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ステージに全身全霊で挑む気迫、もの凄いレポ by 上弦月

10月25日仙台サンプラザ
 
仙台駅から地下鉄で1区間。階段を上がると、
目の前に仙台サンプラザがそびえ立っていました。新しくキレイな会場!
いきなり「お姉さん、チケット余ってない?」ダフ屋のお出迎え。
無視して、ガク友さん数人と、浮き立つ思いで、サンプラザの階段を上りました。

会場前には、すでにライブに参加するであろう方々が沢山!
気合の入ったGacktコスの方々が、ライブに華を添えていました。



今回の下弦の月ライブは一度きりの参加でしたが、
色んなアーティストのライブでも得たことのない、史上初の素晴らしい席。
センター前から3列目の予定でした。
今までは、2階スタンドがほとんどで、良くても真ん中くらいだったので、
ドキドキしながら、チケットの番号と席を照らし合わせたのですが。。
・・ない?!
困り果て、スタッフのお兄さんに聞いて、ビックリ!!
3列目のはずが、何と最前列!

案内された席は、YOUさん側で、目の前に憧れのロープありました。
ひざの前には、いつもTVで見かける黒人セキュリティーのお兄さんがしゃがんています。
(セキュリティーの方は耳栓してました)



会場が暗くなり、ドドっと湧きあがります。
「Gackt〜!」
会場はGackt コールの嵐。
 
「Noah」
が流れ、幕が降りたまま幕の向こうに、金の玉を追う竜の影。
アジアンな映像が浮かび上がります。

そして、幕が上がり、GacktさんとGacktJOBが登場!
仙台のGacktさん、お肌の調子は抜群で、もの凄い目の力!

遠い異次元を見るようなまなざしで
「Doomsday」熱唱。
歌い終わると銃声が響き、曲の最後の心音の停止と共に、
死神?カオナシダンサーズが登場。
(本当の名前は何て言うのでしょう?)
カオナシ達に操られ、命を戻した?Gacktさんは、 「death wish」を再び熱唱。
そして、休みなく「Lu:na」へ。


「Lu:na」の間奏は、いつも何かしらのパフォーマンスがあるので、
(TVでは、バック転、シクレでは、ダイブ!)
さて、ホールライブでは?と思っていたら、
浮きました!
カオナシダンサーズのひとりが、ロープをつける役目です。

アクロバットパフォーマンス!
今回のライブの大きな見せ場のひとつは大成功!
戦いが飛ぶことによって、よりカッコよく演出されていました。

そして、ドカンと炎これには、びっくり!
「ぶおっ」という炎の音と熱さが顔面をおおいました。
そして、炎の熱さをより煽るかのように
「Speed Master」に突入し、
会場は熱狂、沸き立ちます。


沸き立つ思いは微妙に変化して、
甘く狂おしいマイクパフォーマンスの
「Fragrance」へ。

続いて「rain」曲の途中から降りしきる雨。
ステージの床がシャワー室のような網目になっていた

謎が解けた瞬間でした。

この雨・・何トン降ったのでしょう?半端な量じゃなかったです。
いつまでもザーザー降り続ける雨。
素晴らしい演出。
網目からはじけて、飛び散る雨の霧を全身に受けとめ、
この感動は一生忘れないぞ!と目を閉じました。

そして、「rain」から
「Lapis」へ。ライブは2幕目へ移行します。


 
可愛らしく軽快な衣装に着替えたGacktさんは
「ANOTHER WORLD」
ではじけ「Mirror」で客席とひとつになります。
ってましたサービスタイム&MCです。
ボルヴィックも数本、宙を舞いました。

まず、仙台MCレポ!
 
お得意のひとり芝居。
むかし、眉毛を抜いている最中に隣で火事があり、消化活動を手伝った小話。

必死で消化活動を手伝ったのに、感謝される雰囲気はなく、
誰も近くに寄ってこない。
しばらくするとヤンキー後輩が寄ってきて、
「ガクさん、チャック開いてます!ガクさん、眉毛がないです!」
(会場大爆笑)
 そんなかんじの小話でした。(以前、ちょっと聞いた話かな)

その他、
男性観客に対して、G:「もっと声を聞かせろよ〜っ
それに反応して、会場から沢山の男性の声。
会場♂:「いっしょに飲みに行こう」「結婚して〜」等。
 
あと、Gacktさんは、
「2か〜い!」
・・と2階席の声を何度も求めるサービスパフォーマンスをしていました。
「1階も〜」と客席から聞こえてくるのですが、
Gacktさんはにこにこ笑い、わざと無視して、何度も2階の声ばかり求めていました。

Gacktさんは、前列よりも2階や遠くで歓声をあげているファンに
想いを届けよう!そう思いながら歌っているようにも思えました。
間近にいるGacktさんの視線は、いつも遠くにあったから。。

あと、ピック投げサービスタイム。
ピックがどこから、あんなに沢山、出てくるのか確認できました。
あのピック。ギターに何個かくってけてあるのです。
ギターを弾く弦の下のあたりにペタペタと数個。


YOUさんは遠くを見つめ、ピシッピシっと、
なるべく遠くをめがけて投げているようでした。
RENさんは、近くで投げてくれなかったので不明。

茶々さんも、YOUさん同様、なるべく遠くにピシピシ投げていたのですが、
目の前に来たとき、
「茶々さん!」と声援を送ると、
ツンとした笑顔で応え、「ヒョイ」とピンクのピックを投げてくれました。

Gacktさんは・・ピックで失敗したのでしょうか。
ピックを床にバラバラと落としていたようです。
私は気付かなかったのですが、ライブ終了後、
友達は床に落ちたGacktさんピックをしっかりゲットしていました。
金色の大き目のピックで、下弦の月の文字入りです。


 
曲は
「Soleil」「忘れないから」と続き、「Dears」へ。
間奏後、キンキラテープが会場を舞いました。
もの凄歓声と共に、
テープを受け取るDears達。
仙台サンプラザは小さい会場だったので、2階席まで届いたそうです。
私もしっかり1本ゲットしました。

そして、曲は
「Missing」が流れ、幕は降りました。



アンコール。
(幕が上がる前に、エゴイストの香りで登場を予告してくれます)

再び幕は静かに上がり新曲の
「君が待っているから」
新曲の衣装。。やたらマグナムが気になる衣装です。
(汗)
見納めだから、しっかりとGacktさんの顔を、穴があくほど見ておこうって思うのですが・・
ついつい視線がマグナムへ。いかんいかんと、視線をお顔に。。

そして
「memories」
カオナシダンサーズに導かれ、光の中ヘ。。。END

ステージ横に去る場面(ラスト以外)、2回共、スタッフに倒れこんで・・、
スタッフは当たり前なかんじで抱きかかえていました。
Gacktさんがステージに全身全霊で挑む気迫は、もの凄いです。

あと、「rain」の大雨の後のステージはビチャビチャで、
Gacktさんが歩くたびに、
キュッキュッ、ピチャピチャと、音がしました。
デニムの軽快な衣装でしたが、10センチ以上もありそうな底の高いシューズで、
思い切り走るは、YOUさん、茶々さんと絡むは、ジャンプするは、床を転げるは・・だったので、
終始
「転ばないように!」と、ドキドキと祈りながら観戦(鑑賞?)しました。

仙台ライブレポは以上です。
とりとめのない長文レポで失礼しました。