2004年8月9日(月) やっぱリアクション

前日、釣り友Sさんから情報が入り、早朝の涸沼の様子を見に行くことにした。遅番のために、8時までに帰宅する事で妻から了解をもらい、2時半に出発。4時前に釣り場到着。

最近は、週末は混雑している涸沼であるが、さすがに平日なので釣り人はいないだろうと思っていた。しかし、先行者1人。でも、まあ1人なら、ポイント確保に問題はない。慌てずに準備をし、ポイントへ向かう。

昨晩は子供が早く寝てくれたので、準備も万端、戦略もじっくり練る事ができた。先行者もどこにいるか、だいたい見当がついており、実際そこにいたので、一安心。ポイントでは、既に大ボイル大会が始まっており、丁度時合という感じ。本命ではないが、ボイルの激しいポイントに、まずはルアーをキャストしてみる。

まずはグース125で、ボイル周辺をざっと探る。ルアーサイズが合わないのか、まったくバイトしてこないので、チューンドK−TEN、エンゼルキッスなどの実績ルアーでトロトロ引きしてみたが、やはり反応なし。地形的に、いかにも誰もがキャストするだろうという場所であったため、スレていると判断し、本命ポイントへ移動する。

本命ポイントでも、ボイルは起きていた。ルアーをキャストしながら観察していると、ほぼ定位置でボイルが起きている場所がある。そこへ、ルアーをワンダー80にチェンジして、トゥイッチしながら通過させる。すると、数投目に見事にヒット。


サイズは50センチほどのフッコ。やや痩せ気味であるが、良く引いた。ヒットタイムは4時35分。












その5分後。頻繁にボイルのある場所へ同じくワンダーをキャストすると、着水と同時にヒット。これは、45センチぐらいのフッコ。この場所では、さらに激しくボイルがあるので、他に魚が居るはずと、集中してキャストする。

すると、また手元に「ゴッ」という感触が。ルアーの方を見ると、水面が盛り上がり、ルアーを食いそびれた様子。掛かってないならまだ来るはずと、しつこくキャストしていると、ついにヒット。エラ洗いの感じから、50センチぐらいだと思っていたが、やたらと引く。そして、足元まで来た所でフックアウト。まあ、サイズは確認したので、とりあえず良しとしましょう。

5時をまわり、さすがにスレてきたのか、ワンダーではバイトがなくなる。今までのヒットの様子から、リアクションでバイトがあるようなので、ソニックブレードで表層を早引きしてみる。すると、その1投目からバイトがあった。残念ながら、グッと重くなった直後に軽くなる。このルアー、バイトが多いが、バラシも多い。フックに問題ありか。それとも、腕か。

さらに場所を移動し、ワンダーをキャスト。1匹だけ、水面まで飛び出してきた魚がいたが、ヒットには至らず。5時40分まで、場所とルアーをこまめに変えながら粘るものの、ボイルも遥か沖の方起きるだけで、ルアーの届く範囲でのヒットはまずないだろうと判断。午後の仕事のことを考え、終了とした。

サイズはアベレージサイズだが、2本キャッチできたので、まあ、良しとしよう。パターン的にはワンダーのトゥイッチで、前回の涸沼釣行と同じ。このルアー、トゥイッチの動きがあまり良く見えないが、なぜかこの時間には効く。たまに水面から飛び出す感じが、ベイトの逃げる様子に似てなくもない。ちなみに、先行者の薄暗い時間でのリトリーブは、早巻き。ルアーは確認してないが、暗くても、ゆっくり巻くことはないようだ。この辺は、またの機会に検証することにして、しばらく早朝に釣りに関しては、ワンダー頼みになりそうだ。




■釣行データ■
釣行時間 4:00〜5:40
天気 晴れ
気温 22〜24℃
水の色 普通
風向き ほぼ無風


■使用タックル■
ロッド スミス
MT−86
リール シマノ
ツインパワー3000
ライン ファイヤーライン16LB
+リーダー25LB
ルアー
リグ
ワンダー80
ソニックブレード
K−TEN
グース115他


■経費■
分類 内容・数量 代金(税込)
食費 飲み物(2)、おにぎり 550円
燃料費 リッター当たり10.5キロ、110円として
走行距離約171キロ
1791円
合計   2341円



<back|next>