2003年7月22日(火) サイズと波動

昨日までの釣果に納得いかず、今日も出撃。とはいえ午後から仕事なので、モーニングバイトを狙って涸沼へ。先週末とりあえず2匹キャッチする事が出来たので、その時思った事をいろいろ試してみるつもり。ちょっと辛いけど、2時半に家を出た。

4時過ぎに釣り場着。雲っているが、もうライト無しでも周りが見えるようになっている。風は北東だが、あまり冷たくない。ポイントに立ち流れを見ると、順流でゆっくり流れている。遠くではボイルも始まっている。もうすぐ目の前でも始まるはず。今日はまず、意表をついてポップRからキャスト開始。

釣り方が流れの関係でダウンクロスになる。キャスト後2〜3回チョンチョンとやって、後はダラッ〜と巻くの繰り返し。しかし、これには反応せず。他に、トップ系でスリックポップや、シュガーミノーのリップの折れたものなどで試すが、バイトは無かった。

4時半を過ぎた頃から、ボイルが激しくなる。そろそろか?と思った矢先、アクシデント発生。目の前に立つクイを漁師さんが抜き始めたのだ。ウナギの仕掛けらしいのだが、ちょうどボイル真っ只中に入ってくるものだから、ボイルも沈静化してしまった。漁師さんの漁場なので仕方ないが、いちばんヒットの高い時間に集中が切れてしまった。

漁師さんが去った後、戻ってキャストするが、ボイルが若干残っているものの、何を投げても反応しない。今日はもはやこれまでか?開始から1時間経ち、周りもかなり明るくなってきたので、そろそろ諦めようかとも思っていた。

もうただ巻きには反応しないだろうと、X−80でジャーク開始。ボイル打ちというよりも、実績の高い場所を集中して通した。そして5時半過ぎ、2回ジャーク後のただ巻き開始直後に「ガツン」とヒット。サイズが小さいのでブッコ抜く。メジャーを当てると40弱のセイゴだった。これでなんとか、ボーズは免れた。







今日のパターンはこれなのか?ヒットパターンをいろんな場所で試す。しかし、他ではウンともスンとも反応がない。本流側で時々ボイルがあるので、ワンダー80をロングキャストして狙うが、これも反応なし。状況をよく観察すると、ボイルは起きないまでも、水面を逃げるベイトは確認できるので、まだかすかに期待は出来そう。何か反応するルアーがきっとあるはず。それを見つけるために、もっているルアーを使いきるつもりで、ルアーチェンジをまめにした。

そして、6時10分。もういい加減止めようと諦めかけたとき、ひとつだけ使い忘れてるルアーがあったことに気付いた。それは、バス用のソリッドバイブレーション「ソニックブレード」だ。ラトル入りのバイブはもう投げていたが、これはシルエットも薄いし、ベイトにマッチしているように思えた。時間も時間だし、これを投げて釣れないなら諦めようと思っていた。水面直下を意識し、特に早く巻くわけでもなく、ミディアムに巻いてくる。

結果はすぐに出た。数投目に「ガツン」と来た。引きから1匹目よりはデカイとわかったので、慎重に寄せる。フックがシングルで、根掛かり防止に腹1ヶ所にしか付けてないので、とにかくエラ洗いさせないようにした。しばしの格闘後、観念して寄ってきた所をランディング。サイズは55センチ。なんとかまともなサイズをキャッチできた。







その1匹で満足なのだが、欲が出てしまい他もちょっとだけキャストしてみた。しかし、こちらは反応なし。これ以上粘ると、交通渋滞で帰りが遅くなるので、6時20分、終了とした。

とまあ、今日もなんとか2匹キャッチ。結果的にはリアクションで食ったと思う。ただ巻きにはいっさい反応なし。去年絶好調のK−TENにもである。どうも、ベイトのサイズと、つい食べたくなる「波動」があるように思える。次回は、この波動について、他のルアーでいろいろ検証してみたい。



■釣行データ■
釣行時間 4:10〜6:20
天気 曇り
気温 19℃
水の色 笹濁り
風向き 北東・弱い


■使用タックル■
ロッド スミス
MT−86
リール シマノ
ツインパワー3000
ライン ファイヤーライン16LB
+リーダーフロロ2号
ルアー
リグ
チューンドK−TEN9/11
メケメケ90F
ワンダー80
X−80
X−70
ザ・ファースト
ソニックブレード
ウォーターソニック
ラトリンラップ
ボーマー5センチ
ポップR
スリックポップ


■経費■
分類 内容・数量 代金(税込)
食費 おむすび(1)、お茶(1)、お菓子(1) 360円
燃料費 リッター当たり10.5キロ、100円として
走行距離約185キロ
1850円
合計   2210円



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