2004年8月1日() ライトリグ炸裂

今週は、台風10号のせいで海は大荒れ。よって、釣り場は河川に絞られるが、今日は大潮なので、先週のようなハズシはないだろうと、久慈川河口へ向かう。10時半がソコリのため、それに合わせて出発すれば良いのだが、水位の高い時に狙いたい場所があったので、3時半には出発。4時50分頃に現場到着。

6月頃と比べれば、日の出の時間が遅くなったとはいえ、既に周りは明るく、水位も予想していたよりは、下がってしまっていた。一応、狙いたい場所へ適当にルアーを選びキャストしたが、何の反応も得られず。少し移動し、岬状の先端に陣取る。

表層から、ボトムまで、まんべんなく探りを入れる。水面に、波紋が多数見られるが、表層での反応もないし、ボトムでの反応もない。ここの場合、流心近くは特に変化は感じられず、出るなら足もとのカケアガリだろうと踏んでいたので、カケアガリ周辺に狙いを変更し、しつこくルアーをチェンジしながら探る。

マールアミーゴに変えてリフト&フォールを繰り返していると、カケアガリを越えたあたりでゴンと来た。引きからして小さいとわかったので、強引に取りこむ。

上がってきたのは、25センチほどのセイゴ。このサイズでも、9センチのルアーにアタックしてくるとは。恐るべし。ヒットタイムは6時25分。






その後、1匹目のヒット場所とほぼ同じ場所でバイトがあったが、乗らず。後に続々とジェットスキー軍団が迫ってきたので、ここはひとまず退散する。

橋下の日陰にて少し仮眠を取り、対岸へ移動。時間は、8時を少しまわったところ。先々週と同じ場所へ入る。先行者が1人。前に雑談を交わしたおじさんであった。「今日はどうですか?」と聞くと、「小さいのが1匹」との返事。台風10号による雨で増水し、地形が若干変わった事や、今日は朝から農薬散布のため、若干渋くなるのでは?との予想であった。挨拶のあと、おじさんの下流側に入る。

最初は、ライトリグで対応。ルアーはベビーミノー45S。渋いのならと、リーダー無しで直結し、トゥイッチしまくる。すると、予想に反して、開始間もなくセイゴがヒット。しかし、すぐバレた。そして、その後すぐニゴイが2本続いた。これは、ひょっとするかもしれないと、リーダーを結び、万全を喫す。

魚をスレさせてはいけないと、下流から上流へと、まめに移動を繰り返す。ルアーをピックアップ寸前まで注視していると、小さい小魚がルアーにじゃれついてくるのが見える。正体が気になっていたが、すぐにわかった。

その正体は、マメセイゴである。手の平に乗るサイズであるので、15センチぐらいか。観察していると、ものすごいスピードで、ルアーに突進してくる。5センチ程度のミノーであれば、このサイズもターゲットになってしまうようだ。少し気の毒。


しばらくマメセイゴの猛攻を受けたが、場所を移動することで、猛攻を避けることが出来た。




そして、今日の魚のなかでは、ようやくまともなサイズが出た。とはいえ、25センチ程度であるが。ヒットタイムは9時ジャスト。










今日の場合、セイゴに混じり、ニゴイが良くヒットする。画像には収めてないが、良型は50センチぐらいある。ただ巻きでのヒットは自分にも経験はあるが、今日のヒットは全てトゥイッチ。それも、しっかり口にフッキングしているのだ。こんな経験ははじめてである。

9時半近くになり、バイトが少なくなる。と、同時に風がなくなってきた。これ以上のヒットは望めないかと思い、河口でのノーマルタックルである、8.6フィートにチェンジ。上流にある、テトラ帯を攻めた。際を狙ってヴィクセンでトゥイッチしたり、ジグヘッドでリフト&フォールするが、反応はなく、おまけにジグヘッドをロストしてしまう。テトラ攻めは諦め、また、さっきの場所へ戻る。

戻ってからは、ライトリグでは届かなかった、沖の流れを探ってみた。ルアーは、小さめのサイズで、やや深めのレンジを探るため、ソルティーアイルDR70をチョイス。これまた、トゥイッチをビシバシしまくる。

すると、狙いが的中したのか、すぐにセイゴクラスがヒット。これはバレたが、その後すぐに、ようやくまともな、40センチクラスのセイゴがヒット。足元まで寄せ、強引に取りこもうとしたがバラす。時間は潮止まり直前の10時20分。ラストチャンスと思い、すぐにキャストを続けるが、その後ヒットするのは、なぜかニゴイばかり。10時半を過ぎて、時合が過ぎたのか、バイトがなくなる。家から携帯に連絡が入った事もあり、これにて終了とした。

今日は、かなりのヒット数であったが、セイゴはマメが多く、ニゴイが多く混じった。しかし、トゥイッチでニゴイが釣れたりと、はじめての体験もあり、そこそこ楽しめた。それにしても、ライトリグの威力は凄い。根こそぎという感じである。今までまったく興味がなく、キャストした事もない5センチサイズのミノーであるが、侮れないのである。









■釣行データ■
釣行時間 5:00〜10:30
天気 晴れ
気温 23〜28℃
水の色 笹濁り
風向き 南より・やや強い


■使用タックル■
     ライトリグ ノーマル
ロッド ジャクソン
SR6F−702
スミス
MT−86
リール シマノ
センシライトMg1500
シマノ
ツインパワー3000
ライン 呉羽リバージR18 5LB
+リーダーフロロ2.5号
ファイヤーライン16LB
+リーダーフロロ2.5号
ルアー
リグ
ベビーミノー45S マールアミーゴ
ヴィクセン90F
ソルティーアイルDR70


■経費■
分類 内容・数量 代金(税込)
食費 おむすび(2)、飲み物(2) 他 613円
燃料費 リッター当たり10.5キロ、110円として
走行距離133キロ
1393円
合計   2006円



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