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2005

2月 11日 
(金)

例年だと、この時期は「 じっと我慢の冬眠生活」だが、
主人に言わせれば、「今年はチャレンジの年!」らしい。
今日から二週間ほどの展覧会を開催することにした。
前回の年末から年始にかけての展覧会ではチョッピリ自信が持てたものの、
人を見かけないようなこの時期に、、、やっぱり不安はある。
まぁ、いつの展覧会も不安はあるし、終わるまで気が抜けないのが
主人の心境であろう。 ガンバレ〜(^^)



2月 25日 (金)

明日は娘の大学受験。
一緒に行く友人と、電車の時間などの相談のために何十回と
メールをしていた娘が「あぁ、くたびれた。やになってきた。」
携帯電話の便利さも良し悪しである。(苦笑)
それにしても明日は寝坊してしまわないか
こっちの方が緊張してきた。


3月 6日 (日)

今日は大学の合格発表の日。
結果は郵送されて来るが、一秒でも早く知りたいのが心情。
大学のホームページでも見れると言うので
大学に貼り出される10時にはと思いPCの前に集合して
何度もアクセスしてはみたが、全く無い!
カウンターが増えているので、
「我が家のような家庭がいっぱいなんだろうね。」と苦笑いである。
結局、お昼過ぎの郵便で見る事になった。
結果は「合格!」
私立は受けてなかったので家中が安堵に満ちていく。
三年間の苦労が報われたね、お疲れ様。


3月 14日 (月)

大学の入学手続きに行って来た。
娘は一人で出来ると、私を煙たがっていたが
ちょと怖い事務員さんにツッコまれていたので、慌てて行ってみると
書類の書き方の間違えが一箇所と
足りない書類が一通。これを後日送ることで決着。
出て来てから「ぶちギレルところだった。。。」と娘。(^^;)
気を取り直し、他の手続きや説明を聞き、ついでに寮も見学。
この(狭い)部屋に四人(@@)とは。。。
一ヶ月7500円じゃ仕方無いね。


3月 21日

今日は、長男の(大学の)卒業式。。。
早いものである。(^^)
ありきたりではあるが四年前の入校式が、ついこの間のように
はっきりと思い出せる。
その時は夫婦での出席だったけれど、今回は長女、次男も引き連れて
家族全員で思い出作りのイベントにする気、満々!
朝も暗いうちに出発し、東北道、首都高、横(浜)横(須賀)道路と走り、
降りる手前のサービスエリアで着替える。
海が開けてくるともう、すぐ大学がある。
横須賀の海は、いつも大きなタンカーとかが見れて楽しい。
凄い警備の中、誘導されるままに車を置き、会場に入る。
場所を決めたり、撮影の作戦を検討していたら
長男の方から来てくれて、少しお喋りが出来たのは嬉しかった。
息子も家族皆で来たのに喜んでいるようで、
「僕が席に戻ったら、何気なく立ったり、帽子を直したり、手を振るからね。」
と言い残して戻って行った。
確かに全員、同じ制服姿なので何度も見失うが
客席の方が目立つらしく、その都度合図をしてくれるのが
カワイイというか、おもしろかった。
式も始まり、卒業証書の受け取り方も普通でなくて、なかなかカッコイイ。
来賓の挨拶も他では聞けないようなもので、おもしろい。
首相(小泉純一郎)の祝辞も「良い事」言ってました。
やっぱり最後は「帽子投げ」でしょう!
舞台の偉い方々が退場すると、カメラマン達が大勢上がってきて
かまえる中、帽子を投げて勢いよく走り、出て行く。
散らかった椅子と帽子を見て、終わったんだなぁ。。。と
さて、これから2〜30名は別メニューで、息子も
その中の一人(^^;)
離任式を済ませ、私物の持ち出し作業。
他の同級生達は、陸、海、空の征服に分かれ行進の準備をしている。
「この中にいたら、どうなってるのかな?」などと、ボーと考えていた。
リヤカーに山ほどの荷物を車に乗せ、大学をあとにする。
空には観閲式のための戦闘機や、ヘリが来ていたので
見て行きたかったが、中華街での昼食のために急いで向かう。
座敷のせいなのか、食べて疲れが出たのか、
皆、眠そうで特に主人はうとうとしている。(^^ご苦労様です)
さて、今度は市役所に向かい、転出届!
が、休日で出来ない事が判明したので
息子はマンガ喫茶で一晩明かして、一人で帰る事にした。
一緒に帰れなかったのは残念だったが仕方が無い。
那須に帰宅。
我が家の長い一日が終わる。。。。(ホッ)



