Abracadabra In Osaka / Soft Works

"Abracadabra In Osaka"
Soft Works

Abracadabra In Osaka / Soft Works
(C)2020 Inter Art Committees, Inc. IACD10465/466

Disc 1
01. Seven Formerly
02. Alphrazallan
03. Elsewhere
04. Baker's Treat
05. Calyx
06. Kings & Queens

Disc 2
01. Abracadabra
02. Madame Vintage Suite
03. Has Riff
04. First Traned
05. Facelift

Elton Dean- - -saxello,alto sax,piano
Allan Holdsworth- - -guitar
Hugh Hopper- - -bass
John Marshall- - -drums

ブリティッシュ・ジャズ・ロックのバンド、ソフト・ワークス(Soft Works)のCD2枚組ライブ・アルバム「ライヴ・イン・ジャパン2003(Abracadabra In Osaka)」です。 アルバム・ジャケット(このCDアルバムは紙ジャケット仕様)が、なんかあの奇麗で情感あふれる歌で有名な村下孝蔵あたりに感じますが、演奏場所が2003年8月11日大阪市の大阪なんばHatchだからでしょう。
なおアルバムの解説によりますと、このアルバムのジャケットはドイツ人のデザイナーが製作したものらしいです。
村下孝蔵と言えば「初恋」などが有名ですが、♪・・・、放課後の校庭を走る君がいた、遠くで僕はいつも君を探してた、浅い夢だから胸を離れない・・・、いや〜いい歌詞、いい歌ですなあ。(^o^;)/
ところで、ソフト・ワークスはあの有名なソフト・マシーン(Soft Machine)のバンド在籍者の4人による演奏で、命名権とか著作権などでソフト・マシーンと名乗れずにつけたバンド名らしいです。
このライブでは、あの超絶早引きギターのアラン・ホールズワースが参加していて、素晴らしいプレイを繰り広げられていますが、よく聞くとこれはジャズ・ロックと言うよりジャズのコンサートになっています。
他にはサックスのエルトン・ディーン、ベース・ギターのヒュー・ホッパー、ドラムスのジョン・マーシャルとなっているようです。
ソフト・ワークスはその後、参加メンバーを少し変えてThe Soft Machine Legacyとしてアルバムを発表しています。
多分2000年代の録音ですからプロ用のデジタル録音でしょうか、このアルバムの音質は素晴らしいです。 その後2006年にエルトン・ディーン(1945年生まれ)、2009年にヒュー・ホッパー(1945年生まれ)、2017年にアラン・ホールズワース(1946年生まれ)が残念ながら亡くなっているようです。

各曲の日本語タイトルと作曲者は以下のようになってます。
ディスク1
01. セヴン・フォーマリィ 作曲・エルトン・ディーン
02. アルフラザラン 作曲・アラン・ホールズワース
03. エルスホエア 作曲・ヒュー・ホッパー
04. ベイカーズ・トリート 作曲・エルトン・ディーン
05. ケリックス 作曲・フィル・ミラー(Phil Miller)
06. キングス&クイーンズ 作曲・ヒュー・ホッパー
ディスク2
01. アブラカダブラ 作曲・ヒュー・ホッパー
02. マダム・ヴィンテージ・スイート 作曲・アラン・ホールズワース、ジョン・マーシャル
03. ハズ・リフ 作曲・エルトン・ディーン、マイク・ラトリッジ(Mike Ratledge)
04. ファースト・トレーン 作曲・ヒュー・ホッパー
05. フェイスリフト 作曲・ヒュー・ホッパー

このCDアルバムのトータル・タイムはディスク1が53分45秒、ディスク2が51分46秒となっています。

Abracadabra In Osaka / Soft Works
左上エルトン・ディーン、右上アラン・ホールズワース、左下ヒュー・ホッパー、右下ジョン・マーシャルでしょう。(このアルバムから)

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