Soft Heap

Soft Heap

Soft Heap
(P)&(C)1978,2009 ESOTERIC(輸入盤)

01. Circle Line
02. A.W.O.L.
03. Petit 3's
04. Terra Nova
05. Fara
06. Short Hand

Elton Dean- - -sax
Alan Gowen- - -piano,synthesizers
Hugh Hopper- - -bass
Pip Pyle- - -drums
with
Radu Malfatti- - -trombone 05
Marc Charig- - -trumpet 05

ソフト・マシーンに在籍していた、エルトン・ディーンとヒュー・ホッパーに、ナショナル・ヘルス(National Health)のアラン・ガウエン、元ハットフィールド&ノース(Hatfield And The North)のピップ・パイルなどにより、1979年に発表されたアルバム「Soft Heap」です。 演奏内容はソフト・マシーンのようなジャズ・ロックですが、どちらかと言うとジャズの演奏になっています。 なおインターネットで調べると、このバンド名は4人のメンバーの頭文字を取って"H-E-A-P"としたようです。 Soft Heapのスタジオ製作のアルバムはこれだけのようですが、1978年でのライブを収録した「Al Dente」、1995年に発掘物CDとして「A Veritable Centaur」などが発表されているようです。
キーボード奏者のアラン・ゴウエンは、ギルガメッシュ(Gilgamesh)やナショナル・ヘルスでプレイしていて良質なアルバムを製作しています。 そして、ドラマーのみ違う同じ系統のジャズロックのアルバム「Soft Head」("D"はデイブ・シーン)を製作し、さらにこのアルバム「Soft Heap」を製作しています。 その後、1980年に「Two Rainbows Daily」、1981年に「Before A Word Is Said」などを製作していますが、1981年4月に白血病で亡くなっています。
1972年に、元キャラバン(Caravan)のリチャード・シンクレア(Richards Sinclair)、元デリバリー(Delivery)のピップ・パイル、元デリバリーやマッチング・モール(Matching Mole)在籍のフィル・ミラー(Phil Miller)、元エッグ(Egg)のデイヴ・スチュワート(Dave Stewart)などにより結成されたハットフィールド&ノースは1974年ごろに解散していますが、何人かのメンバーはギルガメッシュと合体して、1977年にナショナル・ヘルスとして再出発しています。

Soft Heap
ソフトヒープのメンバーと思われる写真(このアルバムから)

back