2006年6月11日(日) ツキがなかった 那珂川(湯津上地区)
■釣行プラン■ 今週は9日金曜日に土砂降りの雨が降り、近所の那珂川は約70センチの増水。週末は釣りにならないかと諦めていたが、土曜日の夕方にはかなり水位が落ちてきたので、今日も那珂川へヤマメ狙いに向かう。場所は湯津上地区だが、先週よりはさらに上流の前から気になっていたポイントへと調査を兼ね向かう。 ■概況■ 水位は落ちたとはいえ、平水よりは20センチほど高い。しかし、濁りはなく、状態としては悪くない。天気も小雨で、文句なし。ただし初めての場所なので、目に付いたポイントを片っ端から叩く。4時半前に釣り場に着いたが、既にアユのドブ釣りと思われる船が淵を渡っていった。ここでの狙いは、淵に流れ込む瀬の瀬落ち部分。考えられるありとあらゆる手段で、ポイントを探る。 30分ほど粘ったものの全く反応なし。手を尽くしたので、下流の淵も探る。アユに混じって時折アユとは違う大きな魚の跳ねがあり、魚はいる感じだが反応なし。正直、こういう淵での釣りは苦手で、釣果もいまだゼロである。続々アユ釣り師が集まってきたこともあり、さらに下流へ移動。 下流は小石の瀬が続く。スプーンを流すがさっさと見切り、対岸近くにある深みに注目。この辺りでは魚が着きそうなポイントはここしかないので、瀬を渡ってミノーで探る。 バイトがないまま小さい淵の淵尻まできた。この上流に岩盤に流れがぶつかる場所があるので、そこに移動しようとルアーを回収しているときだった。足元でバシャバシャっと聞こえたかと思うと、ミノーに猛突進してくる魚が見えた。アッと思った瞬間、ガツンと手元に衝撃が走ったが、フッキングせずに反転して帰ってしまった。5時20分のことだった。 魚が猛突進してきた場所。見づらいが、画像中央から手前までは浅く、くるぶしほどの水深。そこを上ってミノーに噛みついたのだが、今日はフックに掛からなかった。 その後は車で小移動。荒瀬の下に淵を発見し、早速探ってみる。ガンガン瀬からのヒラキ、ガンガン瀬、淵と移動するも、淵でリフト&フォールするスプーンの後ろを付いてくる尺ヤマメらしき魚を目撃しただけで、結局ノーバイト。一応この辺は調査終了ということで、一匹欲しいので先週の場所へ移動。 7時半頃に移動してきたのだが、エサ釣り師、アユ釣り師ともに混雑はしていなかった。早速先週1匹目をヒットさせたポイントへ。ヒットさせた時と同じラインを通すが、水位が高く水圧が強いためか、今日は出なかった。 次に、2匹目をヒットさせたポイントへ。水位が高くポイントがぼやけているが、大体この辺りだろうという感じでミノーをキャスト。何投目か忘れたころに、グッと押さえ込むバイトがあった。ヒットだと思った瞬間、フッと軽くなる。おかしいなと思ってミノーを確認すると、シングルに交換済みの腹と尻のフックが絡まっていた。これが原因で、フッキングしなかったのかもしれない。先週は何の問題もなくフッキングしたのだが。 その後周辺を上り下りしたのだが、結局ここではその1バイトしか得られなかった。時計を見ると10時を過ぎており、体力的にも辛くなってきたことから、今日の釣りは終了となった。 7時半の時点で水温は16.5℃。増水のため少し下がったのかもしれない。 ■ポイント&メソッド■ 今日バイトのあったパターンは、1匹目は回収するために早巻きしていたときのバイトで、ミノーの急激なスピードアップと、激しい反射が影響したのか。回収する直前まで魚はルアーを見ていたと考えられ、ミノーの急激な姿勢の変化に突然スイッチが入ったのだろう。このパターンは、意図してやろうとするとなぜか釣れない。 2匹目は、着水後2度ほどトゥイッチを入れた直後にバイト。良くあるパターンだが、先週の1匹目のヒットポイントではバイトがなく、ここでバイトがあった理由はなんだろうと考えた。おそらく地形的に増水しても水圧があまり変わらない場所なのだろうと自分なりには分析した。 ■反省と今後■ ヒットにはいたらなかったが、バイトはあった。先週と同じくビックリヒットもあったが、今日はフッキングしなかった。今日はツキがなかったということでしょう。これにめげず、また釣りに行こうと思う。 ■釣行データ■
■使用タックル■
■経費■
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