああいうトークがあると、精神的な距離、かなり縮まるような気がします。
 
16日はダイブもあったということで。。。く〜土曜参戦組はちょっとくやしいぞ!
う〜ん、気合がたりなかったかな〜残念

水戸の中止については、関東シクレ團もかなりショックで。。。
けど、Zeppの話で。。きょうを精一杯やりたいのであって、
次の日のことを考えてセーブするなんてこと、できないんだと。倒れたらそのとき考える、
と言ってて。
ああ、確かにこういう話、前にも聞いたことあったけど、
なるほど。。。。こういうことなんだな、と思いました。

いつもいつも全力を出してしまう。コンディションを調整。。できないんだね。
遊んで体調を崩したわけじゃなくて、仕事して崩れてるんだし。
それでファンががっかりして離れていくようなら、それはしかたないと思ってるんだね。
ライブ参戦数日後の思いをだらだらと書いてしましました。
ここまで読んでくれて、ありがとう。