| ２００３年７月１３日（日） かろうじて２匹
前回の釣行でいい感じだった涸沼へ今日も釣行。天気予報は朝から雨、気温も低めなので、釣りには絶好の日。前回同様、ボイルが起きてくれる事を祈り、２時過ぎに家を出た。 途中ところどころ雨で路面が濡れていたが、現場は曇り。風は北東で強く、向かい風になり釣りづらい。薄暗い中準備をしポイントへ。タイドグラフでは満潮後の下げで、水位は高い。流れはなんとなく逆流しているようだ。なんとなくザ・ファーストをチョイスし、キャスト。キャスト方向と回収時のずれから、ゆっくり逆流しているのを確認する。 濁っているせいでベイトの様子がわかりずらいが、ルアーに驚いて逃げるのを見ると、溜まってはいるようだ。やや明るくなってきたので水面を観察すると、所々モヤッとする場所があり、何かに追われている感じはする。ボイルが始まるにはまだ時間があるので、いろいろ考え事をしながら四方八方にキャストする。 ４時１０分を過ぎた頃、空がにぎやかになったと思ったら、鳥が群れになり海方向へ飛んでいく。そういえば、前回も似たような状況があってからボイルが始まったが、今日はまだ起きる気配がない。とりあえずルアーを換えようとメケメケをチョイス。ボイルが起きそうな場所めがけキャストする。 換えてからあまりたたないうちに、着水直後に何かヒット。細長く見えたので、ニゴイか何かだろうと思っていたが、手前でエラ洗い。セイゴクラスのようだが、涸沼の今年の初物なので、慎重に寄せる。  手前にゴミが多く、取りこみに苦労したが、なんとかキャッチ成功。一応メジャーをあてると５０センチあった。小さく見えたが、とりあえずフッコサイズでホッとした。ヒットタイムは４時３０分。写真を撮っている最中、あちこちでボイルが始まった。待ってましたとばかりにルアーをキャストしまくる。まずは去年実績のあるＫ−ＴＥＮをキャスト。ただ巻き、軽いジャークに反応がないので、前回の反省から用意しておいた７センチサイズのＸ-７０をキャスト。ボイルめがけでキャストし、ジャークしながら回収するが、これにも反応なし。その後のただ巻きしたり、ワンダー８０に換えても反応なく、何か良い手はないものかと考える。 しばらく考えた後、昔ＣＳで見た秋田運河でシーバッシングで、バイブレーションの早巻きをしていたのを思い出した。ちょうどケースにスポットのＣ２５があったので、それをラインに結びキャスト。表層よりやや下の層を水面から飛び出ないギリギリのスピードで早巻きする。 広範囲にキャストしていると、頻繁にボイルが起こるあたりを通過したとき「ゴンッ」とバイト。あ〜、バイブレーションでバスがヒットした時もこんな感じだったな〜、などと思い出しながらアワセを入れる。近くでのヒットなので、慌てずに寄せる。手前の葦への突っ込みをかわしながら、左手でガッチリとランディング。  １匹目とほぼ同サイズの５２センチ。写真では外れているが、ガッチリ腹のフックを食っていた。そういえば、バイブレーションでフッコを釣ったのはこれが初めて。以前にも投げたことはあったが、バイトすらなかった。何がちがうのか？ヒットタイムは４時４５分。２匹目以降バイトは遠のき、ボイルも徐々に沈静化。５時を過ぎると、ほとんどなくなった。駄目もとでワームに換えて粘るが、反応はない。すると、「おはようごさいます」とＳさん登場。別の場所でやっていたらしいが、ボイルが全く無く、バイトも無しとの事であった。しばしの雑談後、Ｓさんに場所を譲り、もう１ヶ所様子を見に行く。 移動先には、エサ釣り師が少々いる他は、ルアーマンの姿は無し。ベイトはウジャウジャいて、時折モワッと水面が盛り上がるが、ボイルというほどの激しさでは無い。めぼしい場所を１往復、フラッシュミノーやＸ−８０、バイブレーションなどをキャストしてみたが、反応は無かった。７時の合図とともに、釣り場を後にする。 今日はとりあえず２匹釣る事が出来た。１匹目の着水直後のヒット、２匹目の早巻きでのヒットを考えると、リアクションでのヒットと断定できる。去年はダラ〜っとただ巻きのヒットが多かったので意外といば意外。しかし、去年は１０月以降の釣りだったので、季節も違うし、水温、ベイトの大きさ、いろいろ条件が違うわけで、今はこれが正解に近いのかも。前回のバイトもジャーク後だったので、今後しばらくはリアクション狙いで釣りを展開しようと思う。ボイル時間も短いことだし、短気集中の方が良い結果が出るだろう。 ■釣行データ■
■使用タックル■
■経費■
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