2003年3月8日(土) もうひと踏ん張り
今日はBIGROCKへ。前日朝から夜まで降った雨の影響で水位と濁り、水温が心配であるが、とりあえず午後から釣りが出来るように11時半に出発。 雨の日の翌日は風が吹く。今日もその例にもれず強風である。その天候が幸いしてか、今期BIGROCKに来たなかでは、いちばん客が少なかった。上の池は数人の客しかいないので、あまりやった事はないがここの南岸でで釣る事に。水の色は濁り、風は東よりの強風。まずは丸湖で様子を見る。 水面でもライズが若干あるが、多分中層以下が棚だろうと読み、カウントダウンで底に着いてからリトリーブを開始する。まだ釣り場が荒れてないからだろうか、数キャスト目にはなんなくヒットした。その後順調に4匹キャッチ。すべてニジ。 この調子なら、魚の活性は悪くはない。そうなるといろんな釣りが試したくなる。しかし、釣れるときに釣っておかないと、数が稼げない。とりあえず10匹釣るまではスプーンの釣りを続行する。そして5匹目を釣った時だった。まあまあのサイズだったので、慎重にあしらってフックを外そうと寄せた時、なんとラインブレイク!連続ヒット中で、しかも通販で買った丸個がニジに持っていかれてしまった。ショック・・・この後、コンデックスに換えてみたが、まったくバイト無し。ゲーターでワンバイト。が、岩に根掛かって外せなくなる。客が少なかったので、ロッドを高く上げたまま対岸まで行って外す。 外しに行ったついでに、その位置でキャストしてみる。ゲーターで反応が薄いので、ディックナイトで浮かせないように超デッドスロー。これが大当たり。ワンキャストワンフィッシュ状態でとりあえず10匹は確保。開始後1時間ちょっとで釣る事ができた。 その後1時間ぐらいはミノー、ジギングを試した。ミノーはツインクルなど浮上する時にバイトがあるが、しつこくキャストすると、すぐスレた。ジギングは一度スレでイワナが釣れたものの、あとは場所を移動してもまったく反応無し。これは、濁りのせいもあると思う。その後午後の放流が始まり、スプーンの釣りを再開したが、いまいちヒットしない。というか、ミノーとジギングの事が頭から離れず、集中出来ずにいた。状況が変わるか思い、下の池に移動することに。 北側のロックフォール下でジギングをするが、チェイスはあるもののヒットせず。ミノーもいまいち反応が悪い。前回ここでジギングでいい釣りが出来た場所へ移動し前回と同じハルコでジギング。濁りで反応が見えないものの、ここでは2匹ヒットさせる事ができた。魚はいることがわかったので、2ポンドタックルも同様にアトミック1gでボトムをチョンチョンとやると、こっちにもちゃんとヒットした。 その後、ミノーでイワナが岸ギリギリでヒット。ミノーは沖でヒットしなかった。カケアガリか岩ギリギリにトレースしないとヒットは望めないようである。一通り探ったあと、スプーンでボトムギリギリを引くが、こっちは全然駄目である。ルアーは駄目だが、インジケーターをつけたフライマンは順調にヒットさせている。この違いは「動くスピード」の違いであろう。つまり、ルアーを追ってまで魚はバイトしないと思われた。こういう時は、フライには勝てない。 南岸のロックフォール下の客が帰ったので、そこに入ろうと移動したが、先に違う客に入られた。横目で見ていると、トゥイッチでヒットさせてるではないか。自分がそこに入っていればと思うと、残念でしかたがない。そのやや下流でミノーを投げても一度チェイスがあったものの反応は薄かった。 もう一度、対岸のロックフォール下へ。サニーサイドスプーンで流れを狙うと、1投目でヒット。連続ヒットを狙うもここでアクシデント。東風により、ラインが流れ水車に絡まってしまった。そのためラインブレイク、ルアーもさようなら。なんとした事か。 そうこうしてるうちに、残り時間30分になってしまった。前半あれだけ順調であった釣果も後半は伸びずに、まだ20匹釣れないでいた。なんとか20匹は釣りたい。上の池に移動し、ディックナイトで連続ヒットを狙う。 滝の下に陣取り、デッドスローを繰り返す。バイトはある、魚はいる。でも、なかなかヒットしない。ヒットしたとしても、ロッドを立ててフッキングしようとすると、すぐバレる。もう、イライラしっぱなしであったが、バイトがあってもほっておくと、これが上手くフッキングできた。その後、17時の終了時間までに、なんとか20匹達成。スタッフの後片付けが始ったのを見て、釣りを終了した。 今日は、前半は完璧に30匹ペースだったが、途中いろいろ浮気をしたために、20匹釣るのがやっとだった。原因はひとつ、ジギングやミノーの釣りを意地になってやってしまったからだ。見切るタイミングはあった。ミノーを数種類投げ、反応が無かった時点でやめれば良かったのだ。前に、ジギングで自分だけいい釣りが出来た時の記憶を引きずっしまった。その時は水の色はクリアー、今日は濁り。状況が違うのは、冷静に判断すればわかる事なのに。それと、他人の釣果を気にしすぎるところもある。自分の釣りを自信をもって出来るようにならないといかんな。まだまだ未熟ですなぁ。 ■釣行データ■
■使用タックル■
■経費■
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