3月 30日 (木)

長男の「最後の春休み」も終わり、4/1からの仕事のために東京に帰る。
アパートの契約の手違いから十日間ほど宿暮らしとなる。(^^;)
今までは衣食住の心配が要らなかったので
これからどうなるのかが気がかりであが、
明日にはもう一人、長女も旅立つので長男の事はそこそこにして(笑)
姉の家に向かう。
二人の姪っ子たちも就職、入学なので
お祝いに行くつもりだが、いただく事にもなってしまった。
青梅まで一泊二日の日程、
おまけに主人と末っ子は秋葉原に遊びに行くは、、、、
今日も慌しかった。。。




4月 1日 (金)

二番目の子が巣立って行く日である。
「大学は、ぜったい家から通わない!」と言っていた娘には
不安よりも期待の方が大きいらしく、
後ろの席で弟と楽しそうにお喋りしている。
さらにその後ろには、布団、自転車などの沢山な荷物。
途中、高速を走っていると
「両親と子供、そして沢山な荷物」といった
似たような車を何台か見かけて、「一緒だ〜!」と話が弾む。(^^)
寮に着いてからは、主人と次男に荷物を運んでもらう予定だったが
「男子禁制ですから」と言われて、三階まで娘と私で運ぶはめになってしまった。
同室の先輩は冷たそうに振舞ってはいるが
雑巾を貸してくれたのには違和感がった。
あとで聞いたら、凄く良い人だけど新入生の歓迎ドッキリで
わざと、その日は意地悪にしていたらしい。
引越しが済めば用も無いので帰宅。
今回は入学式に出ないので、これが暫しの別れにはなるが
埼玉は近かったせいなのか、あっけなかったかな。
帰り道「あ゛〜、ぼく、一人っ子になっちゃったよ〜!寂しいな。」
と次男(笑)



5月 17日 (火)

子供達は小学校の修学旅行でディズニーランドに行くので
私たち夫婦は行きそびれているという話を以前したところ、
親しくして下さるお客様(H)が、ご招待してくれたの〜!!!
車で埼玉のご自宅へ行き、一休みしてから、電車で向かう。
親子とも友人とも見えない60代と40代のカップルのWデート(?笑)
舞浜の駅に着くと、いきなりリゾート気分になる景色に驚く。
何十回と行っているH奥さんは、あっちこっちで
「ここで写真、撮ったら?」と初体験の私たちを盛り上げてくれる。
モノレールも楽しくて、いつも車で行動している私たちには新鮮だった。
お昼頃ディズニーシーに到着。
平日だというのに大人も子供もいっぱいで凄い人!
確かに魅力的な所である。
ショーやミュージカルを観たり、食事までもご馳走になる(^^;)
3Dの映画も初めてで、二人して思わず手を伸ばしてみたりして。。。
夕方、ディズニーシーをあとにしてH宅へ。
来る時と同様、キップを買って渡してくれる。
全て親任せの幼い頃の記憶に似た懐かしい感じがした。
楽しく夕食もご馳走になり、泊めていただき翌日の午後に帰宅。
ありがたい経験をさせて頂いた。



8月 2日 (火)

