Things & Other Things / Bobby Darin

アメリカの実力派シンガー、ボビー・ダーリンのアルバム「Things & Other Things」。 インターネットの情報によると、ボビー・ダーリンは１９３６年（昭和１１年）５月生まれで、１９７３年（昭和４８年）１２月に３７歳の若さで亡くなっています。 ヒット曲は「マック・ザ・ナイフ（Mack The Knife）」が一番有名でしょう。 このアルバムでは、１１曲目の「Theme From "Come September"」（ボビー・ダーリンの作品らしい）が、私は非常に気に入っています。 この曲は「９月になれば」と言う邦題で、ビリー・ボーン楽団（Billy Vaughn Orchestra）が大ヒットさせています。 実は、この曲はボビー・ダーリンなどが出演した１９６１年の映画「９月になれば」の主題歌のようですが、ボーカルがありません。 ですので、ボビー・ダーリンのベスト盤などにはこの曲は、まず入ってないです。 むしろ映画音楽集や６０年代ヒット曲集などのオムニバス盤のＣＤアルバムに入っている事が多いようです。 本人の歌が無いために、その場合はBobby Darin & His Orchestraとされるみたいです。 なお、この映画は見てないのでストーリーは全く分かりません。 また、ビリー･ボーン楽団の「９月になれば」は、ボビー・ダーリンのアップ・テンポな演奏に比べて、その懐かしくなるようなメロディーを活かしたややスローなテンポで演奏（アップテンポの別テイクの演奏もあり）されていますが、このビリー･ボーン楽団も素晴らしい曲になっています。