2007年7月28日() とにかく嬉しい               鬼怒川(塩谷地区)  
■釣行プラン■
先週末は川も釣りごろで釣果を期待していたのだが、出勤だったり、用事があったりでろくな釣りが出来なかった。今週は台風4号から2週間ほど経過し、水位も平水に戻って普段通りの川になっている。そんなわけで、釣行先をどこにしようか検討していたところ、会社の先輩から「鬼怒川の水がとてもいい感じだぞ」とアドバイスをいただき、ちょっと行ってみようかという事になった。鬼怒川といえば、スーパーヤマメでは昔からメジャーな河川だが、10年近く前に通った時には、ルアーを始めて間もない事もあって、まったく釣れなかった。はたして今の実力と経験で、その記憶を打ち消すことができるのか。期待と不安を胸に、4時前に家を出発した。







■概況■
8時前には釣り場を後にしなければならないので、昔の記憶をたどって佐貫方面へと向かう。橋を渡って右岸から入水しようと思っていたが、川に入る道を思い出せなかった。しかたなく、川へのアプローチの容易な左岸側に戻る。既にポイントらしき場所には、数台車が駐車してあり、先行者がいるのは仕方ないと諦めていたが、ざっと川を見渡して釣り人が見えない場所があったので、そこへ入ることに。

準備をして、小さな支流をまたいで本流へ。先行者がいないのかと思っていたら、上流に1人。葦が高く、川に入水しないと見えない場所にいた。場所的には、先行者がいる場所がヒラキになっており、大物を狙うには絶好であるように思えた。しかし、先行者が腰まで立ち込んでいるところを見ると、魚は確実にいるが釣るには厄介な場所に思えた。私は後から来たので、その下流に広がる瀬のヒラキが続く場所と、ガンガン瀬が始まる瀬頭までのエリアを、長時間狙うことにした。

水面に変化のない場所なので、最初はスプーンで流す。そのうち、ミノーに変えてアップ、ダウンといろいろ方向を変えてキャスト。バイトが出ないので、下流へと移動する。下流に移動するにつれ、足元の石が大きくなっていくことに気付く。そのうち、手の平サイズのヤマメが、11gのスプーンにヒット。どうも、瀬頭あたりの方が魚の気配があるようなので、そのまま下流へと移動していった。


 スプーンから5センチのミノーにチェンジして数投目。クロスにキャストし、いつものように間をおいたトゥイッチを入れながら流していた時だった。ゴクッと手応えが伝わると同時に、魚が水面から顔を出した。トゥイッチが自動的にアワセとなった。魚を反転させないようにゴリ巻きして引き寄せて、ネットイン。鬼怒川では初めての、本流サイズのヤマメをキャッチ。サイズは31センチであったが、初めての場所で状況分析しながら釣った1匹なので、感無量である。ヒットタイムは6時ジャスト。






その後バイトは得られず、先行者が移動したところで、上流に入って深場を狙う。自分も腰までウェーディングし、流芯付近をスプーン、ディープダイバーミノーで探ってみたものの、スプーンを3個ロストしたのみであった。そのまま釣り下って、1匹目を釣った場所周辺をもう一度探りなおしてみたが、2度とバイトを得ることはなかった。時計を見ると、7時30分をまわっていた。そろそろ帰らねばならないので、入水地点まで戻ることにした。


 帰る途中にある深み。岩盤で足元から深い場所であるが、狭いので魚はいないだろうと思いつつ、無意識にルアーをキャスト。なんと1投目にヒットしてしまった。それほど大きくはないと思っていたが、引きが強い。もしやと思ったが、ネットに入れてみると、ギリギリ尺というサイズだった。メジャーをあてると28センチであったが、おまけといっては失礼な立派な本流ヤマメであった。ヒットタイムは7時35分。この1匹で十分気が済んだので、今日の釣りはここで終了した。






 今日の釣り場の様子。













■ポイント&メソッド■
今日の1匹目は、淵までは深さがない深瀬から、開いてガンガン瀬になるところまで200メートルぐらいある場所の、瀬頭周辺でのヒットとなった。そこを狙った理由だが、先行者がいたことはもちろんだが、朝のフィーディングタイムであることから、膝ぐらいの水深でも十分ヒットするだろうという、今までの経験があったからだ。底の石も大きくなり、チビヤマメのヒットが確信を持たせてくれた。








■反省と今後■
今日は10年ぶりの鬼怒川であったが、1匹ならず2匹とキャッチすることができ、とても嬉しい。初めて入った場所であったが魚をキャッチ出来たということで、ポイントを見る目、状況を判断する能力と、それなりに実力もついてきているのだなあと実感している。川のコンディションはまだ良いので、明日、あさってと時間が取れれば、別の場所でもロッドを振ってみたいと思う。




■釣行データ■
釣行時間 5:00〜7:40
天気 晴れ
気温 19〜23℃
水の色 普通
風向き ほぼ無風
水温 16℃


■使用タックル■
ロッド ジャクソン
SR6F−702
リール シマノ
ツインパワー2500S
ライン 呉羽リバージR18
5LB
ルアー
リグ
ケイソン55S、67S
リッジディープ70F
バイト7.5g、10g


■経費■
分類 内容・数量 代金(税込)
     



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