長男が就職して早や4ヶ月が経ち始めての夏休み。
春の就職祝いのお返しとして
残りの二日間を家族の為に東京見物を計画してくれた。
行きは私が用意した「青春18キップ」で、のんびりとした旅気分。
息子二人はずーーーとお喋りしている。
長女が一緒でないのは残念だが、まだ帰省していないので仕方が無い。
東京に着く頃にはお昼時になっていたので
ネットで下調べをしてくれたホテルのバイキングへ直行!
快く支払いをしてくれる息子の姿は、社会人としての自信と責任を
身に付けたようで頼もしく見える。
午後は私の希望で新宿方面へ。
主人は一人秋葉原へ。
「お父さんは何しに来たんだろうねぇ。。。」と子供達。
私は「集団行動が出来ないんだよねぇ。」とホローになっていないホローをする。
どこに連れて行ってくれるのかと息子の後を付いて行くと
高層ビルの上の絵画展に案内された。
意外な気がしたが、君もカエルの子なのかもしれない。(笑)
駅に向かうと百貨店の「職人、物産展」の垂れ幕に誘われて催事場へ。
こんにゃくが滑らない箸とか、個性的な時計とか面白い物がいっぱいで
今時の縁日といった感じがした。
日も傾きかけていたので、都庁の展望台に夜景を見に行く。
やっぱり夜景は都会に限る!とにかくキレイである。
一日のスケジュールをこなし、息子のアパートへ。
最寄の駅前でお寿司など買って夕食にする。
両親をロフトで寝かせてくれたのは良いが暑かった。
翌日は朝食を済ませ、息子の会社見学へ(^^)
とは言っても、平日で他の社員は働いているので
ビルを眺めたり、エレベーターで会社のフロアーへ行って
ちらっと見る程度だったが、やっぱり目黒はカッコイイ。
近くのお好み焼き屋さんで昼食をご馳走になり帰宅。
次男はもう一日居たいというので、残りの青春18キップを預けて
私たちはコッソリ新幹線で帰宅。(^^;)
いい思い出をありがとう。




9月 1日 (木)

友人と黒磯へ買い物に行くと、お巡りさんやら私服の刑事さん(?)が
大勢道路にいた。
「天皇陛下でも通られるのかしらね?」と通り過ぎ、用を済ませ
帰り道に黒磯駅の前を通ると、
手には日の丸の旗を持った大勢の民衆と警備の人達。
思わず車を止めて駅を見ると、天皇陛下専用の扉が開き、
白い制服を着た駅長さんらしき人が見えたので
「見れる!」と車を路上に止めたまま走り寄る。
友人と「見れた!ラッキーだったね〜!」
「テレビに写ってたらどうしよう?」などとちょっと興奮気味な会話。(^^)
そもそも、那須の御用邸に来られる時には黒磯駅に着かれていたが
新幹線で那須塩原駅に降りられるようになってからは
専用扉も利用されず、今日が最後になるらしい。
一つ、歴史の終わりを見た気がして色々な思いがめぐる。
また、なかなか粋な計らいをされると感心もしてしまう。




10月 16日 (日)

今年も恒例の「てづくり祭り」が行われている。
昨日から目を付けていた「はた織りのコースター作り」に挑戦してみた。
楽しくて、力作を手に主人に見せに行ってみると、
売り場には居なくて、そこには会長さん???
私を放送で呼び出したらしいが、「居ないから代わりに陶芸体験の指導してるよ!」
(@@;)
慌てて行ってみると「3回も呼び出してたのに何処に居たの?」と呆れ顔。
いゃ〜面目ない。。。



12月 5日 

次男(高2)が1日から4日まで修学旅行なので
私たち夫婦も、ちょっと贅沢をしてみようと一泊二日のバスツアーを申し込んだ。
思えば二人きりの旅行なんて無かったように思う。
ずいぶん前からガイドブックやお菓子などを準備して心待ちにしていた。
一日の朝は早く息子を送り出したので、二度寝して9時頃に起きたが
それからが大変!
すごい嘔吐と下痢、自分でも風邪と分かる症状。
「昨日まで元気だったのに(;;)」
主人に明日の旅行のキャンセルをしてもらい病院に行く。
点滴をしてもらい帰宅。
息子が帰るまで、家事は全て主人がしてくれた。
子供が居ないと私も安心して寝ていられるし、
主人も私の面倒だけだから楽だと言う。
そう言えば、あと一年程で末っ子も居なくなり、
こんな生活になるんだね。。。。
それにしても、初めてのバスツアーに行けなかったのが残念で仕方が無い!

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