2006年2月8日(水) リアクションで       KING FISHER
■釣行プラン■
今週は遅番で昨日が年休だっため、出社前の時間を利用しキングフィッシャーへ。昨日の未明までは雪で、日中はかなり気温が高くなる予報であったが見事にハズレた。今朝は霧が出ておりそれなりに暖かくなりそう。今日は昨日0.9gのスプーンを少し購入したのでそれを使い、マスは目標30匹、イトウも狙えたら狙う。子供を幼稚園に送ったあと、釣り場へと向かう。






■概況■
週の真ん中だからか、駐車場には3台ほどしか車がない。3時間券を購入後、ストリームエリアへ向かうと先客は最下流部に1人。ベイトタックルを使用し完全にイトウ狙いのようだ。とりあえず最上流部でスプーンを使いながら、様子を見ることにする。

着いた頃にはハッチがあり、それなりに活性は高そう。早速ノア0.9gで流れ込み付近を流す。最初の1〜2匹は簡単にヒットさせたものの、後が続かない。レンジを変えてみるが、ボトムよりは表層の方が反応が良い。しかし、表層をゆっくりただ巻きしてもチェイスのみでなかなかバイトしない。そこで、時々ハンドルを半回転ぐらい速く巻き、ブルッをスプーンを動かすと反応が良いことに気付く。その釣り方でどうにか釣れるようになり、さらに対岸や流れ出しにできる日陰を狙うことで、より効率的にヒットに持ち込めるようになった。

それでもバイトはけして大きくなく、うまくフッキングさせるにはコツがいる。ルアーをチェイスして口をパクパクしているのが見えてもまったくラインに出ない時があるのだ。そんな時は魚が口を開け白く見えたらリールを早巻きし、フッキングさせる。もしミスっても、それが誘いとなり、さらにバイトを誘発できる。また、バイトしているのがわからずに、早巻きの誘いをしたらフッキングしたいうケースもあった。釣りをして気付いたのだが、これらはスプーンが軽いために起こる現象のようである。軽量になるほどフライの感覚に近くなるようで、こちらから積極的に掛けていかねばならず、それが難しいのだが面白い。

イトウの方はというと、11時過ぎぐらいから先客に挨拶してすこしミノーを投げさせてもらった。いつものフラッシュミノーでトゥイッチするもののチェイスなし。しかし、今日はイトウが移動しているので、ひょっとすると釣れるかもと期待をもつ。

先客は月曜日にイトウを釣った方のようで、その時はミノーでボトムをゴリゴリ引いたとHPに載っていたことを思い出した。まねをしてロングリップのミノーでゴリゴリボトムを引いていると何投目かにゴゴッという感触を感じ、ラインがビューンと動いた。イトウのようだが、どうやら尾びれにスレ掛りしたらしい。しばらく泳がせ、流れ込みで立ち往生しているところをその方にすくってもらった。ネットインと同時にフックが外れたので、イトウにはお帰りいただいた。

その際に、その方にイトウをどんな感じで釣ったかをいろいろ聞いた。バラしてもまだチャンスがあるということなのでキャストを再開するも、イワナ2匹を追加しただけ。お昼間際となり、マスの方はまだ30匹には10匹ほど足りなかったので、イトウを見切ってポンドへ行くことにした。


 本日11時50分ごろの釣り場の様子。













ポンドにはなんと先客ゼロ。時間もないので、インレットに入る。ノア0.9gで表層を流すが、魚はウジャウジャいるのにヒット率はイマイチ。クイ周りに狙いを絞り、表層付近を早巻きするとどこからともなくスーッと出てきてルアーをパクッ。そのパターンではほとんどがバスだが、とにかく30匹を越えるのが目標なのでその釣り方を通す。そしてどうにか30匹を越え、35匹目にマスがヒットしたところでタイムオーバーとなったため終了とした。


 インレット周辺。水の落ちるあたりはなぜかヒットせず、クイまわりでどうにか釣れた。クイ周りには黒く見えるほど魚がびっしり集まっていた。











 今日は合計35匹でした。

















■ポイント&メソッド■
今日のキモはリアクション。ストリームエリアではボトムから水面に向かって行く動きが特に有効だった。ただ巻きだけではなかなかバイトしないので、着水直後と何秒かに一度はアクションを入れることで、ヒット数を上げた。

ポンドは時間が短すぎてパターンは見つけられなかったが、クイから飛び出すパターン以外はパッとしなかった。魚は表層付近にいるが、なぜかヒットしない。もっと大きいスプーンで水を動かせば良かったかも。






■反省と今後■
予報よりは気温が上がらなかったものの手袋をせずに釣りができ、いつもの格好では汗ばむぐらいの陽気だったためかストリームエリアでは活性が高くそこそこ釣れた。他に客もおらずこまめに移動できたことも数釣りができた要因か。イトウは今日もスレのみ。帰るころに聞いた話では、先客がまたイトウをヒットさせたらしい。ヒットルアーはなんと、バイブレーション。そんな選択肢自分にはない。やっぱり、釣り人はなにか違う。イトウはじっくり腰をすえて狙わないとヒットは厳しいか。今度はベイトを用意し、全然ちがうルアーを投げてみようかと思っている。




■釣行データ■
釣行時間 9:50〜12:50
天気 晴れ
気温 2〜6℃
水の色 普通
風向き 西・微風
水温 8℃


■使用タックル■
ロッド ティムコ
TT68SUL−2
ダイワ
HL−X 602MLFS−S
リール シマノ
ツインパワー1000MgS
シマノ
センシライトMg1500
ライン サンライン
トラウティストエリア2.5LB
(dia.0.138mm)
呉羽リバージR18 5LB
ルアー
リグ
ノア0.9g
ウィーパー0.9g
クリスタル1g
フラッシュミノー80SP
    〃    TR.65SP
SH−50SP


■経費■
分類 内容・数量 代金(税込)
遊興費 3時間券 2000円



<back|next>