ゴールデン☆ベスト / ベッツイ＆クリス

１９７０年代前半に活躍したアメリカ出身の女性フォーク・デュオ、ベッツイ＆クリス（Betsy & Chris）のベスト盤「ゴールデン☆ベスト」です。 インターネットによると、ベッツイ＆クリスは、ハワイ出身で１９５２年生まれのベッツイ（エリザベス・ヴァージニア・ワーグナー）と、アメリカ・アイダホ州出身で、同じ１９５２年生まれのクリス（クリスティーン・ロルセス）の二人のようです。 １９６９年１０月に１曲目の「白い色は恋人の色」（作詞・北山修、作曲・加藤和彦）でデビューしていますが、これが素晴らしい名曲でヒットしています。 その後、「花のように」（１９７０年）、「夏よおまえは」（１９７０年）、「美しいものたちよ」（１９７０年）等のヒット曲があるようです。 その後、１９７３年には活動を停止して本国へ帰っているようです。 ベッツイ＆クリスはハーモニーが綺麗ですが、このアルバムでは日本でのシングル曲の外に、「風に吹かれて」などのアメリカのフォーク・ソング（英語で歌唱）などを収録しているのが特徴的でしょう。 ５曲目「恋よさようなら」はディオンヌ・ワーウィック、６曲目「傷心のジェット」（悲しみのジェットプレーン）はジョン・デンバー、１３曲目の「うわさの男」はニルソン、１４曲目の「サウンド・オブ・サイレンス」はサイモン＆ガーファンクル、１５曲目の「５００マイル」はピーター・ポール＆マリーやブラザース・フォワなど、１６曲目「風に吹かれて」はボブ・ディラン、１７曲目「ドンナ・ドンナ」はジョーン・バエズ、１８曲目「虹と共に消えた恋」はピーター・ポール＆マリー、１９曲目「花はどこへ行った」はピーター・ポール＆マリーやキングストン・トリオなどとなっています。 なお、このアルバムのトータル･タイムは、５３分２２秒となっています。