やすらぎの小道


橋場交差点近く、青梅街道上り側にある『やすらぎの小道』の入口。
煉瓦風のブロックが敷きつめられ整備されたこの道の下には、かつて宿場町だったころに田無用水が流れていました。

『その昔、青梅街道沿いを町場といい、そちらから見て裏側になるところの地名に『裏』を付けて呼んでいたそうです。ここ『やすらぎの小道』周辺は町場の北側に当たるところから『北裏』と呼ばれていました。
『北裏』の『やすらぎ小道』は『南裏』の『ふれあいの小道』とまたひとつ雰囲気が異なります。
府中道と交差する場所。
道の脇には道祖神が祭られています。ここから少し行くと観音寺があり、その隣には田無尋常高等小学校(田無小学校の前身)建てられていたそうです 。
田無警察署の裏側を通る。
田無警察署は府中警察署田無分署として明治の頃からこの場所にありました
そうこうするうちに田無郵便局前の通りに出、
さらに進むと境新道に至ります。
境新道を越えると道幅はそれまでの半分程になりますが、用水自体かなり幅が狭かったようなので、この道幅が水路+両脇の土地というところでしょうか。
さらに歩くと『総持寺』脇に出ます。
築地沿いに進み、
山門をかすっていくと、『やすらぎの小道』も終点。
水自体は『田無神社』前の暗渠(あんきょ)を経た後、石神井川に流れていくそうです