2007年10月19日(金) 手応えあり 涸沼川
■釣行プラン■ 毎日欠かさず某釣具店のサイト、ナウファスで海の状態をチェックしていたが、今週は火曜日ぐらいからずっと海は荒れ模様で海の釣りは無理そう。あれこれ考えた挙句、そろそろデカシーバスが河口へ下ってくるだろうとの読みから、那珂川・涸沼川のシーバス狙いに行くことに。私の経験では、涸沼川は順流が良いと思っている。順流になるのは下げ潮のときで、秋は夜に大きく潮が動く。つまり、夜釣りが良い。今日の予報は夕方から雨だったが、降水量が少ないとの予報であったので、思い切って行って見ることにした。夕飯を食べて出発。 ■概況■ 21時に那珂川河口左岸に到着。海門橋の明かりで川の様子を見るが、風、うねりと大きく、他にルアーマンの姿もないことから釣りは断念。北東の風の影響の少ない上流部まで移動。過去の記憶を頼りに、あっちこっち走り回った。 21時半、涸沼川の中流部へ。夜釣りは、記録では2002年の10月以来なので、昔空き地だったところにアパートが建っていたりと、駐車するにも苦労した。いざ川へ立つと、まだ流れはない。事前にタイドグラフをチェックしたところ、今日は小潮で日中はほとんど潮が動かず、夕方の満潮が19時ごろなので、遅くとも21時には下げに変わると予想していたが、見事に外れ。とりあえず、その場で10分ほどロッドを振ったが続ける気が起きず移動する。 下げ潮が効いてないとすると、涸沼へ行くしかない。北東風が強いので、涸沼でも海側の場所へ移動。しかし、こちらではなぜか風が真正面から吹いていた。足元が波でドバドバで釣りにならないので、対岸へ移動。 対岸の沼口周辺部へ。この時点で既に22時を回っていた。先行者が1人いたので、そのやや上流側へ入る。ルアーをキャストすると、キャストポイントとルアー回収の位置が違うことから、ようやく下げの流れが出始めた事がわかった。ここの状況は、ボイルは極まれに起こる程度。表層系のルアーで1時間ほどキャストを続けたが、ノーバイト。先行者にも釣れた様子はなし。ここの時合は経験的に早朝なので、継続する気力もなく見切りをつけました。 今日はどこへ移動しても荒れた天気なので、あきらめて帰ろうとR51を目指す。R51に上がる前に涸沼川橋下を覗いてみると、誰も居なかった。橋の下なので雨風がしのげるし、1時間ぐらいならいいかとロッドを振ってみることに。最初は橋上流側へ入ったが反応なく、橋下流側へ移動。すると、目の前でイナっ子らしき魚がパチャパチャ始まり、そのうちボイルが起こり始まった。待ってましたと、持っている表層系のルアーを次々と投入。そのうちバイトが出るだろうと期待していたが、これがどうして全く反応なし。徐々にレンジを下げ、シンキングミノー、バイブレーションと投入し、初めてバイトが出たのがバイブレーションだった。既に開始から2時間が経過していた。 その後は、バイブレーションで広範囲に探る。着底直前の巻き始めにバイトが集中。何回目かのバイトでアワセを入れ、ヒット。しかし、急に軽くなる。ルアーを回収してみると、目だけ付いていた。魚が小さく、口にヒットしなかったようである。魚さん、ごめんなさい。 釣りをしていくうち、ガボッというボイルから、パシャパシャといった、セイゴのボイルが多くなった。2時を回ったころには、まあまあサイズのボイルも起きなくなった。橋の上流側へ移動し、バイブレーションでボトムを流していると、根掛かり。このロストで、釣りをする気持ちも途絶えた。暗いうちに眠りたかったので、2時20分で釣りを終了した。 終了時の涸沼川橋・・・・・って、真っ暗でよく見えない。 ■ポイント&メソッド■ 表層でボイルが起きていたので、表層系が良いと思ったが、バイトがでたのはすべてバイブレーション。レンジもボトム。釣り方は、キャスト後ボトムを感じる。私のタックルで、カウントダウン6ぐらいで着底。そのあとは、ラインのタルミを取る感じでリトリーブ。ボトムから離さない感じで流す。ブルブルといった感触を感じないように流した。バイトが出たのは、着底直前の巻き始めが多かった。正直言って、涸沼川でバイブレーションをドリフトさせ、まともにバイトを感じたのは今日が初めて。おそらく、涸沼川ではバイブレーションの定番的な使い方なのだと思う。セイゴに関しては、ベイトがとても小さい魚のようで、私の持っていたルアーでは大きすぎてバイトが出なかったように思う。 ■反省と今後■ 魚の姿は見られなかったが、涸沼ではなく、涸沼川で、「釣れる」と手応えを感じたのは、今日が初めてのような気がする。バラシ1回、バイト数回、2時間ぐらいの間だったが、貴重な体験をした。この感触を忘れないうちに、また機会があったら挑戦してみたい。 ■釣行データ■
■使用タックル■
■経費■
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