English Rose / Fleetwood Mac

フリートウッド・マックのブルース・ロック時代の代表作で、１９６９年発表の「英吉利の薔薇（English Rose）」ですが、"Blu-spec CD"仕様です。 他のメーカーの"SHM-CD"仕様に対抗したのか、ソニーのブルーレイ(Blu-ray)をイメージしたような音楽CDですが、普通のCDと全く同じようにCDプレーヤーやCDラジカセなどで聞くことが可能です。 また、オリジナル盤（LPレコードや今までの普通のCD仕様盤）と曲目や曲順は同じです。 本作品は、日本ではフリートウッド・マックのアルバムとしては第１作、アメリカでは第２作目となっているようです。 １曲目「Stop Messin' Round」、６曲目「Love That Burns」、７曲目「Black Magic Woman」、１２曲目「Albatross」がピーター・グリーン（とC.G.アダムス）の作品、５曲目「Evenin' Boogie」、８曲目「I've Lost My Baby」がジェレミー・スペンサーの作品、２曲目「Jigsaw Puzzle Blues」、４曲目「Something Inside Of Me」、９曲目「One Sunny Day」、１０曲目「Without You」がダニー・カーワンの作品で、その他は他人の作品（エルモア・ジェームスなど）でしょう。 やはり、サンタナにカバーされて大ヒットした「Black Magic Woman」とインストルメンタルのナンバー「Albatross」が、後世に残る素晴らしい演奏になっています。 このアルバムのトータル･タイムは、４０分４１秒（私が持っているオリジナルＣＤ盤は４０分１８秒）となっています。