2007年10月29日(月) ご褒美か 涸沼
■釣行プラン■ 今日から遅番なので、おとといのリベンジということで涸沼へ。おとといは、夕方から夜にかけて台風の影響でかなりの量の雨が降り、濁りや増水が心配なところだが、昨日は朝から晴天だったので川も回復したことだろう。おとといのヒットタイムが5時ごろということで、今日は4時半ぐらいから釣りが出来るように3時ちょっと前に家を出た。 ■概況■ 今日は、とりあえず1匹確保したいので、まずは沼口へ。平日なので誰も居ないだろうと思ったが甘かった。既に2台車が止まっていた。仕方なく、やや上流で釣りをすることに。準備をして川辺に立つと、おとといと違って水面でポチャポチャと小魚が騒いでいる。水面にゴミも多く、それが上流に向かって流れているのが月明かりに照らされて確認できる。ゴミと一緒にベイトも浮いているだろうと、表層系のルアーで釣りを開始する。 時間が経つにつれ、小魚のポチャポチャが増えてきたような感じ。流芯ではかすかにボイルの音も聞こえる。それを知ってか知らずか、後方に釣り人らしき車も増えてきた気がする。このまま粘るか、移動するか迷ったのだが、これだけの小魚の気配があるならおとといの場所でも反応があるだろうと、20分ぐらいでこの場所を見切る。 おとといの場所へ。時間は4時40分。おとといバラシた場所よりも、本流に面した場所へ入ろうとしたところ、シュッとロッドを振る音が。なんと、先行者が居たのだ。こんなところ、誰もやらないと思っていたのに。仕方なく、おとといバラシたポイントへ入る。 思ったとおり、おとといよりは小魚の気配はあった。ここでもやはり表層系のルアーからキャスト。バイトがないので徐々にレンジを下げ、こないだ魚に持っていかれたソバット80にチェンジして探ってみたが、5時をまわってもバイトがない。徐々に明るくなって、水面の小魚たちもかなりざわついてくる。時合突入という感じだが、一向にバイトがなく、気持ちだけはあせる。 このエリア内で小移動。ここでの実績抜群のTKLM90で、ボイル周辺に投げ込んでトゥイッチを入れる。しばらく続けていると、5時20分ごろようやくバイトがあった。しばらくワンダーも投入してトゥイッチしまくったのだが、それ以後バイトはなかった。 かなり明るくなって、先行者が移動。散々ルアーをキャストされたとは思うが、このエリアではもうそこに入るしかないので移動。結びっぱなしのTKLM90を流芯に向かってフルキャストし、着水後ロッドを立てて2回トゥイッチした直後、ガツンとバイト。すかさずアワセを入れる。 一度だけジャンプされたが、とにかくデジカメで撮りたかったので、慎重に対応して無事ランディングできた。40センチぐらいかと思っていたが、メジャーをあてるとジャスト50センチ。顔を良く見ると、釣られたような傷があり、尾びれもあまりきれいな魚ではなかったが、今年になって初めてのシーバス、涸沼でも3年ぶりぐらいの魚なので、キャッチできてホッとした。ヒットタイムは5時50分。 その後はボイルも少なくなり、変わって水鳥の数が増えてきた。もうここも終わりだろうと、もう一度沼口へ戻ってみたが、既に遅し。20分ほどルアーをキャストしてみたものの、バイトを得ることは出来なかった。帰り道の通勤ラッシュの事を考え、6時40分に釣りを終了した。 6時5分、涸沼から望む日の出。 ■ポイント&メソッド■ 上にも書いたが、TKLM90のトゥイッチで。このルアー、もちろんただ巻きでも釣れるが、私は結構トゥイッチでも釣っている。しかし、サイズはフッコ止まり。ランカーサイズは、ただ巻きが一番効くと思っているのだが、今日は1匹釣りたかったので、つい。それに私の場合、本流ヤマメの影響か、明るくなると勝手に手が動いてしまう。 ■反省と今後■ 魚の気配はあったものの、フタを開けてみると1匹釣るのがやっと。しかし、今日はどうしても釣りたかったので、釣れてくれて気が楽になった。今回で今シーズン4回目の涸沼川。ガソリン代をかけてわざわざ来てくれたので、1匹ぐらい釣らせてやるよと、釣りの神様がご褒美くれたのかもしれない。ところで、おとといバラシた魚であるが、引きの強さは今日の魚の比ではなかった。もう一度あのサイズを掛けてみたいので、後何回来られるかわからないが、また狙ってみたい。 ■釣行データ■
■使用タックル■
■経費■
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