2006年4月23日() 狭いパターン      那須レイク・フィッシング
■釣行プラン■
このところ週末は家族で出かける用事が多く、釣りも子供が昼寝をしているスキに30分だけという感じでボーズ続きだったので日記は書かず。今日も家族でりんどう湖ファミリー牧場に出かけたのだが(プリキュアショー)、帰りの車で子供たちが眠ってくれたので、以前来たことのある那須レイク・フィッシングに立ち寄る。前はバス狙いだったが、今日はトラウト狙い。券を買うときにオーナーと少し話しをしたのだが、バスは2年ほど前にやめて現在はトラウトのみということであった。入っている魚種はニジマス系のみ。初めてのポンドで2時間というのはちと短いが、とりあえず気が済めばよいのでいつものスプーンタックルを準備し釣り場へ。






■概況■
天気は曇り、水は濁り、先客は10人ほど。南側に噴水、北側に水車があり、その両端に釣り人が集中していたが、ここは1時間800円というシステムのせいか時間が経つとバタバタと帰る。自分は西側中央にある流れ込みに入り、様子をみる。

まずはマーシャルトーナメントの0.9g。見た感じライズが多く活性は低くないと判断。これで表層を引けば楽勝と思っていたのだが、バイトが2度ほどあっただけでヒットせず。その後も、1g未満のスプーンをローテーションしていくが、どういうわけか全くヒットしない。前にキングフィッシャーで似た経験があり、そのときは水が濁っているのでもっと水を大きく動かす方が良いだろうと大きいスプーンをチョイスした事を思い出す。今回も同様にアルフの2.7gにチェンジすると、ようやくヒット。1匹目をヒットさせるのに開始から40分かかってしまった。

その後も試行錯誤を繰り返し、場所も南側、北側と移動したが、終了30分前でヒット数はわずか5匹。バイトはそこそこあるのだが、いきなりガッと来るバイトが多く、とにかく乗らない。表層付近に魚が集中しているのはわかるのだが、マイクロスプーンは全くといっていいほどバイトがない。1.5g〜3gまでのルアーをローテーションし、ただ巻きよりは時々早く巻くなどのリアクションでどうにかヒットさせるのがやっとである。このまま1ケタで終わってしまうのも情けない。どうにか打開策はないか考えていたが、先ほどから北東角を狙って連発していたフライマンが場所を移動したので、そのポイントを北側から狙う。

ルアーはノアの1.4gで、グローカラー。キングフィッシャーで夕方爆釣経験のあるスプーンである。これを先ほどのフライマンのヒットポイントめがけキャスト。ただ巻きしていると、すぐにヒット。その後も岸からなるべく離さず平行にキャストし、時折変則リトリーブを織り交ぜながらとりあえず10匹までキャッチすることに成功。どういうわけか他のポイントとちがい、グッと重くなる素直なバイトが多かった。16時35分になり、本日の釣りは終了となった。


 終了後に撮ったポンド全体の様子。サクラが満開。













 今日はキャッチした魚は10匹でした。しかし、バイトはかなりあり、バラシも10匹程度いた。












 こんな感じのチケットです。時間券以外にも1日券もあり。

















■ポイント&メソッド■
ポイントは、自分では最後の釣った北東角の場所が風下という理由もありベスト(後に聞いた話では、ここがポンドでいちばんシャローなのだそうだ)。釣り方は表層付近をただ巻きからのリフト、もしくはスピードアップ時にバイトが多かった気がする。ボトムも探ってみたが、足元ならバイトはあったが効率が悪そうなのであまり試さなかった。

周りのルアーマンだが、北側でそれなりにヒットさせていた方は、スプーンであればかなりデカイもので、そうでなければクランクを多用していたようだ。巻くスピードは1秒にハンドルを1から1.5回転ぐらいと早かった。







■反省と今後■
楽勝と思っていた結果との違いに釈然とせず、終了後にオーナーに話を聞いた。ポンドが最深部は5メートルもあり、足元から深く、ヒットパターンにかなりクセのある釣り場だそうだ。今のパターンはズバリ「2.5gを中心としたスプーンでカウントダウン1で早巻き」だそうである。色は白かピンクが良いそうで、それは休日は放流するからという話であった。マイクロスプーンは5月の連休明けからが良いそうだ。リトリーブスピードについては1月10日の日記にも書いたが、ここは沢の水を使っているそうで、ちょっと他とは季節がずれているのではと感じた。パターンを外せば地獄だが、見つければ3時間で70匹以上釣った人もいたそうである。パターンについては釣りの前に聞いておけばと後悔したものの、釣りながらなんとなく感じていたことがオーナーの話から全然間違いではなかった事がわかっただけでも収穫。通いなれた管釣りなら終了後すぐ帰ってしまうが、今回のように終了後に釣れない理由を確認し、次回はああしよう、こうしようという思考が最近うすれていたので、今日は良い刺激となった。




■釣行データ■
釣行時間 14:35〜16:35
天気 曇り
気温 15℃
水の色 濁り
風向き 南西・弱い
水温 11℃(オーナーより)


■使用タックル■
ロッド ティファ
T−560UL
リール シマノ
アルテグラ1000S
ライン GT−Rトラウトスーパーリミテッド3LB
(dia.0.138mm)
ルアー
リグ
アルフ2.7g、1.5g
ノア1.4g、0.9g
ウィーパー0.9g
マーシャル0.9g
エリアピクシー0.9g

マイクロでなく2.5g前後で表層早巻きがキモ


■経費■
分類 内容・数量 代金(税込)
遊興費 2時間券 1600円



<back|next>