2003

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5月 18日 (日)

実家の母が再入院したので15日〜17日
病院で付き添いをしてきた。
出て来る前にバタバタと家事が忙しかったので
疲れが出たのと、個室ということもあって
昼間も借りたベットで一緒に寝ていた。(^^;)
時々、家に電話をすると
主人は嬉しそうな声で喋る。。。
何がそんなに良いんだか?(苦笑)

携帯電話を買い換えた息子(大学三)から
久しぶりに電話があったので
祖母の様態を伝えると、さっそく来週にでも、
お見舞いに行くと言ってくれたのは嬉しかった。



6月 18日 (土)

昨日、お向かいの家の田んぼを見てみると
ホタルが20〜30匹ほど飛んでいたので、今日も行ってみた。
すると、昨日の倍以上の数に
夕べの感動が薄らぐほどだった。
そのまま夜空に目を移すと、
真冬でも珍しい程の星の数!
台風一過のせいだろうか?正に「幾千万」と言える。
まるで夢心地である。
そんな闇の中で、時と空間から解放された
自由というものを感じた気がした。



7月 22日 (火)

7月15日(火)母他界
4日から病院で付き添いをして、8日(火)に一時帰宅。
痛み止めの麻薬で感情が抑えられている中、
帰り際に「帰るけど、がんばってね」と掛けた言葉に
表情も変えれぬまま、一粒の涙が母の目にあふれた。
その涙は私にとって最高のプレゼントになった。


9月 6日 (土)

今日は末っ子の中学最後の運動会!
クラスで男女1名ずつの代表による全学年男女混合リレー(アンカー)や、
応援合戦のリーダーの一員としての姿を録画するのが楽しみで、
私にとっても、子育て最後の運動会として大きなイベントのはずが。。。(;;)
そんな事を忘れて、
主人は、何時も通り第一土曜日の彫刻教室(講師)を予定に入れてしまった。
そのお陰で午後は主人に代わって茶香炉販売。
おまけに午前中は篠竹細工の講習まで受ける事になってるし。
隙を見て、なんとか見に行こうとしたが
「友愛の森」から離れる事が出来なかった。
数万円のために大事な思い出を犠牲にしたように思えて
ちょっとブルーな気分でいると息子が帰宅。
黄豹チームということで、髪も腕も足も黄色になって、
疲れてはいたが、「総合優勝したんだよ!」と喜んでいた。
それからは私の質問攻め(^^;)
痛めた足を女の子が冷やしてくれたとか、
お昼は、お友達の家族に混ぜて頂いて、色々とご馳走になったとか、
科学部の部長としてロケット打ち上げに成功して拍手をもらったとか。
話が尽きない。
いつもの運動会に行った時より、かえって楽しい会話になったかもしれない。
こういう楽しみ方もあるんだなぁ。。。(^^)
それから息子はお風呂に入ったが一時間以上かかっても、黄色が落ちない。
疲れて浴槽で寝入ってしまったかと心配で何度も声を掛けてみた。



9月 8日 (月)

昨日、今日は娘(高2)の文化祭。
というのに、(娘は)今朝は過労でダウンしてしまい、欠席。
昨日は模擬店の蕎麦屋で450食完売とやらで
燃え尽くしてしまったらしい。(笑)
そう言えば、中1の時にも、
文化祭の準備に頑張り過ぎて、当日に欠席している。
体が丈夫でないところが私に似ているのに
根性は主人似のせいかもしれない。。。(苦笑)



9月 10日 (水)

最近お風呂の水が減るので、今日は思い切って修理をする。
思ったより重症で、劣化したセメントをチェックしていると、
あちこちのタイルがはがれてきた。(汗)
いつもは私の仕事だが、今日は主人と二人がかりになってしまった。
(主人が)不要なセメントを削ったり、タイルを落ち着かせるのに
木を当てて叩く姿はプロっぽかった。
ホント、仏師ってなんでも出来るのよね。(^^)
夜はお風呂が使えないので、近くの芦野温泉へ行く。
気持ちいぃ。。。



9月 14日 (日)

友愛の森での仕事を終え、帰る途中で八百屋さんで買い物をしていると
覆面パトカー(?)が路上駐車している車に「前の車!進みなさい」。
マイクの大きな声に、お店のお客さん達が一斉に
何事かと、そちらを見ると
三台目の車の窓が開き、手を振る天皇陛下!
お忍びだというのに条件反射なのだろうか?(笑)
いい人だ〜!
でも、その進行方向は大渋滞中。
大丈夫だろうか。。。(^^;)


10月 19日 (日)

茶香炉を買ってくださった初老の御夫婦との会話の中で
とても印象的だったのは
「今は石油ストーブの芯の所の筒にアルミのお皿をのせて
(香りを)楽しんでるんですよ(^^)」とさり気無く言われた事。
頭の中で、その姿を想像してみると
お金は有るが気にしないタイプ?無い中で精一杯に買ってくれたのか?
この方の生活、人生観についてあれやこれや想像が駆け巡った。
ともあれ、5000円も払ってくれて、心から喜んで下さっている顔が嬉しくて
「イイモノを作らなければ」という励みになった。



10月 27日 (月)

陶芸を始めて10年程たつが、プロが電動ろくろを引く姿を、
今まで直接見学する機会に恵まれなかった。
今、思うと 「これでよくロクロを引いてるなぁ」と言ったところだろうか。(笑)
そこで、以前からお願いしていた先生の工房にお邪魔してみた。
一人で行ったので、ちょっと緊張したが
「いつでもいらっしゃい、一緒にやりましょう!」と豪快におっしゃる方だけあって、
惜しみなく色々とポイントを教えて下さった。
新しいテクニックもあったし、何気なくやっていた事も言葉ではっきり言ってもらうと、
意識することによってレベルが一段上がった感触を得た。
2個引いて、記念に一個は焼いてもらうこことにした。



11月 8日 (土)

以前より主人をカマッテ遊びながら(^^)焼き物を買って下さっていたお客様が
「お酒を一緒に」と誘って下さった。
友愛の森の近所なので、お言葉に甘えて仕事帰りにお邪魔してみる。
いつもは「一期一会」の心情で、相手の個人情報はお聞きしないのだが
お酒が入ると親近感から、相手の方から喋って下さるので話は盛り上がる。
聞けば、「なかなかのお立場」な方。
「(新)聞や」さんと聞いて、鋭い言葉で突っ込まれるかと心配したが
予想に反し、おっとりと温かみがある喋り方をされる。
久しぶりに年齢とか、お立場など、すっかり忘れてとても楽しかったのも
御夫婦のお人柄と、意外な程の(^^;)細やかな気遣いのおかげだと思う。
良い勉強になった。








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