2006年5月4日(木) 人生初スモール 白石川(松川合流) → 阿武隈川
■釣行プラン■ 5月3日からの5連休を利用して相馬へ。昨年の日記を読み直し、海が駄目な時のために本流用のタックルも用意した。前日の夕方、松川水路で30分ほどワームを流すも1バイトのみ。これでは海は期待できそうもないので本流に狙いを切り替える。出発前に目をつけておいたのは白石川のヤマメ。そして、阿武隈川のスモール。どんこにて情報収集すると、それなりだという答え。ならばと、白石川、阿武隈川という順で移動するプランを立てた。 ■概況■ 8時前に白石川の松川合流付近に到着。対岸に2人、こちら側に1人の先行者。初めての場所なので、ざっと川の様子を見る。こちら側にいる先行者の場所が本命のようだが、下流もいい感じで流れているので、まずはそちらを攻め、先行者が帰ったらそこに入ろうと決める。 まずはバイト7.5gで探る。水温が思ったより冷たそうなので、ドリフトメインで釣り下る。帰りはミノーで戻る。岩盤と砂の混ざった川底で、沈み石周りも丁寧にさぐったものの、全くバイトがない。開始地点まで戻ると、先行者がちょうど帰る様子なので、すかさず抜けた後に入る。ちなみに、先行者はストリンガーにヤマメらしき魚をぶら下げていた。 松川合流より下流から上流を見る。いい感じなんですがね。 ここは合流した流れが瀬に変化する場所。そのカケアガリ付近を探り、その後反転流などにも探りを入れたがノーバイト。諦めて帰ろうとしたとき、根掛かりのような感触がゆっくりと上流に動き出す。もしやと思ったが、正体はニゴイのスレだった。意気消沈し、そのポイントを見切る。 その後、ウェーダーを履かずに釣れる釣り場を何ヶ所か探ってみたが、バイトは得られず。気持ちを切り替え、今度はスモール狙いに阿武隈川を目指す。 ナビを頼りに川へ降りられる場所を探す。阿武隈川は何度も通過しているが、実際釣りをするのは初めてなのだ。しばらく走ってどうにか川原へ降りられる場所を発見。本流タックルを持って川辺に立つ。 ここは淵から徐々に瀬にむかう途中の場所で、水深は1メートルぐらいか。白石川同様、ここも濁っている。快晴なので、かえってこのぐらい濁っていた方がいいかも。タックルが本流用なので、スプーンで広く探ってみる。 釣り開始直後から、水面をもじる魚がいる。気配はある。スモールはハングオフのような動きに反応がいいらしいのでボトムをこするようにリトリーブ。しばらくしてゴンと何かヒット。グイグイという引きからしてニゴイのような感じだが、姿を見るまでは油断できない。 しばしの抵抗の後、水面に浮いてきたのは細長い魚。50アップのニゴイだった。ヒットタイムは12時40分。 その10分後、またもやニゴイ。この後もニゴイのラッシュが続く。ポイントを徐々に下流の瀬に移すが、ヒットするのはやっぱりニゴイ。スプーンのサイズを小さくすると、さらにヒット率が上がった。 水温は14℃。 ここまでヒットした魚はすべてニゴイ。その数5匹。1日に釣った数としては最高で、そのことだけを考えると十分なのだが、今日の狙いはスモール。どうしても釣りたい。下流の瀬を探りきり、釣りをはじめた地点まで戻ると、スモール狙いのルアーマンが瀬を狙いに移動してきた。ここぞとばかりに状況を聞くと、テトラ周りでジグヘッドリグを使い、40アップのスモールをキャッチしたそうだ。どうやらテトラ周りがいいらしいので、車に戻ってワームを準備し、テトラへ向かう。 足元から探りを入れると、開始直後から頻繁にバイトがある。しかし、乗らない。それでもしつこく探り続け、30センチ弱と小型ながらようやく人生初スモールをキャッチ。ヒットタイムは15時35分。 その後場所を移動し、テトラ際をアップキャストし、ワームをリフト&フォールしているとゴン。これはややサイズアップして、35センチぐらいあった。ヒットタイムは16時10分。 しかし、ちょっとテトラから離れた位置を流すとこいつの餌食。ヒットタイムは16時30分。 この1匹を最後に、今日の釣りは終了となった。 ■ポイント&メソッド■ 阿武隈川に話を絞るが、結果から見るとニゴイとスモールは住み分けされていた。ニゴイは瀬、スモールはテトラ周り。だが、ニゴイは産卵を控えているので、単に季節的な問題なのかもしれない。ニゴイはスプーン、ワームどちらでもヒットしたが、5g以下の小さいサイズが良かった。スモールはテトラ周りの淀みを狙い、リフト&フォールで。スモールマウスだけに、小さめのワームがバイトが多かった。 ■反省と今後■ 白石川のヤマメには相手にされなかったが、阿武隈川の魚たちには歓迎された。白石川の水温は9℃ということで、雪しろの影響がまだあるのかもしれない。せめて2桁の水温は欲しいところ。阿武隈川は、ニゴイの1日のキャッチ数を更新し、さらに人生初となるスモールが釣れたことで満足。どうにか釣り方もわかったので、この連休中にもう一度チャレンジし、サイズアップを狙いたい。 ■釣行データ■
■使用タックル■
■経費■
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