2007年10月27日(土) なめていた 涸沼
■釣行プラン■ 今週も、毎日ナウファスで海の状態をチェックしていた。週末に向かって波高が落ち着いてきたので、そろそろサーフでも思っていた金曜日に台風20号が発生。海も荒れ気味の予報だったので、サーフは諦め涸沼へ行くことに。問題は雨だが、午後から大雨の予報だったので、早朝はなんとか大丈夫だろうと読む。今日も7時ごろには帰らなければならないので、2時過ぎに家を出た。途中釣具屋さんに寄り、4時前に釣り場に到着。 ■概況■ 予報に北西の風と書いてあったので、迷わず西岸に来た。地図で見て、ちょうどくぼみにあたる場所を選択した。ここは、過去には実績のある場所だが、その時は夏だった。今の時期はどうかわからないが、先週の釣り友さん情報で、まだトップで出ているという話だったので、いけるだろうと読んだのだ。4時という時間のためか、他に釣り人はいない。さっさと準備をして、水辺に下りる。 今日はまず、バイブレーションからキャスト。着底後、チョンチョンとロッドであおり、たるんだラインを回収する。先週の釣行で、ハゼがベイトになっている感じがしてやってみたのだが、30分ほど場所を変えやってみたものの、バイトはなかった。 4時半を過ぎると、後ろを車が走っていったり、対岸にライトの明かりが見えたりと、釣り人の気配も感じてきた。こんな天気でも釣り人はいるんだと、すこし安心した。バイブレーションでバイトがないので、表層系のルアーへとチェンジ。まわりも白々としてきて、いよいよ時合突入という感じになってきた。 ワンダー、ピースリーとキャストし、バイトがないのでもうチョイ深めのレンジが良いのかと、ソバット80にチェンジ。ただ巻きを続けていたが反応がないので、軽くトゥイッチでも入れてみるかとチョンチョンとロッドをあおる。次の瞬間、コフッと小さな感触が手元に伝わった。ボトムに当たったのかとそのままにしていると、ガバガバッと水面を割って魚が出てきた。反射的にアワセを入れた。 魚はすぐに横に走り出し、ドラグが出る。手応えでは、60センチ以下ということはない。推定70オーバーだ。スプールを手で押さえながら走りをコントロール。魚が走る先には、アサリ漁に関する看板が立っている。そこに入られたらラインブレイクだ。しかし、今日は10ポンドのナイロンラインを使っているので無理は出来ない。いつもファイヤーラインを使っていたがバラシが多く、その対策として試したかったのだ。先端をダブルラインにしているので、どうにかなるだろうと思っていたが、甘かった。ズリズリと嫌な感触が伝わってきた直後、フッと軽くなった。ラインを回収してチェックすると、結び目が切れたのではなく、ダブルラインがズタズタになって切れていた。私的には良型だっただけに、残念。5時ごろのことだった。 その後、その周辺で1時間ほど粘ってみたのだが、2度目のバイトはなかった。ボイルは多発しないものの、単発には起こり、それなりに気配はあったのだが。これ以上やるのは無駄と判断し、6時ごろに広浦へ移動。 有名ポイントだけあって、先行者が4人ほどいた。そのうちの1人がブツ持ち写真をしているところだった。まだチャンスは残っているはずと、ウェーディングする。遠方でボイルが見え、時々ルアーの射程距離内にもボイルが起こる。表層系、バイブレーション、シンキングミノーと、思いつくままルアーをキャストしたが、バイトが起こることはなかった。アサリ漁の船が走り出したところで、今日の釣りを終了した。 終了時の水温。実際ウェーディングした感じでは、もう少し低く感じた。 終了時の広浦にて。 ■ポイント&メソッド■ ポイントは上にも書いたが、地図で見てへこんだ地形の場所へ入った。過去の実績と、ゆっくりでも流れがあるので、へこんだところにベイトが溜まるだろうという読みからだ。ヒットしたのはトゥイッチ直後なのだが、ほんとに軽く入れただけ。ヒットレンジが微妙なのだが、自分では表層に近いと思っていたのだが、アスリートS9でトゥイッチしたときに、ルアーの着水地点でもボトムに当たるようなシャローなので、ボトム付近なのかもしれない。 ■反省と今後■ 広浦で、ブツ持ち写真を撮っていた方と話をすることができた。その方は、夜中から釣りをしていて、2本キャッチされたそうだ。そのサイズを聞いて驚いた。90センチと80センチというのだ。そこから推測して、私がバラシた魚も、70アップは間違いないと思う。そんなサイズが出ることを想定せず、バラシ防止ということで、この時期にナイロンラインを使ってしまったことを悔やんだ。はっきりいって魚をなめていた。あと何度行けるかわからないが、今度は絶対キャッチしてやる。 ■釣行データ■
■使用タックル■
■経費■
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